正月。
それは多くのうどん屋さんが休業される、
うどん野郎にとっての最大の難局。
<たも屋か"だいせい"か丸亀製麺か・・・!
あるいは・・・イオンのふるいち辺りッッッ・・・!>
私は悩んでいた。
<安直には決められない・・・!
俺の初うどんがかかってるんだ・・・!
テキトーに断言してもいい・・・!>
一年の計は・・・!
初うどんにあるッッッ・・・!
思いつく限りのうどん屋さんの店名を、
脳内に羅列した。
だが、大して思い付かない。
そこで、うどんをキャンセル。
ネット情報により開いていることがわかっていた
アジア料理屋で、ごはんを食べた。
それが1月3日、
14時ごろの話。
それから車で市内を徘徊していると1時間が経過。
15時。私のお腹は徐々に減り始める。
あぁっ・・・!
それにしても小腹が空いてきた・・・!
私は高級な軽自動車のステアリングを、
華麗にグルグル回しながら言い放った。
「よぉし・・・!
おやつを食べるぞぉっ・・・!」
新年!初うどんは!
おやつうどん・・・!
『はなまるうどん
高知インター日の出店』
店内、ほぼ満席。
昼時を大きく外れて、夕暮れが近付く時間にも関わらず・・・だ。
カウンターで盆を取って、
トッピングコーナーへ進んで、
正月に相応しい「ゲソ天」を取る。
<ゲソといえば、イカの足だ・・・!
今年の俺は足元から攻めてゆくぞぉっ・・・!>
通常、セルフうどん店では、
先に注文をする方式が多い。
しかし、「はなまるうどん高知インター日の出店」は、
トッピングを先取りして、後から注文する方式。
私はゲソ天を皿に乗せて、
意気揚々と注文カウンターへ達した。
いざ!新年!
初!うどん注文!
「かッッッッッ・・・!
か・・・かかか・・・かけの小・・・!」
あかーん!
新年早々!ドモりおおし!
かけの注文に、失敗っ・・・!
<クッ・・・今日の俺はスムーズさを欠いている・・・!
正月の酒が足りなかったんじゃないのかッッッ・・・!>
それでもさすがは、
天下の"はなまるうどん"。
男性店員さんは冷静に対処してくれて、
ちゃんと"かけの小"が提供される。
『かけうどん(小) on the ゲソ天』
値段が圧倒的。
かけ!105円!
ゲソ天!同じく105円!
激安っ・・・!!
安さの関係か、
ここではよく小学校高学年から中学生ぐらいの子供が、
何人かで仲良く食べにきているのを見かける。
そういう光景。
他のうどん屋さんでは、あまり見たことがない。
はなまる、ならではの情景である。
ゲソ天!
出汁の旨味を吸って!
異次元のゲソと化すっ・・・!
みんなに、おいしい驚きを。
たのしさまんまる、はなまるうどん。
※ 謎のキャラクターと記念撮影したはいいけれど、
このキャラ、はなまるうどんのHPにさえ載っていない謎っぷりである。
◆ はなまるうどん 高知インター日の出店
(高知県高知市日の出町2-12)
営業時間/11時~24時(日・祝は23時まで)
定休日/無
営業形態/セルフ(トッピング→注文→会計→薬味→着席して食べる→食器返却)
駐車場/有
(かけ小105円、ちく天105円など)
『はなまるうどん高知インター日の出店』の場所はココ!