久々、ひとり街飲みへ。
基本的に1人で飲みにいくのは苦手。でも前からよく1人で飲みにいく。
普段得意なことしかしていないから、あえて苦手なことをするドキドキ感がいい。
いまもドキドキしてる。なにが起きるんだろう。私、大丈夫か、と(笑)
— 竜一@高知グルメ&地域情報 (@Ryu_wld7) August 27, 2017
一人飲みが苦手だ。
しかし、よく一人で飲みに行く。
矛盾した話だが……。
私は普段、得意なことしかしていない。「好きなことで、生きていく」なんて言葉が流行る前から、好きなことしかしていないし、得意なことしかしていない。
だから時々、苦手なことがしたくなる。
よく一人で飲みに行く、と書いたが、正確には"よく一人で飲みに行っていた"、である。子どもができてからは、ほとんど飲みに出かけることがなくなった。
久しぶりの一人飲み。
ラストチャンスという名の怪しいBAR。 #高知 #帯屋町 pic.twitter.com/3AT397v1DG
— 竜一@高知グルメ&地域情報 (@Ryu_wld7) August 27, 2017
たどり着いたのは、顔なじみのBAR「ラストチャンス」。
高知市帯屋町アーケード街、『金高堂書店』向かいにあるBARで、『ひろめ市場』からも近いため、県外のお客さんも多く訪れる。
顔なじみのBARではあるが、いまだに一人で行くのはドキドキする。おそらく7年は通っているのに、いまだにドキドキする。
「上手く話せるか、怖いのだ」。
世界はこれを「コミュ障」と呼ぶ。
この夜、ラストチャンスにとって一人目の客が"竜一"。
つまり店内は、マスターと竜一、二人きり。
還暦を超えた、大人のダンディズム光るマスターからも、若干の「どうしよう感」が垣間見える。
マスターも、竜一のコミュ障っぷりを知っているからだ。
「おおおっ」と驚くマスター。「久しぶりだねぇ」。
そして「何飲む?ビール?」と聞いてくる。
私はこのBARでビールを飲んだことが、ない。
久しぶりだから忘れていたのではない。
マスターは私が週4ほどのハイペースで通っていた頃から、ずっとそうだし、誰に対してもそんな感じなのだ。
テキトー。
いい意味でテキトーなのが、ラストチャンスのマスターだと思う。
「何飲む?ビール?」に、「ハイボールを濃いめで……」と答える私。
作っていただいた、ハイボール。
写真に撮ると、無駄に雰囲気がいい。
飲みながら、テキトーなマスターとする、テキトーな話。終着点が見つからないまま、夜が更けていく。
一人で行っても、マスターがテキトーな話をしてくれる。それがいい。
常連さんも一人で来る人が多く、変わった人が多い(笑)。
コミュ障の竜一でも、一人行けるBAR『ラストチャンス』。
是非、一人で行ってみてください。
今回の竜一のように、単純に一人で飲みたいかたにはもちろん、出会いが欲しいかたにも、おすすめです。
カウンターのみのBARです。横のつながりができる機会も多く、通っていると様々な人と出会えると思います。
かつて私は、ここ『ラストチャンス』で、一人の女性と出会いました。
「ハイボール」を注文する際に、「マスター、ハイボ~ルゥ~」などと、当時放送されていた吉高由里子さん出演の「トリスハイボール」のCMを真似して注文する、変わった人でした。
それから数年……。
その女性は、我が家に帰ると「おかえり」と迎えてくれます。