味噌ラーメン、食べたいなぁ。
そう思い始めると、頭の中でドンドン味噌ラーメンのイメージが肥大化し、やがて脳内から味噌スープの香りが漂い始める。
ああ、味噌ラーメン食べたい。
味噌といえば、鈴木食堂でしょう。
(* ほかに高知の味噌ラーメンといえば「國丸(くにまる)」もある)
鈴木食堂の店内は座敷が7卓あり、子連れでも訪れやすい
鈴木食堂の店内
座敷は4人がけが3卓と、6人がけが4卓、合計7卓もあり、子連れでも訪れやすい仕様となっている。
壁の張り紙には、ラーメンや具材へのこだわりが書かれている。
麺は、西山製麺。
高知のかたには、あまり馴染みがないかもしれないけれど、とても有名な製麺屋さんである。
……なんて言いながら、私もオープン当初に訪れた鈴木食堂で「西山製麺」を初めて知った。
こってり味噌ラーメン 鈴木食堂
続きを見る
【鈴木食堂のメニュー】味噌以外に醤油や塩、つけ麺もある
醤油や塩に冒険してみたくなるし「明太ごはんのセット」というのが非常に気になるけれど、ここは浮気せずに味噌ラーメンだ。
誘惑が多いときこそ、男は自制心が重要なんだ。
家系ラーメンを連想させる「海苔ラーメン」や、濃厚魚介豚骨醤油の「つけ麺」もある。
私の胃袋が本気を出せば、全部いくことも可能。
しかし……ダメだ。
現状の体脂肪率的にダメだ。
- 持ち帰りメニューもある
持ち帰り!そういうのもあるのか……。
おつまみメニューを駆使して、お店で飲んでいくか、餃子などを持ち帰りして家で飲むか……。
食べなくてもわかる、絶対おいしいやつ……。
- 店員さんを呼ぶ
「お決まりですか?」
「味噌カツラーメンを……」
鈴木食堂に来ると、いつも味噌カツラーメンを注文してしまう。
「少しお時間かかりますが、よろしいですか?」
「はっ、はい!」
注文を受けてから、生の豚肩ロース肉を揚げる「鈴木食堂」の味噌カツラーメン。
「あっ!あとトッピングでバターを」
鈴木食堂「味噌カツラーメン」にバターをトッピング
味噌カツバターラーメン
味噌カツラーメン単品でも、1,010円。
決して安くはないが、手作りトンカツがのったそれは1,010円の価値は確実にあるラーメンだ、と断言できる。
味噌カツラーメンに、バター入れるとうまいんだ。
トンカツの荒々しさと、味噌スープの強さをマイルドに繋いでコクを増す存在、それがバター。
チャーシュー入り。
お店によっては「味噌カツラーメン」にすると、チャーシューが除外されるパティーンもあるが、鈴木食堂はチャーシューが入るんだよなぁ。
このチャーシュー、トロットロ!
これほどまでにやわらかいチャーシューはなかなかない、と思うほどやわらかい。
高知トップレベルにやわらかい。
豆腐に匹敵するほどやわらかいぞっ……!
ズルズルと、ワシワシと、
食らう、味噌カツラーメン。
北海道・西山製麺と、高知の味噌カツラーメンが器の中で融合。
北国と南国がプロデュースする、夢の合作がラーメンフェチの心をガッチリ捕まえに来る……!
中太ちぢれ麺が、
口の中で踊る!踊る!
このレベルで踊れるのならば……
きっと入れる、EXILEファミリー!
手作りのトンカツはモヤシの上にのせられていて、衣がスープに浸ってふやけないように工夫されている。
step
1最初は、まだ衣がサックサクのトンカツを食べる。
「うおぉ、ジューシー。豚の肉汁が衣の中に充満してあふれてくる」
step
2途中から、意図的に衣にスープを含ませて食べる。
「トンカツの衣と豚肉、植物性と動物性、双方の油分と味噌スープの交わり!」
豚だけに、
トンでもない旨味だブー!
高知で味噌カツラーメンを提供されるラーメン屋さんは、大抵がストレート麺を使用されていて、味噌カツラーメンのちぢれ麺は希少。
ブルンブルン食感で踊る、西山製麺のちぢれ麺と、サックサクのトンカツ。
舌触りと食感が、小気味良いビートを刻んでいる……。
こってり味噌ラーメン鈴木食堂の店舗情報
所在地 | 高知県高知市城山町199-3(地図) |
営業時間 | 11:30〜15:30(LO.15:00) 17:30〜22:30(LO.22:00) |
定休日 | 木曜日 |
駐車場 | 有(店舗裏にもあり) |
店内 | ■カウンター席/有 ■テーブル席/有 ■座敷/有 |
高知ご当地ラーメン「味噌カツラーメン」地元民おすすめ!18選!
続きを見る