南国の源水に行ったら、野市の源水にも行きたくなって、来た。
ここも数年ぶり。
このブログで紹介するお店は、『数年ぶり』が多いのだけど、
普段は、山田の3店+たも屋南国店を、気分でグルグルと回っているだけだから、
その他の店は、どうしても『数年ぶり』が多くなってしまうのである。
店に着いたのは、混雑のピークを過ぎたはずの14時前ぐらいだったと思う。
なのに土曜日とはいえ、駐車場には車が満杯。
店内にはお客さんが満杯。
失礼な話だけど、
「こんなに人気の店だったっけ?」
と驚いてしまった。
とりあえず、中央の、ロの字型になっているカウンター席に座って、
メニューを見る。
しばらく来ない間に、うどんの値段が安くなっている。
『かけ』が220円。
高知だと、セルフ店並みの低価格・・・!
「だが、この価格だ。どうせ1玉の量が少ないんだろ」
この甘い算用が、後々の悲劇を生むことになろうとは、
この時、まだ知る由も無かった・・・。
「注文は、ぶっかけの特盛り(3玉)と、
なんとなくかきあげが食べたいから、
大きなかきあげとかいうのを頼もう!」
悪いことは、重なる。
重なって、乗る。
うどんの上に!!
ド━(゚Д゚)━ン!!
本当は別皿に盛られて来た、『大きなかきあげ』
その名の通り、デカイ!
ブログ的に迫力が欲しいなと思い、
うどんの上に乗せようとしたら、これが重い!
箸を持つお手手が、
プルップル!(;ω;)
そして、何とかうどんの上にかきあげを移動させて、上の画像を撮ったあと、
いつもの、麺をビヨ~ンと持ち上げた画像を撮ろうと、麺を持ち上げようとしたら、
これまた、かきあげが漬物石みたいにズッシリと乗っかっていて、
本気で持ち上がらない!
自分に指令を出す。
あかーん。
持ち上がらん。
かきあげを皿に戻すんや~!
うんしょ!うんしょ!
(かきあげを皿に戻しているところです)
・・・!
あかーん。
重いこれ!
やっぱり重いどすえ~!
お箸折れますえ~!
お手手プルプル~。(;ω;)
その時。
竜一、視線を感じる。
ロの字型になっているカウンター席。
正面に座る中年夫婦。
私を、
ガン見。
推定年齢60才ぐらいの夫婦。
60年生きてきて、初めて見るであろう、うどんバカ。
デジカメ片手に、巨大なかきあげを、
乗せたり降ろしたりしている、ただのバカ。
奥様、目が点。
ふと視線を移すと、
左前に座っていた中学生ぐらいの女の子も、こちらをガン見。
こら!変なの見ちゃいけません!
的な雰囲気になっているお母様。
四面楚歌。
だが竜一、怯まない。
ブログを見てくれている方に、見せたい!
このかきあげ!漬物石!
白い麺!
俺、今までいろいろやってきたけど、
今回が一番恥ずかしかったよ。
渾身の、
持ち上げぇぇえええ!!
みんなあああ!
これが野市源水の麺だよおおおおお!!
涙。
感動の涙が、溢れて止まらない。
ゼェ・・・ゼェ・・・ゼェ・・・。
やった・・やってやった・・・。
これで任務完了。
帰れる・・・!
否。
まだ終わってはいなかった。
そう。これからこれを食べなければならないのである。
前述したように、このかきあげは、お手手プルプル。
漬物石のように重い。
それをうどん3玉と共に平らげなければ、
この勝負、終わらないのだ。
食べても食べても、まだある麺。
食べても食べても、まだあるかきあげ。
アタシのお腹、爆発しそう!
後に伝説となる、この死闘。
乗り越えた先に、ドンブリの底があった。
お疲れ様でした。(;ω;)
なんとか食べ切ったよ~~~!
毎度のこととはいえ、
今回は一段と記事が長くなってしまって申し訳ないです。(TωT)
今度からうどんを食べる時は、うどんの量だけじゃなくて、
トッピングの量も計算した方がいいと、勉強になりました。(T▽T)
『かけうどん』
◆ 土佐うどん源水
営業時間 11時~15時・17時~20時30分(データが古いので要注意)
定休日 無
営業形態 一般店
駐車場 36台
(かけ220円、ぶっかけ280円、大きなかきあげ200円、
ごぼうかきあげ100円、ちくわ天100円、釜玉380円、釜あげ280円など)
土佐うどん源水の場所