東京育ちの高知ラーメン。
高知市の中心市街地、はりまや町に東京の有名店で修行されたラーメン屋さんがあります。
そんな東京の中でも、一線級のお店で培われたラーメンが高知で食べられます。
宮本屋の場所
宮本屋の場所は、高知市南はりまや町1丁目6-1(地図)
パチンコ店「123」の裏手側で、電車通りを挟んだ店舗向かい側には、焼鳥居酒屋「吉鳥」があります。
東京の永福町大勝軒で修行された、宮本屋さん
ラーメン・つけ麺、宮本屋。
緑色のテントと、看板の書体が印象的な外観。
「このフォント素敵だ……」
宮本屋のご主人は、東京都杉並区にある昭和30年創業の老舗にして有名店「永福町 大勝軒」で6年間ほど修行されたかたとのこと。
かなり有名なお店であるため、高知でも名前だけは知っているよ、と言うかたは多いと思います。
宮本屋の店内には、軽快な洋楽が流れる
洋楽が流れるラーメン屋さん。
L字型のカウンター席と、テーブル席で構成される宮本屋の店内では、洋楽が軽快なリズムを刻んでいる。
ガリがある、ラーメン屋さん。
卓上には白い容器が置かれている。
「なんだろう……」
フタを開けてみると中身はガリ。生姜の甘酢漬けだ。
「ラーメン屋さんでガリが置かれているのは初めて見た」
生姜農家、歓喜の瞬間。
「ありがたいっ!ありがたいよ!宮本屋さん……!」
ガリは箸休めになりそうだし、ラーメンにのせて食べてもよさそうだ。
宮本屋のメニュー
メニューの書体も看板と同じ。
これは………
宮本屋フォント?
"ラーメン"って字の流れる感じ、流線美がたまらない。
「このメニューの文字、手書きだよね?だとすると、わざとこう書いているのですか……」
書体に対する、強いコダワリを感じる。
売って欲しい……
このフォント売って欲しい!
ごはんもの……
夜限定メニューもそろう中……
全部のせスペシャル発見!
宮本屋の6種類の具材すべてがのった「全部のせスペシャル」なるラーメンを張り紙に見つけた。
「ノーマルの"ラーメン"が850円で、チャーシューメンが1,050円なのに、全部のせが1,100円って……」
圧倒的お得感!
「ノーマルラーメンとの差が250円しかないなら、全部のせたい」
踊るラーメンと踊らないラーメン、同じラーメンなら……
のせなきゃ損!損っ……!
しかもランチタイムはライスが無料で付くとのこと。
しかし……
もうすでにいっぱい食べて大きくなりすぎているから、泣く泣く遠慮しました。
宮本屋「全部のせスペシャルラーメン」
全部のせスペシャル
この島は、きっとうまい。
「島だ……食べられるラーメン島だ……」
島は屈強なチャーシューに守られていて、接岸するには困難を極めそう。
いざ!接岸……!
ラーメン島に上陸!
「たとえ上陸できても、まずは何からいこうか迷うほどだ……」
上空にドローンを飛ばすと、この状態。
「じつは麺が入っていなかったとしても、気がつかないほど具材が盛られている」
ワンタンもいまーす!
ドキンちゃんもいまーす!みたいに、そう言いたくなる世界観。
「具材がありすぎて空間なし。きっとワンタンは、もうモヤシやメンマの下に盛るしかなかったんだ……」
麺っ!
「たくさんの具材が漬物石みたいな重しになっていて麺が重い。箸で引き上げるのも一苦労だ」
麺の重さは幸せの重さ。
それだけ具材多いわけだ。
食べてみると……
「スープの出汁感が強い!」
魚介出汁と、醤油豚骨スープの合わせ技……
ダブルスープの攻撃力。
豚が飛んでくると同時に、魚が攻めてくる。
降参。
「一人じゃ到底勝てそうにない……」
スープに沈む、"味付けそぼろ"がすごくおいしい。
「"刻みチャーシュー"と言ってよいくらい、大粒の味付けそぼろがゴロゴロ入っていて、好食感を生み出している」
荒ぶるチャーシュー。
豪快、男らしい、そんな言葉が似合うルックスだが、見た目に反して、食べてみるとやわらかい。
「かたすぎず、やわらかすぎず、ほどよい……」
ジャストミートで名を馳せた福沢さんもビックリするに違いない、ジャストミートな食感。
もう、この豚
このチャーシュー
ジャストミート。
いや、"ジャストポーク"でいいんじゃないの。
飛ばない豚はただの豚、というけれど、このとき宮本屋の豚は、間違いなくボクの心に飛んできたんだ。
背中には魚をのせていた。
宮本屋の店舗情報
店内 | 宮本屋 |
所在地 | 高知県高知市南はりまや町1-6-1(地図) |
営業時間 | 11:00~15:00(LO.14:45) 17:00~21:00(LO.20:45) ※ 売り切れ次第閉店。月曜は14時閉店で夜営業なし |
定休日 | 無 |
駐車場 | 無 |
店内 | ■カウンター席/有 ■テーブル席/有 ■座敷/無 |
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