きょうは「朝うどん」食べにいきましょ。
— 竜一@高知グルメ&地域情報 (@Ryu_wld7) November 25, 2017
朝から「うどん」が食べたいことはないだろうか。
うどん依存症の私は、うどんが食べたくて早朝に軽い発作が起きることがある。
そういう朝は、すぐさまうどん屋に向かうのだ。
十津の『三里うどん本舗』(土日のみ)、さらには神田の『三枝うどん(みきうどん)』と、朝うどんが食べられるお店が現在の高知にはあるわけだが、立地の関係もありよく行くのは『たも屋』。
高知で朝うどん、いうたら「たも屋」さんですわ。https://t.co/23qHh9ZPDx
— 竜一@高知グルメ&地域情報 (@Ryu_wld7) November 25, 2017
セルフうどんは、言うなれば大学の「食堂」みたいなシステムだから、『たも屋』にはもう気軽に学食を食べにいくみたいなノリで行っている。
朝うどんのたも屋
この日もフラフラと入店。
私はいつもと変わらないのだが、『たも屋』は違った。
やたらと客が多いのだ。
「朝8時すぎに、こんなに賑わっているとは……!」
寒くなってきた気候のせいだろうか。とにかく店内はたくさんのお客さんで賑わっていた。
あるいは、いよいよ高知県民にも、私や香川県民の皆様のような「うどん依存症」が増えてきたのかもしれない。危険である。
朝早い、ゆえにまだ棚に並んでいなかった「いなり寿司」を「いなりちょうだい」などと店の人に注文する、セルフ慣れした中年男性を見た瞬間、
高知は、もうほとんど香川だ。
「香川の一部になった」
……と思わざるを得なかった。
たも屋が高知にやってきて、12年。
高知にセルフうどんは完全に定着したのだ。
お祝いに、天ぷらを3つ取った。
ゲソ天と唐揚げ、さらには画像に写っていないところに、内緒の「ちく天」が存在する。
かけうどん(大)
ちく天は、かけうどんの上に!
こうして、かけうどんの上に「ちく天」をのせて食べると、衣が出汁を吸って抜群においしくなるのだ。
濡れた天ぷらが苦手なんだよね……という人もよくいるが、そういう人の好みを私は否定しない。
しかし否定したくなるくらい、この食べ方は鉄板級にうまいのである。
濡れた天ぷらが苦手なんだよね……という人を私は否定しないが、
たぶん人生の9割損している。
おいしいから、竜一に騙されたと思って是非一度やっていただきたい。そして口に合わなかったら「騙された!」とツイッターに書いてもらいたい。
さらに別の理由、かけ出汁の中に天ぷらの油が浮くのがイヤだ、というタイプの人もいるが、そんなことは人生において些細なことだ。その程度のことを気にしてはいけない。
油が混じったかけ出汁、それはそれでまたおいしい。
コンソメスープに浮かぶ「ベーコンの脂」と考えてもらいたい。
釜玉うどん(大)
冬の朝にピッタリな温かいうどん、といえば前述の「かけうどん」を単純に思い浮かべてしまいがちだが、こちらの「釜玉うどん」もなかなか温まる。
なにより、卵焼きに目玉焼きにスクランブルエッグ、朝に「卵」は付きものだ。
「コケコッコー!」と鳴いて、朝から元気なニワトリの卵を食べると、人の気分も「コケコッコー!」になるというものだ。
釜玉うどんには「天かす」をたっぷり入れて食べるとおいしい。
この「天かす」。たも屋さんでは……な、ななな、なんと!
取り放題。
……となっている。
薬味を好みの量に調節できる。これがセルフうどん『たも屋』のよさのひとつ。
セルフうどん店でも、入れ放題になっているお店の少ない「ワカメ」まで入れ放題なのも『たも屋』ならではの要素である。
この卵がたまらん!
上にかけた出汁と、うどんから出た塩分、さらには小麦粉の風味が全部この卵の中に溶け出してくる。
これがおいしいんです!
釜玉は素敵なんですっ……!!
どうしてエライ人には、これがわからんのですか!
讃岐発祥の「釜玉うどん」をご存じないかたに説明する際、「卵かけごはんのうどん版だよ」とよく説明するが、卵かけごはんを朝食べる人が多いように、釜玉うどんも朝に最適だ。
たも屋「釜玉うどん」の食べ方
たも屋では、釜玉にかける出汁は釜揚げうどんの出汁と兼用で、カウンターに置かれた鍋からお玉ですくってかける仕様となっている。
出汁を多めにかけると取り返しが付かなくなるため、少なめにかけるのが基本だが、出汁の入った鍋はカウンターにあるため、席に座って味見をしてからではカウンターに戻りづらい。
そこで以前、別の記事にも書いたが、薄いと思えば卓上の「醤油」を垂らして食べるように私はしている。
これが「アムラー」のたも屋版、「たもやん」のテクニックだ。
関連記事:たも屋!釜玉うどんの美味しい食べ方。つゆ、醤油、かけ出汁の順よ!
釜玉という絶景。
あとは豪快に混ぜて食べるだけ。
そこにゲソ天をのせて食べるのも、また風流である。
▼ 裏技を使えば、メニューにない「月見うどん」も食べられるよ!
朝8時から営業!高知の「たも屋」でモーニングうどん!
▼ たも屋の記事、保存版。
手打ちうどん「たも屋」高知全店完全攻略ガイド
▼ 高知市のうどんを大体網羅しています。
【有名店!人気店!穴場まで全部ご紹介】おすすめ高知うどんまとめ!
高知の「たも屋」全店の所在地、営業時間、定休日、駐車場
所在地/
春野店⇒ 高知県高知市春野町弘岡下3454-1(地図)
南国店⇒ 高知県南国市明見958−1(地図)
潮江店⇒ 高知県高知市北新田町18−31(地図)
高知インター店⇒ 高知県高知市杉井流10−1(地図)
大津バイパス店⇒ 高知県高知市高須309−6(地図)
(以下、全店共通)
営業時間/8:00~15:00
定休日/年始のみ
駐車場/有
営業形態/セルフ(詳細は別記事参照)
■ カウンター、テーブル、座敷、全店に有り。
*高知のうどん屋さんめぐりに「高知うどん全店リスト」もご活用ください。