喜寿・静岡伊豆放浪記! 第11話 「浄蓮の滝~天城峠」

投稿日:2013.02.17 更新日:

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2日目 地図

1泊目の宿を出た我々は、伊豆半島を南下。
あのマシュー・ペリーも黒船に乗ってやってきたという、下田市を目指す。

<ペリーは黒船・・・!
俺たちはレンタカーだ・・・!>

途中、歌手の石川さゆりさん
「天城越え」という歌の中にも出てくる、
「浄蓮の滝」および「天城峠」に寄る。

道路わきに雪の残る山道を、
ズンズン上って到着。

2日目浄蓮の滝1

『浄蓮の滝』

2日目浄蓮の滝2

「歩かんといかんの?」
と出来るだけ歩きたくない私が訊くと、
オカンもわかっていない様子で言う。

「どうやろ・・・」

オビ=ワンは微笑している。

「歩かないかん?
そらぁ杖がいるが!」

2日目浄蓮の滝3

行けばわかるさ!と、
数台の観光バスが停まる駐車場を横切って、山のほうへ歩く。

2日目浄蓮の滝4

すると、下方に川があり、
コンクリートの長い階段が、
ずっと下のほうまで降りているのが見えた。

<これは・・・なかなか階段が長い・・・!
大丈夫かな・・・オバ=アはまだしも・・・!
オビ=ワンは冗談抜きに、杖が必要かもしれない・・・!>

それでもなんとかテクテク階段を降りて行くと、
途中に茶屋があった。

2泊目茶屋

誰が見ても、茶屋。

2日目鮎

茶屋の前では、
お婆さんが(あゆ)を大きな七輪で焼いている。

「鮎があるで!」
と、その光景を見たオカンが見たままを言う。

「おぉぉ!鮎エエやん!」
と私は自分でもナゼかわからないほど、鮎に大感激した。

「食べる?」
とオカンは奢ってくれそうな勢いで、えらく私に鮎を薦める。

お婆さんもオカンに加勢。

「どうですか!
焼きたて!美味しいよ!」

本当は食べたかったけれど、
薦められると断りたくなる、妙な性格、発動。

「ま・・・まぁ・・・ええわ!」
と私は2人の鮎推しを断って、
さらに階段を下へ降りようとした。

・・・そのとき!
茶屋の壁に石ちゃん発見!

2日目浄蓮の滝5

誰が見ても、石ちゃん!

「石ちゃん・・・!」
と私は憧れの彼の写真を前に呟いた。

「石ちゃん・・・!」
と遅れて歩いてきたオバ=アも、立ち止まって呟いた。

「石ちゃん・・・!」
とオカンも笑った。

みんな"石塚"ではなく、
"石ちゃん"と呼ぶ。

<あんたらも石ちゃん好きか・・・!>
と私は石ちゃんファンが意外と身近にいたことに驚いた。

「マイウー!」
とオバ=アは、石ちゃんの真似さえした。

だがオビ=ワンは、まったく興味がなさそうで、
石ちゃんの写真に見向きもしなかった。

長い階段をひたすら降りて、
ようやく到着。

2日目浄蓮の滝6

浄蓮の滝!

「オカン!写真!
撮って!撮ってー!」

2日目浄蓮の滝7

浄蓮の滝と!
記念撮影・・・!

浄蓮の滝は、ただただ「ドドドドドドド!」と、
ジョジョ立ちの背景に書かれている
謎の擬音(?)のような音を、けたたましく立てていた。

「撮ってくれや!」とオビ=ワンが言うので、
オバ=アとのツーショットも、オビ=ワン・カメラで撮ってあげた。

優しい孫である。

2日目浄蓮の滝8

ワサビ畑。

浄蓮の滝のすぐ側には、
ワサビ畑があった。

<うわー!ワサビ畑・・・!
生で見るのは初めてだなぁ・・・!>

ワサビ本体も、滝の脇に
2~3軒あるお土産物屋さんで売られていた。

買おうかどうしようか、
かなり迷ったけれど、やめた。

滝、見学、
終了。

2泊目茶屋

元来た階段を上がって、
また茶屋の前へ達す。

2日目鮎

鮎を焼いている大きな七輪の前で立ち止まると、
奥からお婆さんが、さっきの茶髪がきた!とばかりに出てくる。

私は別れた恋人に、
もう一度付き合ってくれ!
と告白する乙女のように言った。

「やっぱり鮎・・・!
食べたいっ・・・!」

「なにぃ?食べるがかえ!」
とオカンが笑う。

「オラも食べるき、
買うてくれ・・・!」

とオビ=ワンも欲しがる。

オカンとオバ=アは要らないということで、
私とオビ=ワンの分だけ買った。

2日目浄蓮の滝9

鮎。

2日目浄蓮の滝10

旨いっ・・・!!
(※ 画像は竜一先生的にギリギリのラインです、笑)

頭からカジり付いて、
尻尾まで残さず食べた。

「この鮎!美味しいね!」
と私が言うと、オビ=ワンも頷く。

「おぅ!旨い!旨い!」

浄蓮の滝を堪能したあとは、
また坂をズンズン上って、天城峠を目指す。

運転しながら、
滝の感想を訊いてくるオカンに、私は答える。

「どうやったで!
浄蓮の滝は?」

「滝やったねぇ!」

途中、寄り道。

2日目浄蓮の滝12

『森の駅 天城越え』

2日目浄蓮の滝11

積雪、あり。

2日目浄蓮の滝13

「なんでこんな所へ寄った?」
とオビ=ワンが真顔で言う。

ここは直前に私がオカンに、
「寄ってみよう!」と提案して寄ったので、
私としてはシッカリとした理由を答える必要があった。

「いや・・・なんとなく・・・
なんか面白いもの、あるかなぁーと思ってね!」

オビ=ワンは怪訝な表情を浮かべている。
私がシッカリとした理由をキチンと述べたにも関わらず、だ。

結局、お土産物を見たり、
駐車場の脇に積まれた雪を見て、終了。

天城峠へ。

運転するオカンが言う。

「竜一!ここが天城峠で・・・!
撮りや!撮りや!はよ写真撮り!
はよせんと!トンネル入る・・・!」

「えっ・・・!えっ・・・!?
なにっ!えっ!ちょっと待って!えっ・・・!?」

2日目浄蓮の滝14

天城峠、
終了。

(第12話へ続く!)
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竜一

1982年生まれ。高知で生姜農家をしています。うどんをかぶって寝たいほどうどんが好き。ラーメンとカフェも好き。農業家/ブロガー/農業界のうどん野郎/農業は生姜一本で稼いでます。

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