高松自動車道、観音寺市にある『豊浜サービスエリア』。下りには2017年3月30日「将八うどん」の店舗がオープンしたが、上りにも「うどん」が食べられるセルフサービスのお店がある。
『讃岐うどん ぴっぴ亭』というそのお店もまだ新しく、オープンは2016年8月4日。
讃岐うどん ぴっぴ亭の店内
『讃岐うどん ぴっぴ亭』は、バリバリのセルフうどん店。
麺を温める湯だまりこそないが、天ぷらは自分で取らなければならないし、出汁も自分でかけ、ネギや生姜といった薬味も、もちろん自分でのせる必要がある。
讃岐のセルフうどん店に馴染みのないかたにも、本場のセルフうどんを体感してもらえる仕様になっているのだ。
讃岐うどん ぴっぴ亭のセルフシステム
ぴっぴ亭のシステムをまとめます!
- カウンター越しに注文する。
- 右に進みトッピングコーナー。好みの天ぷらがあれば取る。
- さらに右に進み、レジにて会計。
- かけうどんであれば、タンクに入った出汁をかける。
- 後ろのテーブルに置かれた、ネギやおろし生姜などの薬味をのせて完成。
- 空いた席で食べる。
- 食器を返却して退店。
この流れを覚えておくと、大抵のセルフうどん店で通用する……!
讃岐うどん ぴっぴ亭のメニュー
メニューは「かけうどん(小)」300円から。
この局面、竜一。
「ぶっかけ」と迷いながらも「かけうどん」を選択。
「タンクに入った、かけ出汁がうまそうだったのでね……」
俺ほどになると……!
タンクに入った出汁が見える……!!
かけうどん(中)+ゲソ天 & 肉うどん(中)+ちくわ天
会計を終えて、席まで運んできた「かけうどん」と「肉うどん」。
偶機のダブルかけ出汁……!
肉うどん(中)+ちくわ天
肉のおいしい脂が出汁に浮かぶ。
ちくわ天と一緒に食べれば、肉ちくわうどん!
かけ出汁の香りが、サービスエリア全体に広がっていく……!
かけうどん(中)+ゲソ天
ノーマルの「かけうどん」。
こちらは肉が入っていない。ゆえにかけ出汁本来の味が楽しめる。
だが肉うどんの、肉の煮汁とあいまった出汁もおいしい。それもまた否定することなどできない。
それぞれにそれぞれの良さがある。
そう、うどんは人間と同じなのだ……。
シンプルな「かけうどん」もいいけれど、肉の煮汁が出た「肉うどん」もおいしい。○○でないとダメなんてことはない。
うどんはすべてを受け入れてくれる。そして我々はうどんのすべてを受け入れたい。
大ぶりのゲソ天。これも嬉しい。
「うれしい!たのしい!大好き!」が DREAMS COME TRUE ならば、「おいしい!嬉しい!楽しい!」はセルフうどんそのものである。
すべてが一体となったとき、
我に「うどん」という幸せが訪れる……!
周りの人々見渡すと、ラーメンを食べていたり、蕎麦を食べていたり……。
うどんの本場・香川讃岐のサービスエリアだからと「うどん」にこだわらず、意外と皆様好きなものを食べていらっしゃる。
「蕎麦もおいしそうだなぁ……」
透き通ったかけ出汁は、沖縄の海のような透明度。
この中に飛び込み、泳いでみたくはありませんか……!
私は泳ぎたいです。
その白い麺を箸でつまんだとき、なだらかな曲線ができる。
うどんが生み出す、曲線の上をすべりたい。
すべり台として、すべって、かけ出汁の中に私は落ちたい。
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「讃岐うどん ぴっぴ亭」の所在地、営業時間、定休日、駐車場。
所在地/香川県観音寺市豊浜町箕浦甲2180−1 豊浜サービスエリア内(地図)
営業時間/[平日]7:00~20:00 [土日祝]7:00~21:00
定休日/無
駐車場/有
一人行きやすさ/◎ セルフサービスで気軽に食べられる雰囲気
子連れ行きやすさ/○ ベビーカー可、子ども用椅子あり