「おいしいランチとほっこりスイーツで、くつろぎのひとときを」
ギフトショップを併設したカフェ『MISAKIカフェ』は高知市南川添にある。偶然通りがかる場所ではないため、ご存じないかたも多いのではないだろうか。
MISAKIカフェの店内は、おしゃれな雰囲気。
店内は1階にカフェとギフトコーナーがあり、2階にフラメンコ教室がある。
セルフ食堂や、セルフうどん店でそうするように、先にカウンターにて注文を済ます。水やお茶もセルフ。自分で注ぐ。
白を基調とした、おしゃれな雰囲気の店内。やはり女性のお客さんが多い印象。
MISAKIカフェのメニュー。
『MISAKIカフェ』のメニュー。
- 日替わりランチ(730円)+コーヒー付(930円)
- タコライス(800円)+コーヒー付(1,050円)
平日は2種類のみだが、日曜祝日はメニューが増える模様。
この局面、竜一……。
「両方いく……!」
待ち時間はかなり長め。50分ほど待った……。
野菜ソムリエおすすめ「日替わりベジランチ」
初手は「日替わりベジランチ」。
野菜の彩りが鮮やかなランチは、野菜ソムリエおすすめランチとのこと。
▲ メインは、チキンナンバン。
▲ そのチキンナンバンの周りを、野菜たちが囲む。
『MISAKI』カフェを訪れた7月。ナスやオクラ、旬の夏野菜も使用されている。
▲ 野菜がこんもりと盛られたサラダは、パプリカの色がよく映えた、夏らしいトロピカル調の配色。
そのとき竜一、ハッとする。
「たったいま俺は気づいた……!」
このサラダは、むしろ「グアム」!
トロピカルビーチなんだ……!!
「海でいわば、クマノミとか確実に泳いでいる。そういう海……!」
サラダでグアム、そして南国の海を想像させるとは、さすがは野菜ソムリエ……!!
感服いたしました!
▲ ミニラザニア(……だったと思うのですが、記憶が曖昧です)
▲ ナスとオクラの煮物(……だったと思うのですが、記憶が曖昧です)
▲ 枝豆とワカメの酢もの(……だったと思います。すみません!)
タコライス
次順は「タコライス」。スープが付いている。
ごはんが見えないほど、野菜がギッシリ詰められている。
「綺麗だ……」
トロピカルビーチ並みに、美しい!
このとき竜一、また気づく。
「タコライスは沖縄発祥の料理と聞く……」
そうか……。
こっちはトロピカルビーチはトロピカルビーチでも、グアムではなく……
沖縄のトロピカルビーチなんだ!
「そう言われてみると、そうだよなぁ……」
俺には聴こえる……!
沖縄、三線(さんしん)の音色が……!
イイヤァサッサァー!
そんな勢いで食べる。
おぉ!サルサソースが濃厚!
非常に濃いめの味。
夏川りみさん風に言うと、「サルサそうそう」。
BEGINだって言うはずだ。
「教科書に書いてある、サルサだけじゃわからない」
大切なサルサソースが、そこにあるはずなんだよ!
「MISAKIカフェさんが大切にしてきた、サルサソースが……」
タコライスにかかってんだよ!
そいうことをちゃんと考えながら、タコライスを味わいたい。
タコライスと紳士に向き合った、その先に日本の未来がある、と言っても過言ではない。
▲ 食後にコーヒー。
▲ 可愛らしいスイーツもいただく。
すべてを平らげた。
そのとき私はすべてを理解した。
『MISAKIカフェ』という"岬"は、グアムの岬であったり、沖縄の岬であったりするけれど、野菜を愛する人々の、心の岬なのかもしれない、と……。
高知県の東には、室戸岬があり、西には足摺岬がある。
両者の中間に知る人ぞ知る、心の岬『MISAKIカフェ』があるのだ。
「MISAKIカフェ」の所在地、営業時間、定休日、駐車場。
所在地/高知県高知市南川添16-33(地図)
営業時間/11:30~18:00(日・祝12:00~18:00)
定休日/木曜日・第3水曜日
駐車場/有
一人行きやすさ/○ 全席テーブル席。一人で来られているかたもいた。
子連れ行きやすさ/△ 幼児連れはつらいかもしれない。