ごはんを食べに行こう!
……となったとき、迷うよね。
ああ、何を食べに行こう。
「うどんかな?ラーメンかな?イタリアン!パスタ!和食もいいなぁ……」
そんな迷える子羊たちに、私は提案したい!
いま「青少年センター」でランチする、という選択。
高知県立 青少年センター
香南市野市町にある『高知県立 青少年センター』。
「ここにあるのさ……」
空前絶後の格安ランチがっ!!
夏休み期間中ということもあるのか、青少年センターには学生の姿が目立つ。
格好から、明らかに「剣道部」だとわかる。
「おお……若き剣士たちが集っておる……!」
▲ 青少年センターでは宿泊もできる。宿泊者には朝食と夕食が提供される模様だが、それ以外の客はランチ時のみ食事可能。そういうシステム。
「よくある飲食店ではないからか、なにかドキドキする……」
ドキドキしながら入った食堂。中の空間は広々としている。
『高知県立青少年センター』の食堂は、食券制。
▲ 食堂の奥に、厨房と食事スペースを隔てたカウンターがあり、その脇に「券売機」が設置されている。
券売機には、うどん、ラーメン、蕎麦、丼もの、カレーライスなど、いかにも"食堂"といったイメージ通りのメニューが並ぶ。
残念ながら、蕎麦は売切れ。
「マジか!きょうは絶対蕎麦の気分だったのに!蕎麦食べたかったなぁっ!!!」(ウソ)
値段は、格安。
「オムライス460円!そば飯420円!カレーうどんにいたっては、350円……!」
そのコンボでいこう!
食券を購入してカウンター越し、食堂のお姉さんに3枚の食券を渡す。
「これでお願いしやす……!」
数分後、現れた3品は、まさに食堂のそれだった……!
オムライス、そば飯、カレーうどん、を食べる。
これが!香南市野市町……!
高知県立青少年センター……!
「食堂」のランチだ!
「食堂ってこうだよねぇ……。なんか落ち着く」
オムライス(スープ付き)460円
トロトロ卵のオムライスを「平成のオムライス」と呼ぶ場合があるが、『高知県立青少年センター』のオムライスは綺麗に焼いた、"ザ・昭和のオムライス"。
これぞ「食堂のオムライス」とも言える。
ケチャップの滝。
いいですなぁ……。
「トロトロ卵のオムライスもいいけれど、一周回ってこういうオムライスが食べたくなるとき、ある……」
カレーうどん(350円)
褐色の海に、うどんが横たわる。
「これもオムライス同様、見るからに"食堂のカレーうどん"だなぁ」
たとえば『自販機うどん』のような、魅力的な世界観が広がる。
(参考記事:懐かし昭和レトロ自販機うどん&四国唯一のトーストサンド自動販売機)
食べてみると……
「普通のカレーうどん。だがここで食べるにはそれがいい!」
そば飯(スープ付き)420円
ソース香る、そば飯。
「これも普通のそば飯なんだけれど、普通なのがいい。ここでいきなり"子羊の低温ロースト・ブラウンソース~ローズマリーを添えて~"とか出されると、違うだろぉぉぉ!となるように、普通、それこそが食堂……」
ノスタルジックってもんだろう……!!
オムライス、カレーうどん、そば飯。それらすべてに何か懐かしいものを感じた『高知県立 青少年センター』食堂。
食べ終わった食器は「食器返却口」にて、軽く水で洗い流して水溜まりへ。
「高知県立青少年センター」の所在地、営業時間、定休日、駐車場。
所在地/高知県香南市野市町西野303-1(地図)
営業時間/10:00~15:00
定休日/月曜日(祝祭日の場合は翌日休み)、年末年始
駐車場/有
一人行きやすさ/○ 店内広いが、食券制で行きやすい。
子連れ行きやすさ/?