続き~!
前編はコチラっ・・・! → 『幻の本手打ちうどん やまちっち ~前編~』
山雀さんからうどんを頂けることになったあと。
ひとつ、気になることがあった。
「アタシ・・・キチンと会話が出来るかしら・・・!」
自分の人見知り。
会話能力の無さは、自分が一番よく知っている。
オフラインで、私と話したことがある人なら解るだろうけど、
私ほど会話が不自由な人は、なかなかいない。
頭の回転が遅いようで、すぐには言葉が出てこないのだ。
そんなことだから、今書いているこの記事だって、
去年の12月30日から6日間かけて書いている。
実際に会った山雀さんは、優しい人だった。
私のオチの無い話をキチンと聞いてくれて、
嬉しさで、涙が溢れて止まらなかった。
そして、優しい山雀さんは、
食べ切れないほど、たくさんのうどんをくれた。
「うわ!こんなに・・・!」
驚きを隠せず、
瞳孔が開きっぱなしになっている私に、
「余ったら冷凍しておけばいいから」
そう言って、麺の保存方法を教えてくれた。
だけど・・・結局・・・アタシ・・・。
その日と次の日の朝で・・・全部食べちゃった・・・。
『かけ』
頂いた出汁を、薄めて作った。
麺は水で締めずに、釜揚げ状態で。
こうしたことに深い意味は無く、
ただ一度体感してみたかったのだ。
麺と出汁が織り成す・・・!
『釜かけうどん』という名の・・・!
スペシャルハイブレンドをっ・・・!
『釜玉』
スーパーの惣菜コーナーで買ってきた『かき揚げ』を乗せた釜揚げ麺に、
卵を投下した時、私は脳内で叫びを上げた。
きたっ・・・!
コイツが俺の℃本命っ・・・!
釜玉は難しい。
何度か自宅で、市販の冷凍麺や生麺を使用して、
"釜玉もどき"(あつ玉?)を作ったことがあるのだけど、
自分でやると、卵を半熟にするのが、なかなか上手くいかない。
上手いやり方があるのかもしれないけれど、よく分からない。
そこで、考えた。
丼を、沸騰したお湯で予め温めておいて、
そこに釜(鍋)から抜いた麺を投入。
すかさず卵を割り入れて、かき混ぜる。
この工程を・・・マッハ・・・!
マッハでやればっ・・・!
良い具合に半熟になる・・・よね・・・?
そのあとは、音速。
竜一、速かった。
やったった。
オリャーっ!!
ぜぇ・・・ぜぇ・・・ぜぇ・・・。
やはり、プロがやるみたいに上手くは行かなかったけれど、
いつもよりは、固まった・・・!
頂いた出汁をそのままかけて食べる。
そうすると、卵と小麦、
互いに交じり合って主張し合う。
小麦。
卵。
小麦。
卵。
小麦。
卵。
小麦。
卵。
小麦。
卵。
交互に攻める・・・!
時間差攻撃っ・・・!
最後の一本をゴクリと飲み干し、
滑らかな喉越しを感じながら、
私は思ったのだった。
「山雀さん・・・。
なんでうどん屋さんじゃないんだろう・・・」
店の人に白い目で見られながら、
うどん画像を、撮っては食べて、食べては書いて。
「生姜の記事よりも、うどんの記事の方が力が入っているよね!」
そんな風にも言われてしまった一年。
『幻の本手打ちうどんやまちっち』は、
寒い季節に届いた温かな贈り物だった。
◆ 幻の本手打ちうどん やまちっち
営業時間/店主の気分
定休日/不明
営業形態/それが分からない
駐車場/東京ドーム26個分♪~(´ε` )
『幻の本手打ちうどん やまちっち』の場所はココ!
山雀さんありがとうございました!(TωT)