「そうだ。小豆島いこう。」
JR東海もビックリ。思い立ったその日に出発。1泊2日の弾丸ツアーで挑んだ小豆島旅行。
(参考:小豆島観光ブログ!高松港からフェリーに乗船。「オリーブ記念館」へ)
その小豆島に「世界一狭い海峡」があると知ったのは、小豆島初日、宿でのことだった。
宿に置かれた観光チラシを見ていると、宿のすぐ近くに、ギネスブックに認定された「世界一狭い海峡」が存在するというのだ。
「おお、面白そう……!」
どんなことでも「一番」になるのはすごいことだ。たとえば人が3人いて、その中で一番勉強ができるだとか、一番走るのが速いだとか、ライバルは2人しかいなくても一番になるのはなかなか難しい。
そんな一番を達成したものがすぐ近くにある。それも世界一である。
「見たい!その海峡!」
朝食をとる間も惜しみ、パンを食べながら向かった。
これがギネス認定!世界一狭い海峡「土渕海峡」だ!
「これ、川ではなく、海峡?」たしかに狭い!
世界一狭い海峡「土渕海峡(どぶちかいきょう)」の全長は約2.5メートル。最大幅は約400メートル。最も狭くなっている部分の幅は9.93メートルとのこと(参考:Wikipedia)。
「最も狭い部分の幅が9.93メートル……」
気になって調べてみた「走り幅跳び」の世界記録は、アメリカのマイク・パウエル選手が記録した8.95メートル。
「パウエル選手でも無理か……」
パウエル選手がギリギリ飛び越えられない幅だということがわかった。しかし世界クラスの力を持った走り幅跳びの選手ならば、もう少しで対岸に届いてしまうほど、土渕海峡の幅は狭いのだ。
狭い!狭いぞ!土渕海峡!
▲ 海峡そばの地面にたくさん埋め込まれた、著名人の手形。
「どうしてたくさん手形があるのだろう……」
わからないが、誰しもが名前を聞けばすぐにわかる有名人ばかりである。
石川さんもある!
「いいよねぇ。石川さゆりさん。天城越えがいい……」
▲ さらには、演歌ルネッサンスの碑。
調べると、作詞家の吉岡治さんが小豆島出身とのことで、それに関連している模様。
土渕海峡での記念撮影は望遠レンズ必須?
観光チラシに書かれた記念撮影の仕方の通り、1本向こう側の橋の上から撮影する。
がっ!
遠っ!
竜一!圧倒的米粒!
標準ズームの一眼レフでは遠すぎたために、近づいて斜めから撮る(上記画像、右側の黒い車がとまっている辺り)。
ん、んん…!まあまあ!
「おすすめの撮影ポイントからは、そこそこズームできるレンズじゃないと撮れないんだな……」
「土渕海峡」横断証明書を発行してもらう。
土渕海峡のすぐそばにある、土庄町(とのしょうちょう)役場で「土渕海峡 横断証明書」を発行してもらえるとのことで行ってみる。価格は1枚100円。
▲ 土庄町役場は、土渕海峡の本当にすぐそばにある。
日曜日だったが、宿直室で発行してもらえた。
やったー!日本一狭い海峡「土渕海峡」を渡りきったぞ!
(終わり)