ラーメン屋と言えば、
『豚太郎』ぐらいしかなかった一昔前とは打って変わり、
群雄割拠。
次々に新しいラーメン屋さんが出店するという、
麺好きには嬉しい時代に突入し始めた高知ラーメン業界。
しかし、『塩ラーメン』というカテゴリーに限れば、
まだまだ、「ココ!」と言える店が無いのが実情である。
そんな中、時折、無性に食べたくなるのが、
『らーめん工房りょう花』の塩。
平日の14時過ぎ。
店内には、私の他に3組ほど。
「トントントントントン!
トントントントントン!」
ネギを刻む音が、
背中側にある厨房から響く店内。
一人で来ているのは、私だけ。
注文して待っているあいだ、
カウンターに刻まれた木目の数を数えていると、
座敷席に座っていたカップルの所に、女性の店員さんが向かった。
「杏仁豆腐、お待たせしました~♪」
この時、竜一の心電図。
大幅に縦揺れ。
えええぇぇぇええっ・・・!
ら・・ららららら・・・!
ラーメン屋で杏仁豆腐っ・・・!
ラーメン屋で杏仁豆腐なんかを頼む女っ・・・!
ストップ高。
萌えダック平均株価が凄いことになりました。
私の中で。
一人で興奮していると、来た。
『真麺(大盛り)』
あの時の感動が忘れられなくて・・・!
(前回の真麺の記事はコチラ→ 『らーめん工房りょう花南国店 真麺』
前回、この真麺を食べてから、
実は、少しラーメンに対する考え方が変わった。
ラーメンは、麺だけで勝負出来るうどんと違って、
たくさんの具材を乗せないと勝負出来ないのだと思っていたところがあった。
純粋な麺比べでは、やはりうどんに敵わない・・・。
そんな私の固定観念を打ち破ったのが、この真麺。
ブリっブリっ!な麺の歯応え。
完全なる竜一好み。
ネギっ・・・!
ネギっ・・・!
甘さと苦さを併せ持つ・・・!
ネギっ・・・!
どこ産っ・・・!!!!
塩と魚介の旨みが溶け出したスープ。
飲んでいる内に、
竜一の境地は南米に達する。
みっ・・・!
見えたっ・・・!
ボリビアっ・・・!
ウユニ塩湖がっ・・・!
(※ 上の画像はウユニ塩湖の底です)
◆ らーめん工房 りょう花 南国店
営業時間/11時~15時・17時~22時
定休日/火曜日
駐車場/18台
(真麺490円、特塩780円、塩630円、塩つけ麺750円など。大盛100円増、ハーフ100円減)
『らーめん工房りょう花南国店』の場所はココ!