高知市南御座にあったラーメン屋さん『老麺館2番』が高知市愛宕山に移転オープン。
高知市南御座時代の記事:老麺館 2番 俺=ジュリエット
以前訪れた『オズベーグル&カフェ』の近くだが、オズベーグル&カフェは閉店されている模様だった。
「『老麺館2番』といえば、元祖にんにくラーメンのお店ですよ!」
看板にも書かれている、まさに看板メニューの「にんにくラーメン」。今回の注文は最初から「にんにくラーメン」と決めている。
移転した「老麺館2番」の店内
高知市愛宕山に移転した『老麺館2番』の店内は、カウンター席、テーブル席、さらに1卓だけだが半個室風になった座敷の席があり、子連れでも行きやすい仕様。
個室や半個室になっていると、ありがたい反面、注文時に店員さんを呼ぶのに苦労することもあるが、老麺館2番は大丈夫。
押しボタン完備!
老麺館2番のメニュー
「ざるらーめん」は年中提供されている模様。
▲ 日祝以外の平日は「日替わりランチ」もある。
これなら毎日通えます。
▲ 珍しいのはラーメンと「カツ丼」のセット。
チャーハンセットはよくあるけれど、カツ丼セットは珍しいですよ!
▲ 着目したのは「豚キャベツラーメン」。
なんだろう!
珍しい!
珍しカツ丼セットに続いて、珍しいラーメンを私は発見しました!
「面白そう……」
というわけで注文。
豚キャベツラーメン・焼きめしセット
あら!素敵!
ラーメンの上に豚肉とキャベツがのる、その隣に可愛らしく「焼きめし」が「どうも」と言いながら座る。
素敵じゃありませんか。
「豚キャベツラーメン」は、「みそ味」「にんにく味」も選択できたが、ノーマルの「醤油味」を選択。
大量の豚とキャベツ。
考えてもみてください。
豚の生姜焼きにトンカツ、豚肉とキャベツはいつも仲よし。
のび太とドラえもんのようであります。
そして焼きめし。
チャーハンではない、焼きめしである。
そういうことなんですよ。
ふわっふわの卵!
卵とごはん、これも名コンビで、卵かけごはんにオムライス、親子丼に他人丼、どれもこれも卵とごはんの組み合わせです。
名コンビの度合いでいうと、
キタサンブラックと武豊。
秋の天皇賞で出遅れても、馬の力を信じて後方からいくよ、そして勝っちゃうよと。
お互いの力を信じる、その心が素晴らしいじゃないですか。
そういうことがわからずに、キタサンブラックを外して買うと、馬券が外れるんですよ、私みたいに……!
話が逸れましたが、豚とキャベツがのった「豚キャベツラーメン」はおいしいと、私は言いたい。
豚から出た脂が、背脂の代わりみたいになって、よい感じです。
さあ、次順が本命。
にんにくラーメン・カツ丼セット
老麺館2番、看板メニューの「にんにくラーメン」。そこにカツ丼を合わせる。
生まれたのは絶景!
見てください、この具材の構成を。
チャーシューにモヤシ、ネギ。
ラーメンの具材の定番をしっかり入れた状況。
基本なんだよ!この状況!
基本に忠実、というのは大事です。
「釜玉うどん」で基本の卵が入っていなかったらイヤでしょう。むしろそれ、「釜玉」じゃない。ただの「釜揚げうどん」じゃん!そう言いたくなります。
さらに、カツ丼!
先述しましたが、ラーメンとカツ丼の組み合わせは珍しい。
多くのラーメン屋さんで「味噌カツラーメン」が提供されている高知、なのに「カツ丼セット」はあまり多くない。
なぜだろう。
わかりません。
その謎は、変に詮索してはいけない謎かもしれません。そっとしておきましょう。
▲ もう一度「にんにくラーメン」に目を向けます。
綺麗です。
仁淀川か、にんにくラーメンか。
その次元ですよ。
うわぁぁぁ!
食べてビックリ。
「まったく、にんにく臭くない」
そう思ったのも束の間。
あとから猛烈に、にんにくの香りが漂ってきます。
時間差攻撃っ……!
驚きました。
けれども、それでいいのです。
「にんにくラーメン」を注文している時点で、
臭くなりたい!
そういう心意気で注文しているわけですから。
ちょっとパワーを付けたいな、そんなときに、移転されて子連れも行きやすくなった『老麺館2番』の「にんにくラーメン」。いいと思います。
◆ 高知ラーメン食べ歩きの際には「高知ラーメンまとめ」を是非ご活用ください。
老麺館2番の所在地、営業時間、定休日、駐車場
所在地/高知県高知市愛宕山7-12(地図)
営業時間/11:00~16:00
定休日/無
駐車場/5台
■カウンター席/有(対面式) ■テーブル席/有(ベンチシート) ■座敷/有(半個室1卓)