牛丼チェーンとして名高い『吉野家』。
その吉野家の牛丼が、なんと無料で食べられるという。
吉牛が無料!?
しかも学生は2杯無料……!
そんなことがあるのかと耳を疑った。
調べると、どうやらソフトバンクのキャンペーン「スーパーフライデー」として同社のスマートフォン利用者ならば、決められた月の金曜日に「牛丼が無料」で食べられるのだそうだ。
「ソフトバンクユーザーだけかよ……」悪態をついていてハッとした。
そういえば俺、ソフトバンクだった。
考えてみれば私は長年利用したauを裏切り、ここ数年はソフトバンクのiPhoneを使っていたのだった。
「言われてみると、ソフトバンクから吉野家がどうじゃら書かれたメッセージがきていた気もする」
今回のキャンペーンは初めてではなく、以前同様に吉野家の牛丼が無料で食べられた際には、大混雑で地域によっては"吉野家渋滞"が発生したともきく。
「牛丼1杯のために、そこまではできないな……」
そう思ったが前回のキャンペーン時に、吉野家に牛丼を買いに行った……いや、もらいに行った高知の人の話では、「そんなに混んでなかったよ」とのこと。
高知は田舎だから混まないのかもしれない。
人、少ないから混まないのかもしれない。
「それなら私も牛丼をもらいに行ってみよう」そう思えた。
当日は仕事の関係で私は行くことができず、結局は妻が行ってくれた。
妻が言うには、駐車場にガードマンがいたりして混雑していたが、車が止められないほどではなかったらしい。
吉野家×ソフトバンク プレミアムフライデー 無料牛丼を持ち帰り
持ち帰った吉野家の牛丼。
これがタダ……!
圧倒的!無料……!!
「そんなことがあるのだろうか」まだ信じられない。
持ち帰りした吉野家の牛丼をレンジで温める
持ち帰ったそのとき、吉野家の牛丼は発泡スチロール製の容器に入っていた。
吉野家の店舗から家までの距離が遠いことに加えて、風呂に入ったりしていたら、当然ながら冷めた。
「これってどうやって温めればいいんだ?」
発泡スチロール製の容器を電子レンジで温めると、溶けてしまいそうな気がする。
「溶けないようになっているのかな?」それでも溶けるとイヤだ。
結局は、家にある陶器の器に移して温めることにした。
生卵を落として食べる
温めた無料牛丼に、冷蔵庫にあった生卵を落とす。
このとき卵に少し醤油を垂らすのは、いまはなき高知の牛丼屋さん『牛丼専科』にて、おすすめの食べ方として書かれていた方法である。
こうすると生卵で味が薄まるのを防げる。
「おいしそう……」私はどこかの貴婦人のように笑った。「おほほほほ」
何度も言うが……。
これが無料!
ありがとうソフトバンク!
ありがとう孫社長……!!
生卵を入れても、ほとんど無料の晩ごはん。
「タダほど高いものはないというから、今後が恐ろしい……」
このあとソフトバンクから何かあるのではないかと、日々おびえている……。