1日22時間しかしていないTwitter散見中に、圧倒的ビジュアルのパンを見かけた。
なんて大きさだ……。
ほとんどカバンじゃないか。
カバンみたいなパン。
名を「カツカリーパン」というようだ。
でも、どうせ東京の代官山かどっかの小洒落たカフェのパンだろう。
高知の農民には無縁のパンに違いない……って、
コメダ珈琲店!?
このパン、コメダ珈琲店のパンなのか?
コメダなら高知にもある。
行くしかない、コメダ珈琲店。
乗るしかない!
このビッグウェーブ!
コメダ珈琲店で、カツカリーパンを注文
カツカリーパンの価格と販売期間
価格⇒ 880円(税込)/ 920円(税込)
販売期間⇒ 2019年1月15日〜3月下旬まで
* 価格は販売店舗により異なります。
1901年創業、老舗の食品メーカー「新宿中村屋」と「コメダ珈琲店」が共同開発したメニュー。
カツカレーパンじゃなくて、カツカリーパン。
カレーじゃなくて、カリーってのがいいなぁ。
なんだか"ハイカラ"って感じがする。
卓上に置かれたボタンを押して、店員さんを呼ぶ。
「ご注文お決まりですか?」
「カツカリーパンを……」
メニューを見せながら、そう言うと女性店員さんは微笑む。
「結構辛いですけど、大丈夫ですか?」
辛いっ……!?
わざわざ確認しなきゃいけないほど辛いのか?
恐い……。
どれほど辛いんだろう。
で、でも、まさか「蒙古タンメン中本」ほどは辛くないよな。
戦々恐々としながら、辛いけど大丈夫かと聞く店員さんに答える。
「はい、大丈夫です。たぶん……」
「ではカツカリーパン、おひとつでよろしいですね?」
「あっ!それと"コメ黒"」
コメダ珈琲店の期間限定「カツカリーパン」は圧倒的巨大!
そのパンは、あまりに巨大で圧倒的な存在感を放っていた。
どひゃー。
こりゃあ大きい。
カツカリーパン
どう食べれば良いのか、迷ってしまうサイズ感。
手に持って、口を全開にして食べるしかないか。
パンも大きいが、トンカツも大きい。
豆腐4丁分はあるカバンみたいなパンに、ワラジみたいなカツがサンドされている。
カツカリーパンを食べる!カレーが結構辛い
厚っ……。
断面の高さは、6センチ、7センチ、いや8センチメートルくらいあるかもしれない。
か、からい!
食べてみると、注文時に店員さんが言ったように、たしかに辛い。
カラムーチョより、カツカリーパンのほうが辛いと言い切れるくらいに辛い。
そして濃い!
カレーソースの味が濃くてスパイシー。
肉厚もすごい!
サックサクで肉厚のトンカツはジューシーで、肉汁がドバドバあふれてくる。
でも、やわらかい!
トンカツやわらかい。
豚自身の脂でトンカツが解けていく感覚。パンとキャベツが脂をサッパリさせておいて、スパイシーなカレーがドォーンと秒速でやってくる。
秒速トンカツセンチメートルだ。
とんでもないボリュームに見えるカツカリーパンだが、ムシャムシャ食べられる。
ドンドンいける。
なんだろう……。
いくらでも食べられちゃう……。
おいしい!
文句なしにおいしいカレーパン。
いやカツカリーパンだ。
パンはパサついていなくて、シットリしている。
カレーが辛いけれど、辛くて旨味が感じられないほど辛いわけではない。
食が進む辛さだ。
カツカリーパンには、コーヒーが好相性
コメ黒
コーヒーとカツカリーパンが、期待以上に合う。
カツカリーに席巻された世界を、コーヒーがリセットしてくれるようだ。
カツカリーパン880円に、コーヒー(コメ黒)を付けると1420円。
とくにカツカリーパンは、家で作ろうとしてもこのクオリティは880円で出せない。
お家で簡単には食べられない贅沢なパン。
幸せというか、なんというか、カツカリーパンを食べたらテンション上がった。