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(*この記事は「金婚・鹿児島放浪記!」第5話です。前回の4話は↑のリンクから!1話から読む場合はコチラをクリック!⇒「1話から読む」)
城山から桜島!山から山を見て、穴を見た一行・・・!
今度は「お庭」を見るため、次なる目的地を目指す・・・!
『名勝 仙巌園』・・・!
「仙巌園」と書いて「せんがんえん」と読む模様のそこ・・・!「島津家」という有名な一族の別邸がどうとかこうとかで、50000平方メートルの広大な敷地を誇る、1658年(万治元年)、江戸幕府・徳川家綱の時代に造られた庭で・・・
とにかく!綺麗なお庭と、立派なお家が見られる場所・・・!(テキトー)
入口に張り紙・・・!
「仙巌園の入園券と、鹿児島水族館の入園券をセットで買ったら、別々に買うよりも合計の金額が安うなるみたいに書いちゅうで!」
そう言う竜一!しかしオビ=ワンが難色を示す・・・!
「水族館らぁいかんでもえいっ!そんなもん桂浜にもあるっ・・・!」
「桂浜水族館とは、また違うき!け、けんどまぁ行かんでもいいっちゃ、いい気も・・・」若干、水族館に行きたいと思っていた竜一!オビ=ワンが提唱する「桂浜理論」に妙に納得してしまう・・・!
ともあれ「仙厳園」!入園っ・・・!
いきなりあった!反射炉・・・!
<名前がいい!反射炉っ!跳ね返しそう!魔法とか、パィーンと・・・!>
とは言っても、実際には魔法を跳ね返す装置などではなく、その昔大砲を作っていた"炉"の跡で、現役時代にはこの窪みの上に建造物があったようだ・・・!
これに観察好きのオビ=ワン!喰い付かないわけがないっ・・・!
四方八方から、それはもう熱心に観察する・・・!
それに対して竜一・・・!
<もう俺、反射炉、見飽きた・・・>
歩道沿い!さりげなく生えている、世界一大きくて重いダイコン「桜島大根」!奥には、世界一小さいみかん「桜島小ミカン」がこれまた、さりげなく植えられている・・・!
<このダイコン!髪が伸びたキングスライムみたいっ・・・!>
ほらっ・・・!
立派なお家・・・!
綺麗なお庭・・・!
か~ら~の~・・・!
立派なお家っ・・・!
<素晴らしいっ!ここに引越したいぐらいだ・・・!>
だってちゃんとエアコンも付いてるしっ・・・!
名家を堪能したあとは、「茶屋」で竜一!よもやのお上品・・・!
まさかの、お抹茶っ・・・!
オカンが聞いてくる・・・!
「あんた、抹茶飲むの初めてかえ・・・?」
ん・・・?
<俺、抹茶を飲むの…初めてだっけ?どこかで飲んだ気もするが思い出せない!記憶にない・・・>
ボクは記憶喪失にでもなったのだろうか。
一同、茶屋の店内に飾られている「薩摩焼」などを観ながら、暫しくつろいでいると、抹茶を持ってきたお姉さんが言う。
「お菓子を先にお食べになってから、抹茶を召し上がって下さい」
だが言うことを聞かないオビ=ワン!神妙な表情を浮かべながら、「ゴクリ」と抹茶を先に飲んだ・・・!
「おまっちょっWWW WWWWWW」
オビ=ワン・・・!
やりたい放題っ・・・!
オビ=ワンの制御不能さ加減に驚きながらも、言うことを聞くとても良い子である竜一!お姉さんに言われたとおり、お菓子を頂いたあとに抹茶を飲む・・・!
<おおおっ!まろやかっ!うまいっ!抹茶アイスの味がするっ・・・!>
メーカーで言うと、久保田食品の味だった。
仙厳園のお庭からも見える、桜島・・・!
<でかいなぁ・・・>
(「金婚・鹿児島放浪記!」第5話・終。6話につづく・・・!)
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◆ 名勝 仙巌園
(鹿児島県鹿児島市吉野町9700-1)
入場時間/午前8時30分~午後5時30分
開園日/年中無休
駐車場/500台(1日300円)
入場料/高校生以上⇒1000円、小中学生500円。(20名以上で団体割引あり)