竜一

高知生まれ高知在住 / グルメブログ歴15年以上 / これまでに数千軒を食べ歩き / 飲食店が好き / 飲食にたずさわる人が好き / 大好きなお店を知ってほしくて書いています。

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集めろセブン! 道の駅・四万十とおわ 台紙のハードル

集めろセブン!リンク・・・!『家 → 道の駅・あぐり窪川』 ~ 『道の駅・四万十とおわ(台紙のハードル)』~ 『道の駅・四万十とおわ(3枚のレシート)』 ~ 『道の駅・四万十とおわ(渇望の台紙)』~ 『虹の森公園まつの → 森の三角ぼうし』 ~ 『道の駅・みなとオアシス・きさいや広場 → 道の駅みま』 『道の駅・あぐり窪川』にて、"カレーパン"と"豚カラくん"を補給した私は、スタンプラリーの台紙を手に入れるため、高知県西部の山の中を突き進んだ。 徐々に、空を灰色の雲が覆い始める中、「あぐり窪川」から1時間 ...

集めろセブン! 家 → 道の駅・あぐり窪川

集めろセブン!リンク・・・!『家 → 道の駅・あぐり窪川』 ~ 『道の駅・四万十とおわ(台紙のハードル)』~ 『道の駅・四万十とおわ(3枚のレシート)』 ~ 『道の駅・四万十とおわ(渇望の台紙)』~ 『虹の森公園まつの → 森の三角ぼうし』 ~ 『道の駅・みなとオアシス・きさいや広場 → 道の駅みま』 雨上がりの朝だった。 私は布団に包まったまま、開ききらない目蓋に力を入れて、窓のほうを見た。 カーテン隙間から、青く暗い光が漏れていた。 <もうちょっとしないと・・・夜・・・明けないな・・・!> 私は首を左 ...

手打生そば・うどん 信州庵 果てなき旅

昨年のオープン直後に行って以来、15ヶ月ぶりに訪ねた「浜心うどん」で、浜心本来の麺線を堪能した日。 私は、アルデンテの呪縛に絡め取られていた。 手の指の先から足の指先まで、体中が熱かった。"浜心うどん"を取り込んでもなお、欲しかった。 あの白く美しい麺が・・・。 <11月・・・丸々1ヶ月・・・!生姜の収穫で、どれだけうどんを渇望していたことか・・・!この遇機・・・!ハシゴうどん・・・やらなきゃ嘘だろっ・・・!> 1日2試合・・・! ダブルヘッダーだっ・・・! 『手打生そば・うどん 信州庵』 高知駅に程近い ...

国民宿舎 土佐

『国民宿舎 土佐』 この日は、この海辺の綺麗なホテルで・・・。 一泊っ・・・! ・・・しなかった・・・!

さぬき自家製麺 浜心うどん しょうゆうどん(大)

初めて行くお店では、お店の実力を知るために、まずは「かけ」 ・・・そんなことをまったくしない私。 <美味しく食べれたらいいんだよぉー!> しかし、海岸に程近い高知市長浜にある「浜心うどん」へ初めて行った際、初手から「チーズ玉子かけ」うどんを注文してしまったことについては、「攻めすぎた・・・!」という自責の念があった。 <あれはあれで・・・良かったんだけど・・・!全体的に・・・チーズ・・・とにかくチーズだった・・・!> そこで今回、15ヶ月ぶりに、改めて「浜心うどん」へ出向き、もっとシンプルな対局を行おうと ...

裏麺師・山雀さんと景福宮へ!

「竜ちゃん!晩ごはん食べた?」 「いや・・・ままま・・・!まだ食べてないです・・・!」 高知で最も有名な裏麺師・山雀さんからの電話に、私はドモリながら応えていた。 よかったら、これからご飯を食べに行かないか、と山雀さんは誘ってくれた。 私は一旦電話を切って、数分にわたって審議した。 <大丈夫か・・・!いろいろ俺・・・大丈夫か・・・!全体的にまろやかに会話ができるのか・・・!> 自分のトークスキルに大きな不安があったし、<自分みたいな人とご飯食べても、山雀さん・・・楽しいかな・・・>という気持ちもあった。 ...

うどん倶楽部 秀

植えてから収穫するまで、地中にいて見ることのなかった生姜を、ウンザリするほど見た激闘の30日が終わった。 収穫期間中も毎日晩酌して、肝臓のトレーニングはシッカリ行っていたけれど、もう長い間うどんは食べていなかった。 <ついに・・・ついに・・・うどんを食べれる日がまた・・・!> 楽しみにしていた「水曜会」でヘベレケになった翌日・・・。 うどん、解禁・・・! 『うどん倶楽部 秀』 <初めてのお店・・・!どんな風に襲い掛かってくるやら・・・わからない・・・!万全の態勢で望まなければ・・・!> 慎重に・・・慎重に ...

