一門家(いちもんや)-高知・帯屋町に横浜家系ラーメンの新店オープン

家系ラーメン（いえけいラーメン）とは、1974年以降に登場した神奈川県横浜市発祥の豚骨醤油ベースで太いストレート麺を特徴とするラーメン、およびその店舗群である。ラーメン店「吉村家」を源流とする。(Wikipediaより引用)

新店オープンした「一門家」さんは、愛媛県にも2店舗を展開されているお店で、高知の店舗が3号店となるもようです。

※ 一門家の読み方は"いちもんや"。

横浜家系ラーメン 一門家 高知帯屋町の場所

横浜家系ラーメン 一門家 高知帯屋町(外観)

横浜家系ラーメン 一門家 高知帯屋町のメニュー

横浜家系ラーメン 一門家のメニュー

黒に、光る褐色。

メニューには、横浜家系ラーメンといえばの「豚骨醤油ラーメン」ほか、担々麺、つけ麺、家系二郎なる品もそろいます。

一門家は食券制。

家系ラーメンのお店らしく、一門家は食券制で、入口すぐそばにある券売機で食券を購入する方式になっています。

客の好みに合わせて
ラーメンを作ってくれる。

竜一

客の好みに合わせてラーメンを作ってくれるのも、家系ラーメンのお店ならではのシステムですね。

卓上には調味料が
スタンバイ。

調味料でラーメンを
自分好みにカスタマイズ可能。

竜一

これも家系ならではの仕様です。

個人の好み、その日の気分に、
いつも寄り添ってくれる。

家系は、お口の恋人。

ラーメン好きにとって、
家系は、ロッ◯より恋人。

むしろ愛人じゃ。

竜一

おすすめのカスタマイズ方法を味別に書いてくれているのが、またありがたいです。

さらに・・・
・・・さらに・・・

卓上に用意されたタマネギを、
ラーメンに入れると、

絶好調になるらしい。

その下には、危険性を匂わせる見るからに危ない書体でこう記載されている。

「当店のラーメンは中毒性がございます。ご注意ください」

中毒性……
ご注意ください……

どうやら………

生きて
帰れそうにない。

ビビりながらラーメンのカスタマイズ方法を予習していると……

ラーメンがきた。

その間、2〜3分のように感じた。

はやっ。

まるで私の注文をあらかじめ予想していた、みたいな音速の着丼だった。

「オペレーション、すご」

スゴじゃ……。

豚骨醤油ラーメン 炒飯セット(税込990円)

豚骨醤油ラーメン 炒飯セット(税込990円)

「家系はラーメン＆ライスがデフォだろ、チャーハンなんて邪道」と、自称:家系通のかたにお叱りを受けそうだが、ここはどうかお許しいただきたい。

こちとらにも、自称:チャーハン評論家としての意地がある。

「どうせ生きて帰れねぇんだ……チャーハンもやっとかないで逝けるかね……」

豚骨醤油ラーメン

海苔、ホウレンソウ。
広がる、家系の原風景。

家系の宝刀
中太麺。

塩気強めのスープと絡み合って攻めてくる。

半チャーハン

半チャーハンは、
丼チャーハン。

スープを浸した
海苔で巻く。

これがだいぶおいしい。

「スープを浸した海苔で白ごはんを巻くのは、家系ラーメンでよくある食べ方だけれど、チャーハンを巻いても逝ける……」

いや……個人的にはチャーハン巻きのほうが好きかもしれない。

海苔の味、
スープの味、
チャーハンの味。

いろんな味がするから、うまいんじゃ。

スープを浸したホウレンソウや、チャーシューを、チャーハンにのせて食べるのもあり。

そんなことしたら、もう……

お口の中がイエーイ系
になっちゃうよ。

家系二郎ラーメン(税込850円)

家系二郎ラーメン(税込850円)

家系＆二郎系の
合わせ技。

こんな恐いラーメン、
久々に見た。

個人的には「麺屋 輝」以来。

客を倒しにきてる。

そう言いながらも、愛媛の店舗で同名のメニューが提供されていることをあらかじめ知っていたため、内心嬉しい。

「高知の一門家でも"家系二郎"が食べられる……」

幸せをフォーエバー
by MISIAじゃ。

※ どうでもよい情報だと存じますが、竜一さんは20年以上前、MISIAさんが包み込んでいた時代からのガチファンです。

↑ 背面から見ると、この状態。

これはすごい……

どこからどう見ても
ビジュアルが強すぎる。

動物でいえば、
怒ったときのハシビロコウ。

子どもだったら、
たぶん泣いている。

家系二郎 VS 竜一

一日にうどん10玉食べてた20代の頃なら余裕だが、2020年で38歳になる竜一。

「この量は、もう無理かもしれない……」

弱気になる。
アラフォーが家系二郎に勝つなんて、できるはずもない。

そのとき目に入る。
渇望のタマネギ……

たま・・・
・・・ねぎ・・・

そうだ……。
タマネギを食べれば
絶好調になれるんだった。

家系二郎には、
もともと大量のタマネギが搭載されている。

つまり卓上のタマネギを入れずとも、

最初から絶好調、
それが家系二郎。

これならいける。
なにせスタートから、
絶好調なんだから。

喰らう……
極太、平打ち麺。

「ぶっとっ……！」

躍動……！
麺が弾む……！

断面、四角！

すごい弾力と、
四角い麺……！

スゴの弾の
四角麺じゃ！

食べている感覚、
ほとんど、うどん。

圧倒的弾力！
食べ応え！

一寸でも、気を抜くと負ける。
家系二郎に敗北する恐怖と至福の中で、

ゴリゴリ噛んで
食べ進めていく。

画像中央が刻み生姜です(わかりづらい！)

終盤、トッピングを駆使してラーメンを変化させる。

卓上の、刻み生姜・お酢を投入。

刻み生姜は、家系二郎の世界をより強力に。
お酢は、強い世界観をまろやかに包み込む。

大ボリューム、ゆえに当初は完食できるかと懸念されたが、なんとか食べおおせた。

ありがとうございました。

横浜家系ラーメン 一門家 高知帯屋町の店舗情報