山の緑に囲まれた蕎麦茶屋
高知・香美市香北町の蕎麦屋さん「平家の茶屋」は、人口比の蕎麦屋さんの軒数が日本で一番少ない高知県(参考)において、希少な蕎麦屋さんとなっています。
ここで提供されるのは、つなぎを使用していない、いわゆる"十割蕎麦"と呼ばれる手打ち蕎麦。
「いやぁ、楽しみですねぇ☆」
平家の茶屋の場所
平家の茶屋の場所は、〒781-4217 高知県香美市香北町橋川野597(地図)
土佐山田町・香北町・物部町を横断する国道195号線沿いにあります。
閑静な佇まい。
お店の裏はダム湖。
山の緑を見ていると落ち着く……。
宿泊もできる。
平家の茶屋の隣には、宿泊施設があります。
平家の茶屋の店内は座敷の席多め!子連れでも居心地よし
子連れ、家族連れでゆっくりできる。
平家の茶屋の店内は、中央にテーブル席、あとは座敷の席になっています。
大人数でも居心地よしお。
小上がりになった座敷のほかに、大部屋に数卓が置かれた座敷もありますから、大人数でも同じ空間に座れます。
これならお爺ちゃんもお婆ちゃん、親戚のおじさんおばさんも連れてこられますね☆
電球も素敵。
裸電球に情緒があふれます。
平家の茶屋のメニュー
おかずが選べる平家の茶屋。
平家の茶屋の定食やセットメニューに付く「日替わりおかず」は、日替わりの5種類+カツオの漬け丼から選べる仕様になっています。
蕎麦が苦手なかたには、うどんもあります。
"冷たい蕎麦は手打ちではなく、温かい蕎麦のみが手打ちです"と以前お店のかたに聞いたこともあり、今回も温かい「薬膳そば定食」を注文。
薬膳そば定食(1,000円)
薬膳そば定食
山菜たっぷり田舎蕎麦。
「窓の外の山々を眺めながら山菜食べると、田舎にきたなぁって感じがする」
田舎で食べる蕎麦。
名前だけじゃない、正真正銘の田舎蕎麦だ。
カツオの漬け丼。
山で食べる海の幸。
「なかなか男前のカツオだ……」
箸休めに三種盛り。
この日の三種盛りは、キュウリの酢和え、山芋とろろ、ホウレンソウのお浸し。
梅肉付き。
「この梅肉の意味はなんだろう……梅干し代わり、みたいな……?」
すするのではない、食べるのだ。
つなぎを使用していない、太麺の十割蕎麦。
ツルツルとすすって飲んでいく感覚ではなく、噛んで味わって"食べる感覚"。
舌に広がる、蕎麦の風味!
「もはや私は蕎麦……蕎麦畑だ」
それにしても……
カツオ漬け丼が……
圧倒的攻撃力。
正直、蕎麦のサブメンバーにしか思っていなかった、カツオの漬け丼だが……
この漬け丼、かなりおいしい。
口に含んだ瞬間は甘い。
「おっ、甘い」と思った次の瞬間……
ニンニクが追いかけてくる!
甘い味付けの中に、ニンニクのパンチが効いていて……
漬け丼界屈指のおいしさを生み出している!
ちなみに!
こちらのカツオの漬け丼、高知龍馬空港ターミナルビル2階の食事処「うちんくの食卓」でも提供されているようです。
飛行機に乗る予定がおありのかた、ぜひ。
2010年に訪れた際の記事
平家の茶屋の店舗情報
店名 | 平家の茶屋 |
所在地 | 〒781-4217 高知県香美市香北町橋川野597(地図) |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 火曜日・第2/第4水曜日 |
駐車場 | 有 |
店内 | ■カウンター席/無 ■テーブル席/有 ■座敷/有 |