香川・高松市のうどん

西端手打 上戸うどん 前編/讃岐の結界

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雨が降りしきる朝だった。
数年来、踏み入れなかったあの地へ発つのだ。

<行ってくるね・・・>

誰に向けているのか、
私は心の中でそう呟いた。

一路、北上。
目指すは、『うどんの聖地・讃岐』

例の如く、高速道路は使わない。
(※ 竜一の車は高級なので、ETCは装備されておりません)

ひた走る、一般道。
大豊町の『ひばり食堂』
さらには、うどんスタンプラリーの時に一度だけ行った『さくら』

まだ行ったことは無いけれど、
いつかは行ってみたいうどん屋『遊』の前を通って、
徳島、高知、香川が交わる地、阿波池田を通過する。

山の上にある何とかと言うトンネルを抜けた先は・・・。

霧!

霧っ・・・!

聖地は張り巡らせる・・・!
邪悪なメイドの進入を阻むように・・・!

結界をっ・・・!

ようこそ香川県へ!

前が見えん・・・!
全然見えん・・・!

見つけてくださいあなたの香川

見つけて下さい、あなたの香川。

霧が濃くて・・・。
前も見えないわ・・・。

道の駅

ドシャ降り・・・!
その中を・・・突っ切る・・・!

向かうは香川県西部・・・西讃・・・!
香川と愛媛の県境間近にある・・・讃岐の有名店・・・!

上戸うどん・・・!!
("上戸"と書いて「じょうと」と読む)

ただ、次元の違う高級車だから、
ETCのみならず、カーナビも付いていない。

出汁の香りだけを頼りに、テキトーに西を目指していたら、
上手い具合に、目標にしていた国道11号線に入った。

すぐ右側に、激しい降雨の中でも穏やかな瀬戸内海が見える。
直感が正しければ、上戸うどんは左手にあるはずだ。

緩やかに延びる直線道路。
ついつい踏み込んでしまうアクセル。

時速300キロオーバーは出ていただろうか。

<あら・・・!大きな看板・・・!
何処かで見た文字が書かれているわ・・・!
なんだか・・・!うどん屋さんみたい・・・!>

数百メートル過ぎたところで・・・!
我に帰る竜一・・・!

ちょ・・・おま・・・!

ちょ・・・!
ちょ・・・!
ちょ・・・!

行き過ぎた・・・!

あれや・・・!

あれが上戸うどんやっ・・・!

タイヤスモークを上げて・・・!
時速300キロからのフルブレーキング・・・!
そして・・・元来た道を引き返す・・・!

<あぁもう・・・!俺としたことが・・・!
ありがちな・・・おっちょこちょいに嵌るとは・・・!>

上戸うどん

『上戸うどん』

時刻は10時半ほどだっただろうか。
有名な店だから、ある程度の行列を覚悟していたのだけれど、
時間帯と天候が功を奏したようで、並んでいたのは5~6人ほどだった。

雨が降っていることもあって、
長時間並ぶことは出来ればしたくないと思っていたから、
ちょっとだけ嬉しかった。

(後編へ続く・・・!)
『西端手打 上戸うどん 後編/きゅんきゅん』

お好きな呪文を唱えながら押して下さい。♪~(´ε` )

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竜一

1982年生まれ。高知で生姜農家をしています。うどんをかぶって寝たいほどうどんが好き。ラーメンとカフェも好き。農業家/ブロガー/農業界のうどん野郎/農業は生姜一本で稼いでます。

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