高知市より、ちょっぴり東。香南市野市町の国道55号線沿いにある『うどんの庄 真田』。
2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」の影響ではないと思うが、2014年5月末のオープンから2年半ほどが経った現在、すっかり人気店と化しているうどん店。
「これまでにも『醤油うどん』だの『釜バター』だの『肉うどん』だの『山かけぶっかけ』だの、だのだの食べてきたが今回は・・・」
「うどんの庄 真田」の人気メニュー1位・2位を食べる
(*店舗画像はオープン当初のものです…!)
「いやぁ、久々だね。真田はね。来ようと思えばいつでも来られるんだけれど、座敷がないから子連れには・・・」
って、あった・・・!
真田!座敷あった・・・!
「うどんの庄 真田」は、ほとんど個室の座敷有り。子連れ行ける
「気が付いていなかった・・・」
なんと!真田は店舗入って左側!見えない位置に座敷があったのだ・・・!
「さすがは『真田丸』!まるで武家屋敷みたいに、隠し部屋方式を採用していたのか・・・」
実際に隠しているつもりは、まったくないのだろうが、とにかく『真田』には座敷があった。子連れの竜一たちを見た店員さんが、普通に通してくれた。
1卓のみで、混雑時は座れない可能性が高いが、子連れにはあるだけでありがたいのが座敷。
しかもこの座敷。ほとんど個室。四角い部屋で、4面の内の1面は戸もなく空いているが、残りの3面は壁になっている。これはかなり楽。
「子連れで行きづらい印象だった『真田』。じつはすこぶる行きやすかったのか・・・!」
この事実に、いままで気が付いていなかったなんて、終わっている。
人生の9割を損した。
真田のメニュー
一年中「冷やかけ」が食べられる真田。高知では希少な店
子供向けメニューも有り
出汁は、化学調味料不使用の天然出汁
粉は、国産小麦!
店内の掲示物によると、『真田』の人気メニュー1位は「とり天ぶっかけ」。2位は「肉玉しょうゆ」とのこと。
「ほう。意外。どうしても…とくに高知は『うどん』に対する先入観もあって、温かい出汁が入った『かけうどん』の系統が人気であるはずなのに、『真田』は1位・2位が俗に言う"汁なしうどん"なんだな・・・」
わかった。両方食べよう。
とり天ぶっかけ(温)
「とり天ぶっかけ」。選べた温冷は「温」を選択。大きなとり天が4個、威風堂々と鎮座する。おろし生姜は別盛。
レモンを搾り、出汁をぶっかけて食べると広がる、真田の世界・・・!
「麺ではなく、鶏天にレモンをかけるのがポイント。唐揚げにレモン。あれ美味しいじゃない。まさに同じ状況が作り出せる・・・」
それに天然出汁がかかるんだよ・・・!
悶絶しないのが嘘だろう・・・!
いろんな美味しい香り、味が混ざって入り乱れる・・・!
事態は一気に、混戦ムード・・・!
「次から次へと矢継ぎ早に、ブワンブワンくるぜ・・・」
肉玉しょうゆ(冷・大盛)
店によっては「生卵」を投入してくるパティーンもある「肉玉うどん」。『真田』は「温玉」のパティーン。
肉は「国産牛」。
「日本の小麦粉に、日本の牛だよ・・・!」
オールジャパン・・・!
完成した・・・。
オールジャパンの完成だ・・・!
さあ!声を合わせ、言おう・・・!
「せぇの…。せぇの、でいくよ!」
せぇぇぇぇの・・・!
うどんは、ニッポンの宝やぁ・・・!
決まった・・・!
「さあ、儀式は終わりだ。お前に醤油をぶっかけてやる・・・」
どひゃあ・・・!
「気が狂いそうです!すでに狂っています・・・!」
てゆーか、麺良くなったね・・・!
「以前の『真田』の麺より格段に弾力が良くなっている。"伸び"が出てきたというか…。ぶっかけ出汁も、以前は自分には薄すぎたけれど、いまはだいぶ力強くなっている・・・」
子連れ(幼児連れ)でも行けることが発覚した『真田』。うどんのクオリティも向上していて、一気に目が離せない存在になってきた。
▼ 当記事執筆以降に更新した「うどんの庄 真田」の記事。
「うどんの庄 真田」の所在地、営業時間、定休日、駐車場
所在地/高知県香南市 野市町西野1896番地3 U-BURG1階(地図)
営業時間/11:00~15:00
定休日/火曜日
営業形態/一般店
駐車場/有
一人行きやすさ/◎ カウンター席有り
子連れ行きやすさ/○ 半個室の座敷有り
*うどん巡りに「高知うどん店一覧データ」もご活用ください。