驚いた!こりゃあうまい・・・!
徳島の手打ちうどん「小槌(こづち)」は只者ではなかった
うどんを食べる、ただそれだけのために、粉雪、舞う中、高速道路にのり、ひたすら走ってたどり着いた、徳島県は板野郡藍住町。
「小槌」の店内は、座敷有り
店の隅に座敷が2卓用意されていて、子連れ(幼児連れ)にありがたい仕様。
セルフ方式の「小槌」
- 注文
- うどんの受け渡し
- 食べる
- 食器返却
- 会計
このように通常は高知の『さかえ』みたいなシステムになっているようだが、竜一が『小槌』に入店したのは午後2時すぎ。ちょうとお客さんが切れたタイミングだった模様。
いまから麺を茹でるので、12分ほどかかるけれど構わないですか、と大将。はい、と答える竜一。
「高知から高速で何時間もかけて来たんだ。当然待つ・・・!」
「小槌」のメニュー
- かけうどん 290円
- 肉うどん 490円
- カレーうどん 500円
- 醤油 290円
- 冷やしつけうどん(ざる) 350円
- ぶっかけ 350円
- 温玉ぶっかけ 420円
- 肉ぶっかけ 550円
- 釜揚げ 350円
- 釜玉 390円
- 釜玉バター 490円
- 釜玉チーズ 510円
- 肉釜玉 590円
*「大」は100円増し
「ちく天」と「ゲソ天」
先に天ぷらができたから、と女将さんに呼ばれて、待っていた座敷からカウンターへ取りに行く。
通常は"揚げ置き"されているのかわからないが、とにかくこのときは揚げたてで提供してくれた「ちく天」と「ゲソ天」。
「湯気と共に漂ってくる香りが、もうすでに美味しいと言っている・・・」
食べてみると案の定・・・。
ゲソ、うまっ・・・!
「衣がまたうまい・・・」
釜から揚がったばかりの「釜玉」と「醤油(温)」
「徳島のうどんって、『たらいうどん』のイメージ…。あと麺だったら『徳島ラーメン』かな?手打ちうどんのイメージあんまりない・・・」
大体皆さん、そのようなことを申しますが・・・。
何言ってんの?徳島のうどんすごいよ・・・!
醤油(温)
やや平打ち気味になった麺!卓上に置かれた出汁醤油を垂らして食べると・・・。
なんですか!これは・・・!
俺の体を電流が駆け抜けた・・・!
夢中で「醤油」の麺線を駆け抜けて、「釜玉」に移行する。
釜玉
「全農高知」みたいに言うけれど・・・。
全うどん高知・・・!
高知のうどん民!『小槌』すごいよ!
本場・讃岐のうどん民にも、全国的なうどん民にも、俺は強くオススメしたい・・・!
これうどんじゃないよ!
いや、まあうどんだけれど・・・。
ほとんどイタリアン!クリームパスタだよ・・・!
「ものすごく麺の表面が滑らか!」
かなりうまい。
「しまった…!もっと食べたい!このあとまだハシゴする予定だから…とか考えちゃって1玉で注文した俺…。ああ!ああもう何してんの!『小槌』のうどんを腹一杯食べたかった・・・!」
おかわりしようか、とも考えた。しかし急にお客さんがたくさん入ってきて、店内は一気に満席。
「ちまちま注文されたら迷惑だろうしな・・・」
泣く泣く、おかわり断念。
『釜玉』に使われている卵は、こだわった厳選卵が使用されている模様。出汁醤油も、やたら美味しい・・・。
徳島・藍住の手打ちうどん『小槌』。
「高知から食べに来た甲斐があった・・・」
「セルフうどん 小槌」の所在地、営業時間、定休日、駐車場
所在地/徳島県板野郡藍住町乙瀬中田66−1(地図)
営業時間/11:00~14:00(土日は14:30まで営業)
定休日/火曜日、水曜日
営業形態/セルフ(詳細は本文参照)
駐車場/有
一人行きやすさ/○ 高知の『さかえ』みたいに、座敷以外は大きなテーブルに相席して座る形になる
子連れ行きやすさ/○ 座敷2卓有り