高知市中心部にあるホテル『ザ クラウンパレス高知』。その1階にあるカフェレストラン『プラシャンティ』。
その『プラシャンティ』で提供されるランチがすさまじい……!
かつて同じ『ザ クラウンパレス新阪急高知』の中華料理店『マンダリンコート』をブログ記事にした際、「ホテルのランチ=高い」は古い!と書いたことがあるのだが、まさにその通り。
(関連記事:「ホテルのランチ=高い」は古い!新阪急高知「マンダリンコート」)
むしろ安い!
ファミレスより安い!?
レストラン「プラシャンティ」ランチのメニュー。
- プラシャンティランチ(日替わり)*肉料理、あるいは魚料理から選択。
- パスタランチ(週替わり)
- カレーランチ(日替わり野菜のカレー)
- 野菜いっぱいロコモコ丼
- シェフ自慢のとろとろオムライス
ランチはすべて、サラダ、本日のスープ、コーヒーまたは紅茶付きで、税込1,000円。
ホテルのランチが、1,000円で食べられる!
ファミレスでランチを食べても1,000円を超えてくる時代に、この価格。
本当はべつの用事があって『ザ クラウンパレス新阪急高知』に来ていた竜一。
『プラシャンティ』の店先で硬直した。
やっすぅ!
そのまま吸い込まれるように店内へ。
数分後にはスープを吸い込んでいた。
スープとドリンクは、セルフサービス。
▲ 野菜が沈むスープは「日替わり」の模様。
▲ コーヒー、紅茶もセルフサービス。今回はアイスコーヒーを選択。
サラダは圧倒的ボリューム。
なにか……。
巨大っ!
しかも多様な野菜の姿が見える。
菜園のすべてを投入した、そんな様相。
▲ さらにドレッシングは3種類から選べる。
「どれかひとつにしろ、とは言われていない……」
竜一この局面、シーザードレッシング、ゴマドレッシングをミックス。
いわゆる……
2種混合!
「混ぜるといろんな味がして、おいしいんですわ」
▲ このときのサラダ。中には高知名物「リュウキュウ(ハス)」がたくさん入っていた。
「さりげなく、"高知の旬"を盛り込んでくる辺り、にくい演出!」
ランチのメインは「肉料理」(牛挽肉のオムレツ)を選択。
肉料理、魚料理から選べ、内容は"日替わり"となっている「プラシャンティランチ」。
この日の肉料理は「牛挽肉のオムレツ」。
オムレツの顔が……
ホテルのオムレツの顔をしている!
上品な顔立ち。
「どうも。ホテルです」
そういった雰囲気をかもしている。
▲ 添えられた野菜には「オクラ」の姿が。
ここにも"高知の旬"が入っている。
高知県のオクラの出荷量は、鹿児島県に次いで全国2位をほこる。
オムレツを上方から見下ろすと、夜空に浮かぶ三日月のようだ。
あるいは「元々…月はオムレツだったのかもしれない」。そう考えると、もはや月はオムレツにしか見えなくなってくる。
子どもや、大切な誰かと夜空を見上げる機会があったら、教えてあげてください。
「月は太古の昔、オムレツだったんだよ」と。
すると「そんなはずはない」否定する意見が出るかもしれません。
そこで優しく声をかけてあげてください。
「なぜ違うと言い切れるのでしょう。オムレツということにしておいたほうが、楽しいじゃないですか」と。
「人生は楽しんだもの勝ち」と、よく聞く言葉がありますが、もしかするとそれは人間社会の核心を突いた言葉かもしれません。
……ですから、やはり月はオムレツであり、オムレツは月なのです。
月面を割る。
三日月を割った、そこに牛挽肉が詰まっている。
「おいしそう……」
卵がトロッととろけて、舌の上に肉の甘味が広がる。
「三日月、やわらかい……」
ザ クラウンパレス新阪急のレストラン「プラシャンティ」の所在地、営業時間、定休日、駐車場。
所在地/高知県高知市本町4丁目2-50(地図)
営業時間/9:00~22:00(ランチ限定メニューは11:30~14:30まで)
定休日/無
駐車場/ホテルの駐車場
一人行きやすさ/○ カウンター席なし。
子連れ行きやすさ/△ 座敷なし。片側がソファーになった席あり。