月別アーカイブ:2012年08月

ダレヤスケ[ゴハン&オサケ] ケムリ 後編/謎のアリャリャコリャリャ

『前編を読む』 果たしてお母さんは、私みたいなヘンテコな人間といて、今現在、楽しい気分でおられるのだろうかと疑心暗鬼しながらも、ひとつだけ、どうしても聞きたいことがあった。 謎の「アリャリャコリャリャ依存症」について、だ。 「お母さんのブログ、面白くって毎日読んでますけど、大阪時代の記事までは読んでないです」 たしか私はお母さんに、そんなことを言った。 言った気がするが・・・。 実はかなり読んでいた。 <全部ではない・・・間違いなく全部ではないが・・・本当はかなり読んでいる・・・!アリャリャコリャリャ依存 ...

ダレヤスケ[ゴハン&オサケ] ケムリ 前編/お料理の紹介

「人と出逢うということは、こんなにも重要で大きなことなんだ」ここ数日、私はそれを強く実感している。 「職場の同僚たちと高知市内で飲んでいるから、あとで合流しないか」という数少ない友人の一人からの呼びかけに、どうしようかと私は迷っていた。 今から考えても、その迷いは無理もないと思える。 なぜならば、あとで合流しないか、と言われても、"あと"とは、きっと二次会も終わった"あと"のことで、おそらく随分と遅い時間になる。 それまで一滴たりとも酒を飲まずに、いられるか。 アタシはアナタの三次会要員じゃないのよ・・・ ...

手打ちうどん まるしん 薬味の妙味

ツルツルツルツル、身体に麺が滑らかに入ってくる。前に食べたときよりも喉越しが良いな、と感じた。 昼前の「まるしん」 混雑する12時台を避けたつもりだったけれど、すでに、たくさんのお客さんが入っていた。 <群雄割拠の客か・・・!> 思わず私はそう呟いたかもしれない。 やはり客層は基本的に「まるしん」名物の大学生群だが、背広を着た男性や、若い女性が二人で来ていたりもした。 馴染み深い「まるしん」のメニューは知り尽くしている。 私は一瞬メニューに目をやって確認してから、水を持ってきてくれた店の女性に注文した。 ...

機械うどん スーパー ぶっかけ冷しうどん

モグモグモグモグ・・・。 私は麺を"すする"ということが出来ない。だから箸で麺をつまんで口に運んでは、また箸で麺をつまんで口に運ぶ。 モグモグモグモグ・・・。 スーパーで見つけた「ぶっかけうどん」を食べている。 そのうどんのパッケージには、「北海道産小麦粉ホクシンを5割使用」と書かれていた。 <ホクシンって聞いたことがあるな・・・!> モグモグモグモグ・・・。 ようやくアルコールが干上がり切ったかという胃に、つめたく冷えた麺が、ツユを纏って落ちる。 モグモグモグモグ・・・。モグモグモグモグ・・・。 シンナ ...

手打ちうどん たも屋 南国店 夢幻のひやひや

<冷えてる・・・冷えてる・・・!> 私は、南国の「たも屋」で「ひやひや」を食べていた。食べている途中で、チマチマ食べるのも面倒くさくなってきた。 面倒くさいから、いっそ、浴びてしまおうと思った。浴びてしまったほうが早いように思えたし、男らしいとさえ思えたのだ。 私は、椅子からスッと立ち上がると、頭上に高々と器を掲げ、そのまま裏返した。 すると、当然のように襲い掛かってくる冷たい出汁や、うどんを頭から浴びて、私はズブ濡れになった。 右肩には白い麺が一本かかっていた。私は、それを左手で掴むと・・・!喰った。 ...

喜多方ラーメン坂内 小法師 六泉寺店

<肉が・・・肉が食べたい・・・!> 圧倒的タイムラグな5月のある夜、私は心中より沸きあがる肉への欲求に悶えていた。 <けど、肉って言ったって・・・!肉って言ったって・・・肉は高級・・・焼肉はダメっ・・・!ダメと言うよりも・・・ムリっ・・・ムリっ・・・!> そのとき、私の脳天を電流が駆け抜けた。 <そうだ・・・いい事を思いついた・・・!むしろ肉単体ではなく・・・アルデンテと共に肉を食べればいいんだ・・・!> たとえば、チャーシュー麺など・・・アルデンテと共に肉を注文した場合・・・!なぜか肉単体で食べるよりも ...

