寒いので、
赤道付近の国へ行きたい。
けれども海外へ行くのは大変なので、
高知にいながらにして行きたい!
などという、どう考えても無茶苦茶な今回の旅。
私は、とりあえず、
陸路でタイを目指した。
高知から陸路で
タイへ行けるのか。
そう誰しもが思うだろうが、
意外と簡単に行けるものである。
「見えてきたぞぉっ・・・!
あれが・・・高名な!タイ王国か・・・!」
高級な軽自動車を、
高級なコインパーキングに停めて、
タイへ歩いていた私は、無意識にそう呟いた。
私はついに辿り着いたのだ。
陸路で、仕舞いには徒歩で、辿り着いたのだ。
憧れのタイへ・・・。
私は声高らかに叫んだ。
「タイ・・・!
発見っ・・・!」
『Asian Dining Chang
(アジアンダイニング・チャン)』
誰が見てもタイ。
正真正銘のタイである。
(誰しもが予想
したであろう、この展開!)
Chang!
移転オープン後!
初・来・店・・・!
ひろめ市場近くにあった時代から、
過去2度に亘って激戦を繰り広げてきたChangと私。
今回また舞台を変えて相まみえる。
<移転してから"カフェ・チャン"ではなく!
"アジアンダイニング・チャン"になったんだな!>
入店。
若い女性を中心に、
ほぼ満席の店内。
唯一空いていた、
カウンターの奥へ案内されて、
腰を下ろす。
巨大水の襲撃。
<大きい・・・!高さがある・・・!
夏ならまだしもだ・・・!いまは冬・・・!
年明け早々に!これは飲み干せない次元・・・!>
カウンターの隣に座る、
若い女性2人組の会話が盛り上がっている。
男同士だと、酒に酔わない限り、
絶対にこのリズムで会話をすることはできない、
と思われる軽快さだ。
そして!なんと!
目前に・・・!
サイコロ・・・!
サイコロを見た私の心中、
穏やかではなくなる。
<これは・・・!これは・・・!
まさか・・・!まさかっ・・・!>
チンチロ・・・!
チンチロッッッ・・・!
知る人ぞ知る!
恐怖の博打ッ!!
<これって・・・アレだろ・・・!
サイコロを振って4と5と6の目が出たら、
シゴロと言って、張った額の倍が貰えたり!>
ヒフミと言って、1と2と3の目が出たら、
逆に張った額の倍を支払わなければならないんだろ!
ここでのチンチロ勝負!
誰が予想したかっ・・・!
<メニューの値段が!
チンチロで決まるとか・・・!
夢にも思わなかったな・・・!>
だが・・・!
こうなった以上・・・!
張らせてもらうぜっ・・・!
限界を超えてっ・・・!
<Changがチンチロを
やろう言ってんだ・・・!>
一世一代の大博打・・・!
勝負っ・・・勝負だっ・・・!
まずはChangが賽を振る!
1投目・・・!
サラダ・・・!
2投目・・・!
スープ・・・!
ここまでは旧店舗と同じ食器で、
無難な目を出してきたChang!
3投目で、キメてくる・・・!
『鶏肉のタイハーブ炒めごはん
(ガパオガイ)』
ピンゾロ・・・!
ピンゾロッ・・・!
ピンゾロォォ
ォォッッ・・・!
<ぐはぁっ・・・!知ってますか・・・!
ピンゾロって!5倍づけと言って!相手が張った額の
5倍を払う必要があるんだよっ・・・!>
終わった。
<でもこれ!美味しい!
なにか特殊なソースみたいなのがかかってて!
モリモリ食べれるっ・・・!>
「鶏肉のタイハーブ炒めごはん」に、
「Cセット」というのを付けて注文していた私。
まだChangの
攻撃!続く!
『四万十鶏のアジア風から揚げ』
<これは以前の店舗でも食べたことがある!
サクサク・・・!サクサク・・・!>
セットの内容は、
旧店舗と同じである。たぶん。
そして!
シメ・・・!
『チャイ(温)』
以下!
『Chang Lunch』
という名のセット!
(内容は日によって変わるのかも?)
『海老のタイ風すり身揚げ』
『えのきのラープ』
これに前述の「サラダ」と
「スープ」も付いて!メイン!
『グリーンカレー
スモール』
グリーンカレー!
スープ!度アップ!
デザート!
<ココナッツミルクが入っている感じ!
知らんけど!たぶん!きっと!>
タイ・・・!
いい国だ・・・!
以上!タイ旅行!
終了っ・・・!
Asian Dining Chang(アジアンダイニング チャン)の店舗情報
店名 | Asian Dining Chang(アジアンダイニング チャン) |
所在地 | 高知県高知市本町2-1-34(地図) |
営業時間 | 11:30~14:00,17:30~23:30 |
定休日 | 日曜日 |
駐車場 | 無 |
店内 | ■カウンター席/有 ■テーブル席/有 ■座敷/無 |
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