「くら寿司」ラーメン系の新メニュー「汁なし担々麺」は濃厚で刺激的

2017.11.29

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「くら寿司」ラーメン系の新メニュー「汁なし担々麺」は濃厚で刺激的

2017.11.29

くら寿司 本格中華シリーズのメニュー

くら寿司 本格中華シリーズのメニュー

かぐや姫からの贈り物だとして、竹を模した器に入った新メニュー「竹姫寿司」を投入するなど、攻勢を強める回転寿司チェーン『無添くら寿司』。

関連記事:くら寿司の新メニュー「竹姫寿司」かぐや姫からの贈り物を食べにいく!

麺系にも、新メニュー登場。

胡麻香る!汁なし担々麺!

  • 発売日/2017年11月23日
  • 販売価格/370円(税抜)

夏場に「コク旨冷やし担々麺」を期間限定発売していた『くら寿司』。今回の「胡麻香る 汁なし担々麺」は、その温かい版、冬仕様といえる。

くら寿司「汁なし担々麺」の特徴

  • たれ/醤油だれをベースに、特製辛味噌(特製ヤンニョンジャン)と白練り胡麻、黒胡麻を使用した特製だれ。
  • 極太麺/2段熟成製法による、モチモチでコシの強い、スープに絡みやすい麺。
  • 味わい/特製の出汁粉がより旨味を引き立て、シャキシャキのオニオンと三つ葉でさっぱりとした味わいに。

……とのこと。

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くら寿司「汁なし担々麺」はなかなか辛い!

くら寿司 胡麻香る汁なし担々麺

本格手打ちうどんから、即席麺自販機そばに至るまで、お腹周りに大量のぜい肉が付くほど、年間を通じて壮絶な数の麺を食べる竜一。

天下のくら寿司さん新作麺を発売したと聞いて、食べずにはいられない。

早速、最寄りの『くら寿司』にて注文したそれ。

くら寿司 胡麻香る汁なし担々麺の辛味噌

圧倒的……!
辛味噌量っ……!!

「これほど、辛味噌入れる?」
わからない。どうなのかわからないが、かなりの辛味噌量だ。湯で溶けば味噌汁だって飲めるだろう。

「おじいちゃん、お味噌汁が入ったわよ」なんてソッと朝食に出すと、おじいちゃんは気づかずに飲んでしまいそうだ。

そうして、うっかり味噌汁と間違えて飲んでしまったとしても、おじいちゃんは1日を幸せに過ごせることだろう。

くら寿司 胡麻香る汁なし担々麺の山椒

▲ 「胡麻香る 汁なし担々麺」と一緒に付いてきた小袋の中身は、たしか「山椒」だった。

くら寿司 胡麻香る汁なし担々麺

▲ 具材は、先述の辛味噌のほかに、三つ葉、タマネギ、温玉、出汁粉。

くら寿司 胡麻香る汁なし担々麺を混ぜた

以前、汁なし担々麺が人気のお店「汁なし担々麺はよく混ぜて食べるものだよ」という趣旨の話を教わったことを思い出し、洗濯機の回転をイメージして、豪快に混ぜていく竜一。

具材が混ざった見た目はよくない。

しかし日本人は元来、食べものを混ぜることに抵抗がありすぎなのだ。

カレーライスにおいても、全体を混ぜて食べるのは見た目が汚いだのなんだの言う人が多いが、以前テレビで韓国料理屋さんに入った芸能人が、ロクに混ぜもせずにビビンバを食べようとして「もっと混ぜて食べないとおいしくないよ」と韓国人店主に苦言を呈されていたが、まさにそれだ。

たとえば洋食屋さんで「子羊のテリーヌ」をグチャグチャに混ぜて食べる人は、さすがに普通じゃないと思うが、料理には混ぜたほうがおいしい料理、というものがある。

汁なし担々麺とビビンバは、混ぜなきゃダメだし、混ぜるは恥だがおいしくなるのだ。

そうやって混ぜおおした『くら寿司』の汁なし担々麺。

食べてみると……

くら寿司 胡麻香る汁なし担々麺の麺

結構辛い!

見るからに量の多かった辛味噌が、全身全霊で攻めてくる。

口の中に充満する辛さ。口内のあちらこちらで爆発が起こっている。辛味噌の濃厚な香りが鼻に抜けて、むせそうだ。

これはたまらない。思わずセルフサービスで入れる仕様の「水」を取りに走る竜一。

水を飲んでも、一向に辛さが収まらない。

そこで目に付いたのが、レーンを続々と流れる寿司。辛さをやわらげるために、寿司を食べることにした。

寿司と担々麺、異色のコラボ。

テコンドーの達人と、書道家が同じ舞台で共演しているみたいだ。

結果、テコンドーの達人(汁なし担々麺)が舞台の前面に立つことで、書道家(寿司)のよさを完全に打ち消している。

つまり、寿司と汁なし担々麺は合わない。

けれども、これはこれでありだと思う。

なぜならば、これこそが「回転寿司」の醍醐味だから。

寿司が食べられる。ラーメンも食べられる。スイーツも食べられる。昨今の回転寿司を取り巻く、何屋かわからないこの状況。これがいいのだ。

くら寿司のラーメンメニュー

くら寿司のラーメンメニュー。注目はラーメンの麺抜き。

いまのくら寿司では「糖質オフシリーズ」と称して、シャリがダイコンになった寿司、ラーメンの麺抜きだって食べられる。

この「行きすぎた感」がいいのだ。

現代の回転寿司は「食のアミューズメントパーク」なのだから。

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