景福宮と1リットルの生ビール

<冷たいなぁ・・・ヒンヤリしてる・・・アスファルトって・・・気持ちいい・・・!> 日付けも変わった深夜の繁華街で、私は寝ていた。 路上で寝るなんて生まれて初めてだったけれど、蒸し暑い夏の夜においてのアスファルトの冷たい感触は、クーラーボックスに入れる保冷剤みたいで、最高に良かった。 「景福宮」までは列車で行った。 普段はネパールの奥地でモデル活動などをしながら暮らしているので、景福宮のスグ近くにある「土佐長岡駅」までの道のりは、なかなかに大変だった。 けれども、土佐長岡駅で列車を降りてからは、徒歩1分か2 ...

セルフうどん 麦笑(むぎわら) 釜バター・リベンジ

「釜バター・・・!」 「少しお時間がかかりますが・・・!出来たらお席までお持ちしますので・・・!」 「や・・・やっぱり醤油うどんで・・・!」 「ちょっと待っていただけたら釜バター出来ますけど・・・!」 「いや・・・醤油うどんで・・・!」 「数分だけ待っていただけたら釜バター出来ますけど・・・!」 前回、その店を訪ねた際、店主さんと私は、そんなやり取りをした。 店主さんは、どうしてか私に釜バターを食べさせたい雰囲気だった。けれども、私は一旦高ぶり始めた醤油への気持ちを止められなかった。 釜バターの出来上がり ...

セルフうどん さぬきや 後編/饒舌の釜玉

『前編を読む』 そろりと戸を開けた。 セルフ店だということは、 事前の調査でわかっている。 注文カウンターまで進むと、店主らしき男性がいた。 店主"らしき"男性というか、 この人が間違いなく店主さんだと言い切れる。 地元タウン情報誌、「ほっとこうち6月号」の企画で、"うどん特集"があり、 その際に「さぬきや」と共に、眼前の男性が写真つきで掲載されていたからだ。 私の前には作業着姿の男性が二人並んでいた。 「ぶっかけの大で・・・!」 「ぶっかけの大で・・・!」 直前の二人は共に、「ぶっかけの大」 廻ってきた ...

セルフうどん さぬきや 前編/満車の気配

「さぬきや」は唐突に私を襲ってきた。 朝起きて、雨だ。今日は休みだな。 そう思った数時間後には、私は車に乗って、 高知市神田の住宅街を目指していた。 <今すぐに・・・"さぬきや"に行かないと・・・! 行かないといけないんだ・・・!> これまでに何度か「さぬきや」の前までは、 "偵察"という名目で行ったことがあった。 しかし、それは、あくまで"偵察"なので、 店の中には一度も入ったことがなかった。 入りたいとは思わなかった。 中に入るには、なにか少し、なにか少し背中を押してくれるものがなかったのだ。 けれど ...

さぬき 岩蔵 移転オープン!

「クスクス・・・クスクス・・・!」 謎の声に誘われて、私は、高知市塩屋崎から桟橋通に移転した「さぬき岩蔵」に来ていた。 『さぬき 岩蔵』 <岩蔵のうどんを食べること自体、数年ぶりだな・・・> 広い駐車場、立派な店舗。以前の岩蔵とは雰囲気がまったく違っていたけれど、「さぬき岩蔵」と記して掲げられた店前の看板が、この店がたしかに岩蔵であることを主張していた。 移転してから約1ヶ月。夜19時前。そろそろ客足も落ち着いてきた頃かと思っていたが、目論見は甘かった。 木の褐色が印象的で小奇麗な店内には、たくさんのお客 ...

丸醤屋 イオンモール高知店

北は北海道から南は沖縄まで。日本最大・・・いや世界最大のセルフうどんチェーン、「丸亀製麺」を全国に展開する、「株式会社トリドール」 「丸亀製麺」のうどんは、通受けはそれほど良くないように思える。しかし、あれは間違いなく万人受けする。 その証拠が、全国603店(7月31日現在)という圧倒的な店舗数である。 わかる人にだけわかるうどん、ではなく、多くの人の舌と心を満足させることが出来なければ、この店舗数は無理だ。 そんなトリドールが運営している「ラーメン店」がある。「丸醤屋」という。 天下無双のセルフうどんチ ...

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