近江ちゃんぽん専門店。
外観からは、びわ湖の気配が漂っている。
……わけはないけれど、
- 滋賀県といえば、びわ湖と近江ちゃんぽん
高知でカツオのタタキを食べるみたいに、やはり近江ちゃんぽんを食べてこその滋賀県ですよ。
近江ちゃんぽん食べるなら、ちゃんぽん亭。
ちゃんぽん亭総本家のメニュー
ちゃんぽん亭のメニュー、
1番人気は「近江ちゃんぽん」
正確なところは知らないけれど、間違いなく「近江ちゃんぽん」が1番人気であるはずだ。
メニューのデザインからして「近江ちゃんぽん」と「豚そば」が二大巨塔に違いない。
近江「ちゃんぽん亭総本家 高知店」メニューに豚そばブラック発見!
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初来店にもかかわらず、いきなり亜種系を攻めたがために、ノーマル状態の「豚そば」を体感しないままでいた。
いまこそ見てみたい……。
ちゃんぽん亭、ナンバー2の実力とやらを。
- セットメニューもあるよ
いっぱい食べたいかたに、おすすめのセットメニュー。
- 麺は、匠(たくみ)
全粒粉練り込んではる!
- 毎月11日、22日は100円引き
月に2回のお得デー。
そんな中、にわかに豚と人の戦いが始まろうとしていた……。
ちゃんぽん亭総本家の人気ナンバー2メニュー「豚そば」
澄んだスープに浮かぶ背脂。
存在感を示す、褐色の豚。
当初、滋賀県の固定観念から、びわ湖風のスープを想像していた竜一は目を見張った。
豚そばと双璧をなす人気メニューに「近江ちゃんぽん」と銘打って、びわ湖を想像させておきながら、四万十川あるいは仁淀川みたいな清流系スープで攻めてくる。
沢を流れていたら、バケツでくみたい。
その清らかなスープは、ほのかに甘い。
甘味が付けられているというよりも、むしろ自然にあふれ出したみたいに上品な甘さ……。
さすがは清流系。
豚とスープが好相性。
幼馴染みたいに馴染んだ、豚とスープが手をつないでお花畑を駆けてくるのだ。
♪ ラン ランララランランラーン!
タマネギのシャキシャキ食感がアクセント。
麺とスープと豚だけなら、どうしても"まったり"した世界観になってしまう。
そこにタマネギが入ることで、シャキッと一本スジが通る。
おかわりが欲しい。
豚の臭みなどもなく上品な甘さを漂わす「豚そば」。
ちゃんぽん亭では「替玉」制度がないようだけれど、替玉させて欲しい。
3玉でいいから、替玉したい。
スープは、水筒にドバドバ入れて帰りたい。
蛇口から出ていたら、3リッター余裕で飲めますよ。
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