喜寿・静岡伊豆放浪記! 第11話 「浄蓮の滝~天城峠」

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2日目 地図

1泊目の宿を出た我々は、伊豆半島を南下。
あのマシュー・ペリーも黒船に乗ってやってきたという、下田市を目指す。

<ペリーは黒船・・・!
俺たちはレンタカーだ・・・!>

途中、歌手の石川さゆりさん
「天城越え」という歌の中にも出てくる、
「浄蓮の滝」および「天城峠」に寄る。

道路わきに雪の残る山道を、
ズンズン上って到着。

2日目浄蓮の滝1

『浄蓮の滝』

2日目浄蓮の滝2

「歩かんといかんの?」
と出来るだけ歩きたくない私が訊くと、
オカンもわかっていない様子で言う。

「どうやろ・・・」

オビ=ワンは微笑している。

「歩かないかん?
そらぁ杖がいるが!」

2日目浄蓮の滝3

行けばわかるさ!と、
数台の観光バスが停まる駐車場を横切って、山のほうへ歩く。

2日目浄蓮の滝4

すると、下方に川があり、
コンクリートの長い階段が、
ずっと下のほうまで降りているのが見えた。

<これは・・・なかなか階段が長い・・・!
大丈夫かな・・・オバ=アはまだしも・・・!
オビ=ワンは冗談抜きに、杖が必要かもしれない・・・!>

それでもなんとかテクテク階段を降りて行くと、
途中に茶屋があった。

2泊目茶屋

誰が見ても、茶屋。

2日目鮎

茶屋の前では、
お婆さんが(あゆ)を大きな七輪で焼いている。

「鮎があるで!」
と、その光景を見たオカンが見たままを言う。

「おぉぉ!鮎エエやん!」
と私は自分でもナゼかわからないほど、鮎に大感激した。

「食べる?」
とオカンは奢ってくれそうな勢いで、えらく私に鮎を薦める。

お婆さんもオカンに加勢。

「どうですか!
焼きたて!美味しいよ!」

本当は食べたかったけれど、
薦められると断りたくなる、妙な性格、発動。

「ま・・・まぁ・・・ええわ!」
と私は2人の鮎推しを断って、
さらに階段を下へ降りようとした。

・・・そのとき!
茶屋の壁に石ちゃん発見!

2日目浄蓮の滝5

誰が見ても、石ちゃん!

「石ちゃん・・・!」
と私は憧れの彼の写真を前に呟いた。

「石ちゃん・・・!」
と遅れて歩いてきたオバ=アも、立ち止まって呟いた。

「石ちゃん・・・!」
とオカンも笑った。

みんな“石塚”ではなく、
“石ちゃん”と呼ぶ。

<あんたらも石ちゃん好きか・・・!>
と私は石ちゃんファンが意外と身近にいたことに驚いた。

「マイウー!」
とオバ=アは、石ちゃんの真似さえした。

だがオビ=ワンは、まったく興味がなさそうで、
石ちゃんの写真に見向きもしなかった。

長い階段をひたすら降りて、
ようやく到着。

2日目浄蓮の滝6

浄蓮の滝!

「オカン!写真!
撮って!撮ってー!」

2日目浄蓮の滝7

浄蓮の滝と!
記念撮影・・・!

