黒船、襲来。
北は北海道から、
南は鹿児島まで。
全国で400近い店舗を展開する丸亀製麺の高知上陸は、
静かな水面に大粒の滴を垂らしたかの如く、
大きな波紋を呼ぶこととなった。
初めて丸亀製麺のうどんを食べた時の感覚は結構衝撃的で、
今でもその時の麺の歯応えや舌触りを完璧に記憶している。
あれから10ヶ月。
最後に食べてから半年。
黒船に、久しぶりに会いたくなって行った。
前々回の丸亀製麺の記事はコチラ→ 『丸亀製麺高知店 かけうどん & おろし醤油うどん』
前回の丸亀製麺の記事はコチラ→ 『丸亀製麺高知店 釜玉うどん』
『丸亀製麺 高知店』
着いたのは、
14時頃だっただろうか。
駐車場からガラス越しに見える店内、
カウンターの前に10人強の人が並んでいるのが判る。
待つのも嫌だし、
人混みも苦手な竜一。
躊躇。
「結構、人がいるな~。他の店に行こうかな・・・。
でも久し振りだし、我慢して入ろうかな・・・ん~・・でもな~・・・。
人がいるのはヤだな~・・あー!でもやっぱ久し振りだし・・・!」
結局、入店。
並ぶ・・・!
列の最後尾・・・!
だけど、ちっとも前に進まない。
セルフなのに、
どうしてだろう・・・。
その時、女性の店員さんが発する。
「今、麺を茹でていますので、
もう少しお待ちくださ~い」
瞬間。
竜一の心、乱れる。
なんだとぉ・・・!
麺を茹でるのが追い付かないぐらい儲かっているのか・・・!
じ・・・自分も出店しようかな・・・!
丸亀製麺
高知段々畑店!!
トッピングは、"あの"天ぷら類♪
【参考記事】→ 『農家が作って農家が揚げる!~TENPURA~』
誰も来ねぇ!!
そんなことを心の中で呟いていると、
順番が回って来て、
注文。
メニューを見ていて気が付いたのだけど、
前回来た時には、温泉玉子から生卵へと変わっていた『釜玉うどん』の卵が、
また温泉玉子に戻っているようだった。
他の店舗では生卵を使っているみたいなのに、
高知店では、温泉玉子・・・。
温泉玉子の釜玉って、なんか違う気もしたけれど、
まぁ、いろいろと事情があるのだろう。
『冷やかけうどん(大) & ゲソ天』
セルフうどん店に来ると、
かなりの確率で取ってしまう、ゲソ天。
このゲソ天を、
なんと・・・!
匠はうどんの上に乗せたのです・・・!
すると・・・!
なんということでしょう・・・!
何時間でも見ていられる、
美しく芸術的なフォルム・・・!
これこそ正に、
協奏曲第4番
"ゲソの調べ"
ではありませんか・・・!
ゲソ天の衣に、
冷たく冷えた出汁をギュッと染み込ませて食べると、
そこはもう、
ハワイアンリゾート!
この出汁の中なら、
子供たちも安心して泳げます・・・!
相変わらず、ズッシリと来るような重みを感じる麺。
弾力・・・!
反発力・・・!
この麺を持って帰って枕にすると、
毎日、いろんな悪夢にうなされるお父さんも、
安心して眠れることでしょう・・・!
『かけうどん(大) & ちくわ天』
約半年ぶりの丸亀製麺。
らしさ光る、万人ウケする麺と出汁。
サクサク、軽やかな天ぷらの衣。
メニューに、『特大3玉』が無いのが毎回残念。(お腹張らない・・・)
しかし、安定感抜群の味は流石なのでありました。
◆ 丸亀製麺 高知店
営業時間/11時~22時(ラストオーダー・21時30分)
定休日/無
営業形態/セルフ
駐車場/有
(冷やかけうどん大380円、かけうどん大380円、おろし醤油うどん大430円、
並は100円引き、げそ天100円、ちくわ天100円など)
丸亀製麺の場所