香美市土佐山田町、JR土佐山田駅すぐそばにある『ビジネスホテル ダイワ』。
その中のカフェ『D-cafe(ディーカフェ)』。
土佐山田駅で列車を降りたはいいものの、お腹がペコペコ……。
1歩も動けやしない……!
こんな空腹では「龍河洞」観光はおろか、「アンパンマンミュージアム」に行くのも難しい……!
そんなときに使えるカフェ!
D-cafe……!!
すぐ近くには、アリサワ酒造さんが運営する、ランチもやっている居酒屋『文蔵』。うどんの名店『さかえ』などが存在する。
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『D-cafe』のある香美市は、アンパンマンの作者・やなせたかしさんの生まれた町でもある。
D-cafe(ディーカフェ)の店内
レトロな雰囲気の店内。テーブルクロスの上に、透明のビニールシートが被せられている。
素敵……!
「私は好きだ!この雰囲気!」
ロマンティックが、
むしろ止まっている!
ソファーが置かれたテーブル席のほかに、使われているのかわからないが、座敷も存在する『D-cafe』。
D-cafe(ディーカフェ)のメニュー
元々はサンドイッチを主体に営業されているお店とのことで、サンドイッチを食べるつもりで来ていた竜一。
しかし!
「ごはんもののメニューが魅力的……!」
サンドイッチへの執着を捨て、ごはんもの2品で攻めることと相成った。
サラダ
初手は「サラダ」。このサラダは、ごはんもの3品のセットメニューすべてに付いているらしい。
まあ!おいしそう!
年を取ると、サラダがおいしく感じられるようになるんだよ!
ねえ!お父さんたち!
そうでしょう……!
うまいんだよね……!
サラダがっ……!!
いくらでも食べられるんだよ!
このままいけば、"お爺さん"と呼ばれる年齢に達する頃には、
きっと、朝から晩までサラダを食べている!
おはようからおやすみまで、サラダ漬けだよ!
黒毛和牛100%ハンバーグセット
2品立て続けにくる、メイン!
まずは「黒毛和牛100%ハンバーグセット」!
▲ 弾丸のようなハンバーグ。ナイフで切り開けばこの状態。
ドバァー……!
あふれるっ……!!
肉汁で魅せる世界観!
住みたい……!
ハンバーグ世界の住民になりたい!
舌にゴツゴツと触る肉感!
俺の口の中で……
肉が……!
ハンバーグが……!
解放されていくっ……!!
コイツはごはんが欲しくなる……!
そうして手を伸ばしたライス……!
丸い……!
ごはんが丸い……!
どうしよう……!
ごはんが「東京ドーム」みたいになっている!
いいや、むしろ、
「東京ドーム」なのかもしれない。
入場券……!
入場券ください……!
ライス東京ドームへの入場券を……!
そのとき現れる女神様。
「竜一。どうぞ。入場券よ」
「ありがとうごぜぇますだ!」
入場券を得た……!
我はこれより行進を開始する!
入場っ!
ごはんの国へ入場だ!
ハンバーグを口に含み、白いごはんを食べおおす!
おいしい……!
日本の幸せのすべてが詰まっている!
そう言っても過言ではない……!
……さらに!
四万十鶏の竜田揚げ 特製ソースがけ
竜田の「竜」は、竜一の「竜」。
親近感、沸かざるを得ない「四万十鶏の竜田揚げ」。
レトロなデザインのテーブルクロスの上に、鉄板プレートが置かれた光景。
これが素敵……!
子どもを連れてきてください……!
「お父さんと行った、土佐山田のカフェ……」
なんて……
一生の思い出になる!
世界のお父さんよ……!
それが"ノスタルジック"というものじゃないかね!!
大抵の子どもが好きな「フライドポテト」と、大抵のヘルシー志向の塊が大好きな「ブロッコリー」が添えられた構成。
食後のコーヒーを飲み、帰ろうとしていると店のお姉さんがやってくる。
「いかがでしたか?もしよかったら感想をお聞かせいただきたいと思いまして……」
「え?」
戸惑う竜一に、店のお姉さんは言う。
「当店、ランチはずっとサンドイッチを主体に営業していたのですが、お客様の要望でこのたび"ごはんもの"をメニューに取り入れたんです」
「へぇぇ……」
「それで新メニューを初めてご注文くださったのがお客様だったもので……」
「僕が初めて?」驚く竜一に、店の女性は苦笑する。
「そうです」
皆様、覚えておいてください。
「D-cafe」で初めてごはんものを食べたのは、生姜農家の竜一さんです。
D-cafe(ディーカフェ)の所在地、営業時間、定休日、駐車場
- 所在地/高知県香美市土佐山田町東本町1丁目5-1(ディーカフェの地図)
- 営業時間/7:00〜15:00(LO.14:30) * 11時までモーニングタイム
- 定休日/無
- 駐車場/有
- ■カウンター席/無 ■テーブル席/有(ソファー) ■座敷/有