こぼれないよぉぉぉ……!
他県には1店も存在しないが、高知県には20店舗もある、高知が世界にほこる、弁当店『くいしんぼ如月』。
大手弁当チェーンですら実現できていない、汁ものの持ち帰りすら可能な如月において、竜一、「うどん」をテイクアウト。
初めての「牛とじうどん」
如月は1滴もこぼしません
『くいしんぼ如月』独特の密閉法で、完全に閉じ込められた汁。
スパイス!七味唐辛子まで付いた、万全の体制!
「うどんには、七味や!わしゃ七味が入ってないうどんなんか食わん!」という面倒くさい人をも黙らせる布陣……!
子供の頃から『くいしんぼ如月』に通っている竜一。うどんフェチで知られる竜一。「うどんの竜一」でグーグル検索される竜一。
「くいしんぼ如月」「うどん」「竜一」は、愛のトライアングルで結ばれているはず。それなのに………!
「俺、如月の『牛とじうどん』食べるの、初めてなんだよな……」
竜一くん、お味はいかが?(MOCO'Sキッチン風に)
開封……!
瞬間!漂い散らす「牛」の香り!
「出汁の香りに勝る勢いで、牛肉の香りが"モウモウ"と漂ってくる!牛だけに……!」
*30代も中盤に差し掛かると、寒いダジャレを平気で飛ばせるようになる(やだやだ……)。
肉がっ!牛肉が大量に入っている!
「世界を包む卵とじの中には、タマネギもたくさん入って……」
ありがたいっ!
『くいしんぼ如月』における、ノーマルの「うどん」税込285円に対して、「牛とじうどん」の価格は495円。
「たった210円増しで、甚大な量の『牛肉』『卵』『タマネギ』を投入していただける!」
感謝っ!至福の牛とじうどん……!
竜一!食べる!感涙し、肩を揺らしながら食べる……!
「うーん。これ七味を入れたほうが良さそう……」
「うどんには、七味や!わしゃ七味が入ってないうどんなんか食わん!」という人が正解……!
牛とじうどんに、七味唐辛子を入れてみた
スパイス!七味!入れたほうが絶対美味しい!
かに思えた、が……!
「あ、あれ……。入れなくて良かったかも…。おそらくは牛肉の煮汁から出た甘い味、それが想像よりも七味と合わない……」
結論
「うどんには、七味や!わしゃ七味が入ってないうどんなんか食わん!」という人は、あんまり正解ではなかった……。