浄蓮の滝は、ただただ「ドドドドドドド!」と、
ジョジョ立ちの背景に書かれている
謎の擬音(?)のような音を、けたたましく立てていた。

「撮ってくれや!」とオビ=ワンが言うので、
オバ=アとのツーショットも、オビ=ワン・カメラで撮ってあげた。

優しい孫である。

2日目浄蓮の滝8

ワサビ畑。

浄蓮の滝のすぐ側には、
ワサビ畑があった。

<うわー!ワサビ畑・・・!
生で見るのは初めてだなぁ・・・!>

ワサビ本体も、滝の脇に
2~3軒あるお土産物屋さんで売られていた。

買おうかどうしようか、
かなり迷ったけれど、やめた。

滝、見学、
終了。

2泊目茶屋

元来た階段を上がって、
また茶屋の前へ達す。

2日目鮎

鮎を焼いている大きな七輪の前で立ち止まると、
奥からお婆さんが、さっきの茶髪がきた!とばかりに出てくる。

私は別れた恋人に、
もう一度付き合ってくれ!
と告白する乙女のように言った。

「やっぱり鮎・・・!
食べたいっ・・・!」

「なにぃ?食べるがかえ!」
とオカンが笑う。

「オラも食べるき、
買うてくれ・・・!」

とオビ=ワンも欲しがる。

オカンとオバ=アは要らないということで、
私とオビ=ワンの分だけ買った。

2日目浄蓮の滝9

鮎。

2日目浄蓮の滝10

旨いっ・・・!!
(※ 画像は竜一先生的にギリギリのラインです、笑)

頭からカジり付いて、
尻尾まで残さず食べた。

「この鮎!美味しいね!」
と私が言うと、オビ=ワンも頷く。

「おぅ!旨い!旨い!」

浄蓮の滝を堪能したあとは、
また坂をズンズン上って、天城峠を目指す。

運転しながら、
滝の感想を訊いてくるオカンに、私は答える。

「どうやったで!
浄蓮の滝は?」

「滝やったねぇ!」

途中、寄り道。

2日目浄蓮の滝12

『森の駅 天城越え』

2日目浄蓮の滝11

積雪、あり。

2日目浄蓮の滝13

「なんでこんな所へ寄った?」
とオビ=ワンが真顔で言う。

ここは直前に私がオカンに、
「寄ってみよう!」と提案して寄ったので、
私としてはシッカリとした理由を答える必要があった。

「いや・・・なんとなく・・・
なんか面白いもの、あるかなぁーと思ってね!」

オビ=ワンは怪訝な表情を浮かべている。
私がシッカリとした理由をキチンと述べたにも関わらず、だ。

結局、お土産物を見たり、
駐車場の脇に積まれた雪を見て、終了。

天城峠へ。

運転するオカンが言う。

「竜一!ここが天城峠で・・・!
撮りや!撮りや!はよ写真撮り!
はよせんと!トンネル入る・・・!」

「えっ・・・!えっ・・・!?
なにっ!えっ!ちょっと待って!えっ・・・!?」

2日目浄蓮の滝14

天城峠、
終了。

(第12話へ続く!)
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コメント

  • Comments ( 6 )
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  1. By かくれんぼみお

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    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    わさびの畑なんて、すごいですね。すばらしい

  2. SECRET: 0
    PASS: 5b90e6ad183357a027ec0d0443bc9637
    高知には、ワサビ畑ってなかなかないですからねー!
    採り立てのワサビは新鮮でしょうけど、自分も新鮮な気分で見学しました!(笑)

  3. By ムシマル

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    「石ちゃん」の輪唱シーンには、吹き出しました。

    マイウー。

  4. SECRET: 0
    PASS: 5b90e6ad183357a027ec0d0443bc9637
    石ちゃん!自分!めっちゃ好きです!
    なにか憎めない人柄がエエですねー!(^ω^)

  5. By わしわし

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    その浄蓮の滝から10分の地元民です
    わさびと聞いては黙っておれぬww
    すりおろした本ワサを熱いステーキなどにまぶして食べるのはメジャーですが
    実は日本酒に入れてもイケるのですよ
    コーヒーカップ一杯に小さじ二杯くらいかな。ちょっと多くね?くらいがいい
    お好みでレモンかライムひとたらしで
    日本酒は吟醸とかあまり高いのよか普通のでスッキリ系のが合いますよ
    来るのがわかってればお土産あげたのにいいいww

  6. SECRET: 0
    PASS: 5b90e6ad183357a027ec0d0443bc9637
    おおー!地元の方!
    日本酒にワサビ…!初めて聞きました!でも美味しそう!
    今度やってみます!こっちでは丸々のワサビは結構なお値段しますけど…(苦笑)

    この記事の話自体、じつは完結しないままに1年近く放置しているので、そろそろ続きを書きたいと思ってます。
    今度行くときは、テレパシー飛ばすので、お土産よろしくお願いします!(´ω`*)

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