香南市夜須町。
無料で通行できる高規格道路が付いたために、めっきり交通量が少なくなった赤岡町から夜須町に抜ける国道55号線。
しかし……
このお店は流行ってんなぁ。
香南市夜須町の「らーめん家 正蔵」

らーめん家 正蔵
らーめん家 正蔵の場所
お昼どきは平日でも混み合っている印象。
「平日の午後1時半まで時間をずらしても、なかなかお客さんが入っている」
気になっていた……。
高規格道路ができたおかげで、どう考えてもよいとは思えない立地となってしまったお店。
……なのに、いつも大盛況。
「そりゃあ行ってみたくもなるよ……」
らーめん家 正蔵の店内は座敷あり、子連れ可能

らーめん家 正蔵の座敷席
らーめん家 正蔵の店内
年季が入った外観に見えるが、店内は綺麗。
「小さい子を連れて来られるのはありがたい」
ラーメン家 正蔵のメニュー
らーめん家 正蔵のメニュー
メニューの筆頭は「しおらーめん」。
「塩オシなのか……?」
ここは香南市夜須町。メニューの筆頭に「塩」が記載されているのは、海が近いことも関係しているのだろうか。
「いや、そんなまさか、海=塩なんてこと……」
だがタイムサービスのメニューを見ても、定食メニューを見ても、塩が絶対筆頭になるように記載されている。
生ビール、そういうのもあるのか……。
「率直に言って、飲みたい」
カロリー面への懸念がなければ飲みたいところだけれど、私、太りすぎ。
「ビールは自重だ……」
メニューの筆頭に記載された「塩ラーメン」を食べようか迷うところだけれど……。
いるんだよなぁ……アイツが。
味噌カツラーメン!!!
ここで逢ったが百年目、食べずにはいられないのが高知のラーメン野郎。
捧げるんだ、いまこの一瞬。
しいては人生を味噌カツラーメンに!
らーめん家 正蔵「味噌カツラーメン」

味噌カツラーメン(750円)
正蔵の味噌カツラーメン
湯気と共に、味噌の香りが漂ってくる。
「この味噌スープが香るマスクが販売されていたら、コンマ2秒で買うよ」
カツ、カツである!
「味噌のお風呂で幸せそうに浸かってらぁ……」
ぶうぉん!
ニンニクガツン!
結構ニンニク効いてる……!
「これは……パワー付きそう!」
いまなら引っ張れるんじゃないか?
ちょっとした馬車くらい!
「いや待て……馬車を馬の代わりに人間が引っ張ったら、それはもう馬車じゃないか……」
じゃあ何?
人力車……?
「そうか、私は人力車が引っ張りたいんだ」
正蔵のニンニクが効いた、パンチ力満点の「味噌カツラーメン」なら……
引っ張れるぞ!人力車!
って………。
もはや何の話をしているのか、わからないな。
とにかく正蔵の「味噌カツラーメン」は、ニンニクが効いてパンチがあるってことだ。
具材たちも、いい働き。
味がしっかり付いた、半熟トロトロの味玉。
「この味玉は好きだ……」
どれくらい好きかと言えば、味玉にラブレターを書きたいくらい好きだよ。
らーめん家 正蔵のタイムサービス「醤油ラーメン+焼飯」

タイムサービス限定 醤油ラーメン+焼飯(850円)
醤油ラーメン+焼飯
正蔵のランチタイムサービス。
- 塩
- 醤油
- 味噌
以上の中からラーメンの味を選べるが、この局面は「醤油」を選択。

醤油ラーメン
醤油ラーメン
醤油ラーメンで、これほど透明度が高いスープはめずらしい。
セットの焼飯は、ハーフサイズではない。
「これたぶん丸々1人前だよね……」
いっぱい食べられる幸せ。
幸せをフォーエバー!
モヤシにキクラゲがいいじゃない。
どこか懐かしさを感じる平穏なラーメンと思いきや、スープの透明度に感じる、攻めの気配。
安心感の中にある、強さ。
変に奇をてらったラーメンだと「圧がすごいな」と感じることも多いけれど、正蔵のラーメンは安らげる。
正蔵のラーメンには、安らぎがあるんだ。
一人でも子連れでも気軽に行けて、しかも安らげる。
夜須町で、安らげる。
らーめん家 正蔵の店舗情報
所在地 | 高知県香南市夜須町手結山760(地図) |
営業時間 | 11:00〜16:00 17:00〜19:00 |
定休日 | 第1/第3月曜日、第1/第3火曜日 |
駐車場 | 有 |
店内 | ■カウンター席/有 ■テーブル席/有 ■座敷/有(3卓) |