なか卯 32号高知葛島店

2014.03.05

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なか卯 32号高知葛島店

2014.03.05

2014年2月12日。
なか卯、牛丼、販売終了。

このニュースをインターネット上で初めて目にしたとき。

「牛丼屋が…牛丼をやめる…そんなことが…あるがかえっ…!!」
驚きのあまり土佐弁になりながら、ちょっぴりウケてしまった。

うどん屋が、うどんやめました。
ふとん屋が、ふとんやめました。

そんな響きに聞こえた。

余談だが、車を運転しているとき道路脇に設置された看板に「ふとん」と書かれているのを、よく「うどん」に空目してしまう。

そしてある日「土佐文旦」を「土佐饂飩」に空目してしまったときには、もう自分は末期だと悟った。

逃げられない……。
うどんの呪いから…逃げられない…。

<そういえば…なか卯にもうどんがあるんだっけ…>
『ぎゅうせん』で牛丼を食べながら思った。

<ぎゅうせんにもうどんがあるけど…なか卯のうどんも美味しいってよく聞く…今度食べに行ってみようかぁ…俺なか卯のうどん食べたことあったっけぇ…思い出せないよぉ…>

で。

行ってみたぁ。

『なか卯 高知32号葛島店』

人生2度目の『なか卯』
紐解けば、4年前にも行っていた。
(そのときの記事はコチラ!)

行ったことは覚えているが、うどんを食べていたとは…。

全然!覚えてないっ…!

入店。平日の15時ぐらい。
昼食どきを大きくすぎた時間。
晩ごはんにも早い。

高知唯一のなか卯。
俺、貸切状態。

<ありがたいっ…でも…いいのかっ…こんな贅沢っ…バチがあたりそうだっ…!>

また妙な局面で運を使ってしまった。複雑な心境だ。

入ってすぐのところに券売機があった。
どうやら食券を買う必要があるようだ。

<4年前にも券売機あったっけ…?>

思い出せない。
あまりにも思い出せないので、もしかすると4年前ここにきた自分は自分ではないのかもしれない、などと不思議な心境になった。

俺は、なか卯の国のアリスだ。

慣れない手つきで券売機を操作して食券を買う。

盛大なるオロオロ。
挙動不審、全開。

これだ!と注文するメニュー名をタッチした。
その瞬間、券売機が私には出せないほどの大きな声で喋った。

「先にお金を入れてくださいっ!!」

「す…すいませんっ…!」
半泣きで券売機に謝った。

片隅のカウンター席に腰をおろす。
女性の店員さんがお茶を持ってきてくれる。

無料券いっぱいくれた!

<ありがたいっ…!ありがたいっ…!>
こんなに貰っちゃっていいのかい?と大喜びで食券を渡した。

数秒後。

肉うどん!登場!

早い!早い!
体感で1分かかっていない。

<なか卯…!早いなぁ…!>
驚いた。九州新幹線さくらみたいだ。

牛丼屋(牛丼やめたけど)の肉うどん。

讃岐うどんには、おろし生姜が付き物だけれど、ここではやっぱり紅生姜。

なか卯のうどん、食べようず。

肉は完全に牛丼仕様の味付け。
だからこそ生み出される独特の味わい。牛丼感。

肉うどんなのだけれど、ありがちな肉うどんと何かが違う、牛丼みたいな肉うどん!

やっぱ牛乳…を超えた…!

やっぱ牛丼でしょ♪

武士のようにムシャ武者食べた。
だが、あまりお腹が張らない。

どういうわけか、なか卯のうどんは大盛にできないらしいのだ。

券売機に「大盛」のボタンはなかった。探したけれど見つからなかった。

店員さんに言えば可能ではないのか、とも思った。
でもコミュ障だから、大盛にできますか?なんて訊けない。訊けるわけがない。

帰ってからネットで調べたら、やっぱりうどんの大盛は不能らしい。ご飯物はできるのに、だ。

なにか大人の事情があるのだろうが、うどんだけ食べたい!というパティーンが多い私には、わりと残念なお知らせだった。

今度から、うどん2杯食べようと思う。