前編はコチラっ・・・!
『西端手打 上戸うどん 前編/讃岐の結界』
讃岐の雄、上戸うどん。
高知のうどんメイド、竜一。
出逢うことが、運命だった・・・。
いざ踏み入れる・・・!
上戸・・・店内・・・!
「ご注文どうぞ!」
お姉さんの声に答える。
そして、やらかす。
「かか・・・かかかっ・・・!
かけうどんの小・・・!」
竜一・・・ドモる・・・!
盛大に・・・ドモる・・・!
香川でもっ・・・!
「か・・・かけの小ですね・・・。
麺が茹で上がるのに5分ほどかかりますので・・・!」
尋常じゃないドモリ方に、
少し引かれた気がしたけれど、
気にしない・・・!
これが俺の個性・・・!
俺が上戸の個性を体感する前に・・・!
上戸が俺の個性を体感するんだ・・・!
この時、竜一。
実は、注文システムがよく解っていなかった。
雰囲気からして、
セルフだということは解る。
しかし、一口にセルフと言ってもいろいろな形態があるわけで、
どういう感じのセルフなのかが解らず、若干不安に思っていた。
<なぁに・・・前の人と同じ様にやればいいのさ・・・!
初めてたも屋に行った時を思い出せっ・・・!>
しかし・・・!
否応なくムネムネと高鳴るドキ・・・!
<クゥ・・・!堪んねぇ・・・!
ジリジリと・・・ひりつくような勝負の緊張感・・・!
俺が求めていたのはこれ・・・!これなんだっ・・・!>
暫くののち、
出来上がったうどんをカウンター越しに受け取り、
錯乱状態の中で右横へとカニ歩き。
すると目の前に現れた、湯が溜められている場所。
手前には"テボ"が掛けられている。
それを見た瞬間、
竜一の脳内で閃光煌く。
<きたぁーっ・・・!きたきたきた・・・!きたぁーっ・・・!
何回もたも屋で練習してきた作業・・・!きたーっ・・・!>
竜一・・・一寸の躊躇も無く・・・!
テボに麺を入れ・・・温める・・・!
今こそ・・・魅せてやる・・・!
高知・武者修行の成果・・・!
おもむろに・・・!
置かれたタンクのコックを・・・ひねる・・・!
ひねり散らす・・・!
すると・・・!
ドバーっ・・・!
出る出る・・・!
出汁っ・・・!
幸せが・・・!
湧き出て来ている・・・!
タンクの中からっ・・・!
丼に盛られた麺の上端まで満たしきったところで・・・!
ストップ・・・!
幸せは、溢れないぐらいがちょうど良い。
さて、なんだかんだで、
結構頑張った竜一。
トッピングに「ゲソ天」を取り、
会計を済ませて、着席した。
『かけうどん(小)』
総制作費300円・・・!
圧巻のスケールで描く上戸のかけ・・・!
ゲソ天が、大王イカ。
ズッシリとした重みが割箸を通して伝わってくる、重量級の麺。
モチモチ・・・!
モチモチ・・・!
顎を弾き返すような・・・!
獰猛なる弾力・・・!
大変な事が起きたのは、
飲み込んだ瞬間だった。
きゅぅぅぅぅぅん・・・!
ゴクッ・・・!
と飲んだ瞬間に・・・!
きゅぅぅぅぅぅん・・・!
きたっ・・・!
松田優作的・・・喉越しっ・・・!
なんじゃこりゃあ・・・!
滑らかに・・・きゅぅぅぅぅぅん・・・!
喉を滑り落ちるんだよっ・・・!
さらに畳み掛ける上戸。
ガツン・・・!
強襲する・・・出汁・・・!
攻撃力っ・・・!
毎日飲みたぁい・・・!
明日も明後日も飲みたぁい・・・!
圧倒的っ・・・!
いりこ・・・!
行ったのが土曜日だったということも関係しているのか、
私と同じ様な観光客風の方が多かった上戸うどん。
「上戸に行ってみたい」
初めてそう思ってから彼是4~5年。
長かったけれど、やっと夢が叶ったひと時だった。
燧(ひうち)のいりこは日本一・・・!
※ このあと、もう二軒ハシゴしました。
レポートは追々書きます。(*´з`)
『手打うどん 渡辺』
◆ 上戸うどん(香川県観音寺市豊浜町)
営業時間/6時~15時(麺切れまで) ←超早起き
定休日/日曜日
営業形態/セルフ (注文→湯掻く→トッピング→会計→着席)
駐車場/有
(かけ小200円、冷ぶっかけ小220円、ゲソ天100円、ちく天100円など)
『上戸うどん』の場所はココっ・・・!
上戸うどんさんのTwitter → @JOTOUDON
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