印象派の巨匠、クロード・モネがこよなく愛したフランス・ジヴェルニーの庭をモデルに創られてた、高知県北川村の『モネの庭』。
高知県東部を代表する観光地のひとつである『モネの庭』に、のどかな山の景色を見ながら食事できるカフェがある。
それが『カフェ モネの家』。
元々は『レストラン モネの家』という名で営業されていたが、2017年4月より『カフェ モネの家』としてリニューアルオープンされている。
カフェ モネの家
『カフェ モネの家』周辺の景観は素晴らしい。
「花の庭」、そして北川村の山々を一望できる!
「素敵ですなぁ……」
カフェ モネの家の店内
『カフェ モネの家』の店内は、室内の席のほか、テラスにも席がある。
圧倒的!眺望!
風光明媚な景色を眺めながら、食事することができる。
カフェ モネの家のメニュー
モネの家のメニューはそれほど数が多いわけではないが、多くの料理に高知県ならではの食材が使われている。
この局面、長考したが「四万十ポーク 焦がしバターソテー」と「四万十鶏のロースト モネレシピ」を注文することにした。
四万十ポークには、地元「北川村のゆずポン酢」が使われているというし、四万十鶏のローストは、なにせ「モネレシピ」だ。
モネレシピ!?
これは食い付かざるを得ない。
ランチセットに付くスープは「温かいスープ」と「冷たいスープ」を選べるとのことで、注文した二つのセットに「温」「冷」それぞれを付けていただくことにした。
冷たいスープ さつまいも
▲ 初手は「冷たいスープ」。サツマイモのスープだという。
こ、これは……!
一口飲んで驚愕した。
おいしいのだ。
絶句。
しばし言葉を失う……。
温かいスープ ねぎとじゃがいも
▲ 「温かいスープ」は、ネギとジャガイモのスープ。
これがまた異次元のおいしさ。
「なんだこれは!こんなにおいしいスープ、なかなかないですよ」
讃岐うどんでいわば、まえば……。
『前場製麺所』の"かけ出汁"みたいだ!
関連記事:【讃岐うどん】手打ちうどん まえば(前場製麺所)香川県・丸亀市
どうなっているのかよくわからないが、味が複雑で奥行きがすごい。
中東の石油王のおウチの、広いリビングのようでもある。
▲ しかも子ども用のお皿がかわいい。
ハチさん飛んでます!
「おいしそうだなぁ」と、お花にブンブン寄ってきているではないですか。
スズメバチやアシナガバチだと怖いですが、ミツバチはええ子ですから。自分からは襲ってきません。
さあ、お花の蜜を吸ってください、いうことです。
四万十ポーク 焦がしバターソテー ~北川村ゆずポン酢ソース~
ここからはメインのお料理。
「ゆず」の産地として知られる、北川村。
「四万十ポーク焦がしバターソテー ~北川村ゆずポン酢ソース~」は、高知県西部で育てられている豚、四万十ポークのバターソテーに、北川村の「ゆずポン酢ソース」がかけられた一品。
▲ たくさん盛られたお野菜たち。
大きなオクラと、ミョウガの天ぷらが印象的。
さすがは"印象派"のモネの家で出される料理だけある。
北川村のゆずポン酢ソースをまとった四万十ポークは、気品にあふれている。
豚であるけれど、「ブーブー」という感じではない。
むしろ、「おほほ」と笑っているようでもあります。
四万十鶏のロースト モネレシピ
▲ そしてこちらは「四万十鶏のロースト モネレシピ」。
洋食だと、よく「ライス」か「パン」を選べる場合が多いが、モネの家では聞かれなかったため、「パン」の提供はなく「ライス」のみいただける模様。
「四万十鶏のロースト」にも、大きなオクラや、ミョウガの天ぷらなどの野菜たちが同様にあしらわれている。
▲ 上品に腰を下ろす「四万十鶏」からは、ブランド鶏としてのプライドを感じる。
皿に盛られた料理を眺めていて、ふと思った。
北川村の山々みたいだ。
そう、皿の上に北川村の風光明媚な景観が広がっていたのだ。
モネの家のキャッチコピーを勝手に考えた。
「お皿の上が北川村。」
お花も咲いて、綺麗だなぁ。
「華やぐ」という言葉がありますが、お料理の脇にお花が添えられるだけで、「華やぐ」ではありませんか。
綺麗だなぁ。ああ素敵だなぁ。と思うのです。
変な話………
ウインナーがおいしかった。
最近わけあって、ウインナーを食べる機会がすごく多いんですけど、お料理に添えられたウインナーが非常においしかったです。
これどこで売ってんの、と。
お聞きしたいくらいのウインナーでした。
モネの庭で「青い蜂」をさがせ!
なんでも、幸せを呼ぶ青いハチといわれる「ブルー・ビー」なるハチが、モネの庭の園内にいるらしい。
なにそれ!?
とりあえず、さがしてみることに。
ブルー・ビーは「フローラルホール」入口前の青い花(ロシアンセージ)のそばをよく飛んでいる、という。
「青いハチは青い花が好き……」
早速、フローラルホール前へ。
モネの庭 フローラルホール入口前で「青い蜂」をさがす!
結果、小一時間さがしたものの青いハチは見つからず。
子ども用のお皿にはハチさん飛んでいたのに、お花にはハチさん飛んでない!
「寒くなってくるといなくなるらしいから、もう時季的に厳しいかもしれないねぇ……」(* このとき10月初旬)
モネの庭「手作りパン工房」のパンを持ち帰り
モネの家のとなりにある「手作りパン工房」にて、パンを購入して帰路に着く。
近くの人気ラーメン店『いごっそらーめん店長』の店先を通ると、この日も大行列ができていました。
関連記事:いごっそラーメン店長
ラーメンとゆずとお花が熱い北川村に、ぜひお越しください。
以上、勝手に北川村振興協会・竜一でした。
「カフェ モネの家」の所在地、営業時間、定休日、駐車場
- 所在地/高知県安芸郡北川村野友甲1100 北川村モネの庭マルモッタン(地図)
- 営業時間/10:00~17:00(ランチは11:00~15:00)*詳細は上記画像にて。画像をクリックすると拡大表示します。
- 定休日/火曜日(祝日の場合は営業)、年末年始、冬期メンテナンス期間
- 駐車場/有
- ■カウンター席/無 ■テーブル席/有(テラス席も有) ■座敷/無