高知市高須に……!
ラーメンの新店現る……!
高知にラーメン屋さんが新しくオープンするのって、2017年5月、高知市朝倉にオープンした『俵蔵(たわくら)』さん以来だよね。たぶん。
(関連記事:ラーメンの新店「俵蔵」高知市朝倉・フジグラン向かいにオープン)
あれから3か月。
竜一は、まだ『俵蔵』さんに行くことができていないんだけど!オープン当初よりも、すこぶる美味しくなっているらしい!
「行ってみたいなぁ。そろそろ行けるかなぁ。俵蔵さん……」
で。
今回は高知市高須にニューオープンした『CHANPON DINING(チャンポンダイニング)』さんをご紹介します。
何でも、梼原町(ゆすはら)で『ギャラリーズキッチン』というお店をされていたかた、とのこと(まあ、これは、元・香南市観光協会局長HARUさんの「HARUブログ」情報なんだけどね!)
ああ!聞いたことがある……!
……というか竜一、ギャラリーズキッチン、聞いたことがあるも何も、何度も行こうとしたものの、予定が上手くかみ合わなくて行けなかったんだよね。
その味が高知市で食べられるとあれば、余裕のヨッちゃんで行くでしょう……!
高知市高須「チャンポンダイニング」
素敵な看板のデザイン。
これだけ配色が効いていると、20,000メートル先からでも、ああっ!あそこにラーメン屋さんがあるぞ!……と一目でわかるよね。
チャンポンダイニングのメニュー。
メニューのデザインも素敵!
「これだけ鮮明だと、スカイツリーの上からでもハッキリと見られるね」
メニューを改めて見ると、ラーメンは、白湯(ぱいたん)スープを主とした「チャンポン」と「鶏白湯ラーメン」、その2本が主軸である模様。
とりあえず今回は初めてだから……。
チャンポンと白湯ラーメン、両方いこう!
「チャンポンダイニング」の店内は、土足禁止。
入口で靴を脱いで中に上がる仕様で、カウンター席と、テーブル席があり、いずれも掘りごたつになっている。気が付かなかったけれど、個室もあるらしい。
「高知市比島の『四季の蔵』さんに、ちょっとだけ似た造りだねぇ……」
(関連記事:隠れ家的な居酒屋「四季の蔵」高知市内の美味しいおすすめランチ!)*追記:閉店された模様です。
小さい子連れでも居心地がいい。
チャンポンダイニング「ゆすはら1100年 チャンポン」。
12種類の具材を鶏白湯スープで仕上げた、絶品チャンポン!
具材、ヤバァっ!
麺が見えないほど、席巻する多種多様な具材たち……!
「何種類くらい入っているんだろう……」
海と山をすべて詰め込んだ。
そういう状況です。
シンプルイズベストの考え方もわかるんだけれど、やっぱり具材がたくさんのっていると、嬉しくなっちゃうよねぇ。
ああ、うまい……!
食べてみると、有名な「長崎チャンポン」のあの感じとはまた違う。
旨味がすごい。
鶏白湯スープというだけあって、鶏のパイの旨味がパイパイくる。
本当に美味しい。
俺、適当に美味しいって言うときも多いけれど、これは本当に美味しい。
香りも非常にいいです。
食べていると、油の香ばしさを感じる。
「こうなると鶏白湯ラーメン、楽しみだよねぇ……」
チャンポンダイニング「鶏白湯チャーシューメン(大盛)」。
「綺麗だよ」。
自然と言葉が漏れていた。
美しい……。
逆三角形の器に盛られた様は、まさに……!
ラーメン界のオシャレ番長!
半熟玉子が、超半熟!
並大抵の半熟具合ではない……!
キミ(黄身)を、飲んでしまいたい。
ノーマルの「鶏白湯ラーメン」でも良かったんだけれど、竜一さんのダンディズムを演出するために、あえて「チャーシューメン」にしてみました。
まあ、肉が食べたかっただけ、なんだけれど。
ディープインパクト2万頭分のウマ、ウマそうがここにある。
結構、麺、細い。
先ほどの、チャンポンに使用された極太麺と比べると……
全然ちがーう!
もう一度、改めて見ていこう。
▲ 「鶏白湯ラーメン」の麺。
▲ 「チャンポン」の麺。
その太さ……!
アマゾン川と、物部川くらい違う!
(* 物部川<ものべがわ>:高知県香美市から香南市・南国市に向けて流れる一級河川)
アマゾン川の川幅と、物部川の川幅くらい違うんだよ!太さが……!
だが、それぞれに良さがある。
アマゾンに物部川があったら大変だし……!
高知にアマゾン川があったら、手に負えないだろう!
サイズ感が合わないんだよ!
まさにそこ……!
重要なのはサイズ感……!
チャンポンが細麺だったら、たくさんの具材たちの影に隠れて終わってしまう。
鶏白湯ラーメンが極太麺だったら、麺の存在感が強すぎて高知にアマゾン川を持ってきた、みたいなことになるんだよ!
アマゾン川に、場の空気を全部持っていかれる!
適材適所。ケースバイケース。TPOなんだよ!
そこに俺たちの……、ひいてはラーメンのいまがあり、そして未来がある!
白湯ラーメンうまい!
「チャンポン」と、「鶏白湯ラーメン」、どっちが好き?と聞かれたら、俺は即答で「鶏白湯かな」ってのはあるんだけれど、チャンポンもうまい。でも「鶏白湯ラーメン」のほうが好き(個人の感想です)。
「チャンポン」は、具材とスープが協奏曲的に、互いに信じ合い、助け合い、高め合っていた。
「鶏白湯ラーメン」は、鶏白湯が、チーム白湯スープとして、スープに入りし者どもと、コツコツと積み上げてきた、努力の結晶。それをいただける、ありがたさ。身にしみた。
チャーシューも、豚だけじゃないんだよ。たぶん。鶏も入っている。
「いや、豚だけだよ」と言われたら、「あ、ああ……、だと思いました!」って言うけども、たぶん豚と鶏な感じがした。
「鶏でしょ?」って聞いたら、鶏が「はーい」って答えたもん。
夜は、居酒屋さんのスタイルで営業されるとのことで、夜に飲みに行ったりもしてみたい!
ラーメンが夜に食べられるかは知らないけれど、もしも食べられたら、飲んで食べたあとに、ディープ2万頭分「うまっ!」が詰まったラーメンで締められる。
これは、もう最高でしょう。
というわけで、今回は高知市高須の新店情報をお届けしました。
ナビゲーターは、世界を股に挟む農業家・竜一でした。
「チャンポンダイニング」の所在地、営業時間、定休日、駐車場。
所在地/高知県高知市高須3丁目4-39(地図)
営業時間/11:00~L.O.14:30、18:00~L.O.22:00
定休日/当面のあいだは無休の模様。
駐車場/有
一人行きやすさ/○ カウンター席あり。
子連れ行きやすさ/○ 掘りごたつのテーブル席3卓あり。