『EP3を読む』
小さな島でたくさんのウサギが暮らす、
通称"ウサギ島"とも呼ばれる、ウサギの楽園「大久野島」
噂に聞いていた通りのウサギだらけっぷりに、
僕はデレデレしながら歩を進め、やがて島唯一のホテルに達した。
僕はホテルの入口に立って中の様子を伺った。
するとドアが左右に勝手に開いた。
自動ドアだった。
自動ドアをくぐってロビーに入る。
そこには巨大なウサギがいた。
<ホテルの中にもウサギが・・・!?>
と僕は驚愕した。<しかもデカイ!巨大ウサギか・・・!>
しかし、よく見ると、それは大きな写真だった。
<あぁ・・・写真か・・・遠目から見ただけではわからなかった・・・>
記念撮影したい。と思った。
オーライッ!僕はウサギ。
ウサギより、俺のほうが可愛い件。
<あれっ!ここにもスタバがある!>
とスターバックスにソックリなロゴを見つけて、僕は一瞬驚いたが、よく見るとそれは少し違っていた。
<スタバじゃない・・・!>
"USANCHU COFFEE"と書いてあった。
<うさんちゅカフェ・・・うさふぇ・・・>
可愛い・・・!
床から天井にかけて、大きく設けられたロビーの窓ガラス越しに、
ウサギにごはんをあげている若い男性の姿が見える。
他の多くの観光客が、事前にウサギのエサを購入して持ち込んでいるようだったけれど、
僕は島にエサを持ち込んで良いのかわからなくて、持って来ていなかった。
<いいなぁ・・・みんなゴハンあげてる・・・>
と僕は羨んだ。そして思った。
俺もウサギにゴハンをあげたい、ウサギにモテたい。
そこで、ホテルのフロントにて販売されているウサギのエサを購入。
ファストフード店のコーヒーSサイズぐらいの、プラスチック容器に入れたペレットが100円だった。
<フフッ!ウサギのゴハンを手に入れた!>
僕はホテルを出ながらニヤニヤした。<これで俺もウサギにモテモテ・・・>
僕は意気揚々と、外にいるウサギたちの元へ向かった。
ゴハンを手にした僕は最強だった。
寄ってくる・・・!
寄ってくる!ウサギ!
寄って!寄って!
寄りきる勢い・・・!
<うわぁぁぁ・・・!すごい・・・!
食い付き方が違う・・・!たまらん・・・!>
農民!歓喜!
最高でーす!
・・・って、寝てるし!
それから僕は人目もはばからず、ウサギと戯れた。
迫り来る、
農民の黒い手。
足。
鼻ッ!!
この話には、まだ続きがあるが、今日のところはこれで終わりである。
最後に3つの動画をあげておこう!
見るがいい・・・!
ムツゴロウさんと化した俺の姿をっ!!
☆☆☆ 以下に掲載した動画の解説 ☆☆☆
■ 1個目の動画 → ムツゴロウ竜一。貴重な竜一肉声入り。(笑)
■ 2個目の動画 → ウサギ島の風景を撮っているだけ。
■ 3個目の動画 → ムツゴロウ竜一を別角度から撮影したもの。
※ とくに1個目の動画は竜一の口調にドンビキする可能性があります。
でも竜一さんは大体そんな感じの人です!☆(ゝω・)vキャピ
http://youtu.be/8nvjFNm50QA
携帯用動画リンク
【注意】 再生すると音が出ます!
http://youtu.be/E1xs7TAkm24
携帯用動画リンク
http://youtu.be/_RptWC2VH0I
携帯用動画リンク
(続く・・・!)
『EP5を読む』