豚太郎大津店 味噌カツラーメン

豚太郎 大津店 - 味噌カツラーメン

あの日から、 みそカツラーメンは徐々に私を侵食していった。 生姜の収穫が始まる前。 私は昼だというのに"みそカツラーメン"が食べたくて仕方がなかった。 <みそカツぅぅぅ・・・みそカツぅぅぅ・・・!> 営業しているうどん屋さんが少ない夜なら、まだしもだ。 営業しているうどん屋さんだらけの昼に、ラーメン。 <うぉぉぉぉ・・・心がっ・・・体がっ・・・! みそカツラーメンをくれと叫んでいるっ・・・! 食べたい・・・!みそカツラーメン・・・食べたいっ・・・!> 決壊・・・! これまで堰き止めていた"心の味噌スープ" ...

ラーメンの豚太郎 介良店

子供のころのボクにとって、ラーメンは憧れだった……。 トンカツは……ヒーローだった……。 憧れとヒーローが、ひとつの器で共演する姿を初めて見たあの日。幼かったボクの心は揺れた……。 まるで思春期にした初めての恋のように……。 『ラーメンの豚太郎 介良店』 (とんたろう けらてん) とにかく、なんだか「みそカツラーメン」が食べたくて、 みそカツラーメンといえば「豚太郎」だという概念から、 数年ぶりに「豚太郎介良店」の戸を開けた。 もちろん「介良店」じゃなくても、他にも豚太郎はある。 家から「介良店」に辿り着 ...

cafe Chang (カフェ・チャン) タイの焼き飯 & グリーンカレー

感じたかった・・・。日本の高知県にいながらにして・・・。怪しくも魅惑的な東南アジアの国々の空気を・・・。 (店舗画像はいつものように使い回しです!桜が咲いていてもキニシナイ!) 『cafe Chang (カフェ・チャン)』 前回、初めて訪れたときから、二ヶ月が経とうとしていた頃だった。 <また来たぜ・・・チャン・・・!> 戸を開けて中に入る。すると、すぐさま違和感に気付く。 <テーブルの配置が換わっている・・・!席と席のあいだにあった布もなくなっている・・・!> 立ち合いからの変化技っ・・・! <いきなり ...

手打うどん 吉川 冷かけ

8月・・・!朝から蒸し暑くて・・・!畑で生姜が煮えてしまいそうな日だった・・・。 ボクは強烈に射す夏の太陽から逃れるようにして・・・暖簾をくぐったんだ・・・。 『手打うどん 吉川』 「武蔵野風肉汁うどん」、「肉ぶっかけ」、「ピリ辛鳥ぶっかけうどん」で、『吉川・肉の3冠』を華々しく達成。 さらに「武蔵野風肉汁うどん(ぶっかけスタイル)」にて、ついに『4冠・肉王』の称号を手にした私は、この夏の局面で声高々に言い放った。 「もう肉は、いらんっ・・・!」 それは事実上の「脱・肉宣言」だった。 <ダメなんだよ・・・ ...

うどん処 ゆたか 後編/キレた鳥

『前編を読む』 リズム良くドモリながら「とり天うどん」を注文した私に、女将さんは優しく微笑みながら言う。 「温かいのでいいですか・・・?」 <温かいの・・・!?> 再度、壁に張り巡らされたメニューの記載を見てみると、「とり天」と書かれた下に、"(温・冷)"と書かれている。 ゆたかの「とり天うどん」は・・・!2種類ある・・・!! それに気が付いて、どうしたものか、と思考が入り乱れた。けれども、とにかく忙しそうな店側のリズムを乱すことだけはしたくない。 私が迷ってしまうことで、"流れ"を止めてはいけない。 私 ...

うどん処 ゆたか 前編/連携力

「本日、人手不足で迷惑をおかけするかもしれません」そのような旨を記した張り紙が店先にあった。 (※ 店舗画像は、いつものように使い回しです) 『うどん処 ゆたか』 土曜日の昼どき。ほぼ満席。わずかに空いていた席に腰を下ろす。 壁にはメニューを記した紙が、無数に、壁を埋め尽くすように貼られている。 <どれにする・・・どれにっ・・・!> こういうとき、迷い始めたら2時間は迷える優柔不断な性格を、自分が一番よく理解している。 満席の客を相手に、2人だけで奮闘する店主夫妻。 女将さんが、水を持って足早に寄ってくる ...

