時々、食材の気持ちになることがある。
演劇に「主役」と「脇役」があるように、料理にはどうしても、主役的役割と脇役的役割が発生する。
「主役と脇役の法則」は多くの世界で当てはまる。
人間が集団を形成すると、必ず主役級の扱いを受ける者と、脇役の扱いを受ける者、両者にわかれる。
たとえば、スポーツの世界などがわかりやすい。
頭抜けた成績を上げた者……。
- プロ野球においてレギュラーとして年間打率3割3分を超えた。
- サッカーのプロリーグで得点王に輝いた。
- F1で年間チャンピオンに輝いた。
それらの者は当然のように主役級の扱いを受け、それより下の成績しか残せない者は脇役でしかない扱いを受ける。
脇役扱いされた本人は不本意だろうが、残酷なことに多くの人々は結果を重視。……重視しているつもりはなくても自然に結果を重んじてしまい、結果を出せない者を脇役と見てしまうものなのだ。
レストラン四季(香南市・野市町)
![レストラン四季の外観](https://syoga-udon.com/wp-content/uploads/2018/01/d6c4854b9b5aa97f5d758936274b766d.jpg)
レストラン四季(香南市・野市町)
香南市野市町『レストラン四季』。
本格的な洋食が、リーズナブルなお値段で食べられるお店。
周囲には田園風景が広がる。
田んぼと住宅に囲まれた立地に佇む、隠れ家的レストラン『四季』は人気店だ。
平日に訪れても、お昼どきの四季の駐車場はいつも満車。
私が行ったこの日も、店周辺を何周回かして駐車場が空くのを待った。
レストラン四季の店内
数十分後に、なんとか1台分の駐車スペースが空いて入店。
久しぶりの四季である。
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レストラン四季のメニュー
数種のランチメニュー。
明らかにお得なのは、その時々の肉料理と魚料理で構成される「日替わりランチ」。
手作りのランチがドリンク付きで1,100円はコスパ高い。
レストラン四季の「日替わりランチ」は、いつもおいしい!
先に来たのは、スープ。
溶き卵が入っている。
次順は、サラダ。
野菜のシャキシャキ感が印象的だ。非常に瑞々しい。
![レストラン四季の日替わりランチ](https://syoga-udon.com/wp-content/uploads/2018/01/285c1ccd1bfe9556fdf21dfe3d844496.jpg)
レストラン四季 日替わりランチ
この日の四季の「日替わりランチ」は、鶏肉のソテーと、エビフライ。
![レストラン四季の日替わりランチ 鶏肉のソテー](https://syoga-udon.com/wp-content/uploads/2018/01/7cbd51f63320e3a2f7f643f87b6c3cf8.jpg)
レストラン四季の日替わりランチ 鶏肉のソテー
鶏肉にかかったブラウンソースが美しい。
![レストラン四季の日替わりランチ エビフライ](https://syoga-udon.com/wp-content/uploads/2018/01/8bdaa48b0df0c58eaf16e6712afadcc7.jpg)
レストラン四季の日替わりランチ エビフライ
名古屋名物でもあるエビフライは、名古屋の貴婦人も驚く上品さを兼ね備えている。
「おほほほほ」と、こちらに笑いかけてくる勢いだ。
立体的に盛り付けられた、鶏肉のソテーは豪華。
主役である鶏肉がおいしいことはもちろんだが、私が好きなのはこれ……。
付け合わせのお野菜!
この日の『四季』、鶏肉のソテーに添えられたのは、素揚げしたズッキーニ、ポテト。
さらに好きなのが「グラッセ」というのか、甘く煮たニンジンやダイコン。
うまいんだよなぁ!
野菜の味が出て……!!
「主役は間違いなく鶏肉だが、脇で支える野菜たち……」
たとえ世界中が鶏肉しか見ていなくても、私は見ている!
キミたちの活躍を!
脇役がいてこその鶏肉……!
鶏もわかっている……!
日々、野菜たちの世話になっていると!
フレー!フレー!
ニンジンさん……!
フレー!フレー!
ダイコンさん……!!
「グラッセも大量に食べたくはないんだよな。こうやって少しだけ食べるのが本当においしい……」
食後にレモンティー。
レモンから漂うおしゃれ感。
これが『レストラン四季』である。
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「レストラン四季」の所在地、営業時間、定休日、駐車場
所在地/高知県香南市野市町西野1939-2(地図)
営業時間/11:00~14:30(L.O.14:00)、17:30~20:30(L.O.20:00)
定休日/火曜日
駐車場/有
■カウンター席/無 ■テーブル席/有 ■座敷/無