近年、爆発的に売れた日清食品のチキンラーメン「アクマのキムラー」といい、"悪魔"は新たなる爆売れキーワードなのだろうか。
コンビニエンスストア「ローソン」が2018年10月に販売開始して以降、6日で120万個、12月初旬には1,000万個を売り上げて、絶対王者シーチキンマヨネーズ(ツナマヨ)の販売個数を抜いた「悪魔のおにぎり」が2019年1月15日にバージョンアップされた。
もともと「悪魔のおにぎり」は、白ダシで炊いたごはんに、天かす、青のり、天つゆなどを混ぜ合わせたおにぎりだったのだが、新バージョンはゴマ油とネギを加えた仕様に変更されているという。
リニューアルされた、ローソン悪魔のおにぎりを実食レポート
ゴマ油とネギを持った悪魔が、こちらを見つめている。
パッケージの隅に、その悪魔的キャラクターの名前が書かれている。
「あくまでタヌキくん」
悪魔に変装したPontaじゃなかったんだ……。
わからない……。
価格 | 110円(税込) |
カロリー | 210kcal |
- コンビニおにぎりの歴史を変えるほど売れた、おにぎり
「悪魔のおにぎり」は、おいしすぎてついつい食べ過ぎてしまうことから、悪魔のおにぎりと名付けられたそうだ。
そんなに食べてしまうのなら、1個じゃなくて200個くらい買っておいたほうがよかったかな……。
悪魔のおにぎり
白出汁で炊いたごはんに天かす・天つゆなどを混ぜ合わせた旧バージョンの悪魔のおにぎりに、ネギとゴマ油が加えられている。
見た目は少しチャーハンみたいでもある。
パッケージを開封した瞬間から、ブンッブン。
醤油と出汁、青海苔の香りが漂ってくる。
米だ。おにぎりだ。
おにぎりの山だ……。
外観に悪魔要素はない。
醤油ダレが見た目にわかるほど、まだらにかかっている。
そそり立つエッジ。
おにぎりの山頂が、おいしいうどんの麺みたいに反り返っている。
ゴマ油が効いた、悪魔のおにぎり
すこぶるゴマだ。
食べてみると、ものすごくゴマ油が効いている。
新しい……。
間違いなく、このおにぎり、新世界の扉を開いている。
ゴマ油の香りと味がブワッと強烈に来たあと、白出汁や青海苔の風味がする。
「待ってよ、ゴマ油」
先行するゴマ油を、そうやってほかの素材が追いかけてくる。
迫ってくる後続に差し込まれまいと、逃げ切りを図るゴマ油。
濃い……。
濃いっ……!
- 悪魔のおにぎりは、悪魔の焼うどんと同じく、濃いめの味
強い……。
強くて濃厚な味。
そしてやはり「悪魔の焼うどん」と同じく、ビールが欲しくなる。
ビール………。
ビールでおにぎりを流し込みたい……。
悪魔のおにぎりをおつまみに晩酌する、それも風流じゃないか。
食べ始めると止まらなくなるどころか、飲めないとわかりきっている昼にも、ビールを欲しくさせる。
悪魔だ……。
悪魔のおにぎりだ……。
- 悪魔の焼うどん、こちらから
悪魔の焼うどん!ローソンの新商品は青さ入り天かす山盛りうどん
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