中華飯店 とら

生姜の収穫が始まる数日前だった。 畑から帰って、いつものように晩酌をしようとしていると、 唐突に、ラーメンが私を襲ってきた。 ラーメンは、私の頭の中を一気に埋め尽くした。 おかげで私はラーメンのことしか考えられなくなってしまった。 <どこかにラーメンを食べに行かなきゃ・・・ ぐぉっ・・・ぐぉっ・・・> ラーメンを食べに行きたいのではない。行かなければならない。 行かなければ自分がラーメンに侵食されてしまいそうだった。 私は車を走らせて、南国市の「サンシャイン・カルディア」という、 光属性魔法みたいな名を持 ...

手打ちうどん 文吉 モーニングうどん

高知のうどん屋さんで最も多い開店時刻は、午前11時。 うどんのメッカ・讃岐、香川県ならまだしも、 高知において朝から営業するうどん屋さんは少ない。 それでも朝からうどんが食べたい。 目覚めた瞬間から・・・! 血が・・・!骨がっ・・・! 白いアルデンテを渇望している・・・! <はやく・・・! はやく・・・うどんを体内に取り込まなければ・・・! 俺は・・・!俺は・・・!> 私は車を走らせた。 貴重な「高知・モーニングうどん」を求めて。 『手打ちうどん 文吉』 陽が眩しい朝だった。 <また来たよ・・・文吉さん・ ...

手打ちうどん まるしん 天ぷらうどん & ひやかけ2012

平日。木曜日。14時すぎ。香美市、国道194号線、歩道橋の下にある「手打ちうどん・まるしん」へ達す。 駐車場に車を入れようと試みたが、満車。店の窓越しに見える店内も、満席。 待たない。正確には、"店の前では"待たない。 ひとりで店の前で待つのは、なんだか恥ずかしいし、まるしんのうどんを必死で食べようとしている感が店側に伝わって、その後の展開が店側優位に運ぶ恐れがあるのでイヤだ。 うどんを食べるのは、簡単なことじゃない。 将棋、あるいはオセロのように、常に相手・・・つまり店側の数手先を読まなければならない。 ...

てづくりうどん 麦笑 ふたつの冷

※ これからするのは、数ヶ月前の話です。話の中で登場するメニューは、おそらく夏期限定で、現在は提供されていないと思われますので、ご了承ください。 お腹の虫は、いつも突然襲ってくる。「ぐぅーーーぐぅーーーーー」 私は高知市内にあった用事を済ませて、帰路に着こうと、車を停めた有料パーキングへ向けて歩いていた。 <それにしてもお腹が空いた・・・!> "おびさんロード"と"中の橋通り"が交わる辺りで立ち止まり、"線のない電話"を取り出して時間を確認すると、12時を少し過ぎたころだった。 いつもなら田舎料理の老舗、 ...

手打ちうどん たも屋南国店 肉しょうゆ(特大)

『手打ちうどん たも屋 南国店』 『肉しょうゆ(特大) & 丸天』 (時間が無いので、圧倒的画像のみ・・・!) ◆ 手打ちうどん たも屋 南国店(高知県南国市明見958-1)営業時間/8時~15時定休日/無営業形態/セルフ駐車場/有(かけ、ひやひや、しょうゆ、釜たま、釜バターなど)『手打ちうどんたも屋南国店』の場所はココ・・・!

道の駅「布施ヶ坂」の名物といえば、コンニャクおでん!

『道の駅 布施ヶ坂(ふせがさか)』 肌寒くなってきたので、おでんを食べに、ひとっ走り。 通称「おでんの駅」・・・と私だけが呼んでいる、「道の駅・布施ヶ坂」である。 おでんを求めて寄って行くと、オバチャンがサービスだと言って、 野菜がたくさん入った味噌汁を振舞ってくれた。 オバ=チャン汁っ……! <ありがたいっ!ありがたいなぁっ……!> 名物……! コンニャクおでん! <うましっ……!> そして……! ドリンクは柚子サイダー! <おおぅっ!お口の中に柚子畑が広がる……!> 圧倒的……! 柚子畑ぇっ……!! ...

南国市に!うどんの新店!登場!

南国市久礼田に、うどんの新店が作られ始めているという情報を得た。 <新店・・・?なるほどねぇ・・・!> いつもならば、その程度にしか思わない。うどんに溺れ始めたばかりの数年前なら、まだしもだ。 田舎県として有名な高知だが、それでも近年、年間にいくつかのうどん屋さんが出来た。 しかし同時に、いくつかのうどん屋さんが暖簾を下ろされる光景も、すべて目の当たりにしてきた。 新店ができたと聞いて行ったものの、うどんを食べる前から、<このお店・・・長く続かないかもな・・・>味以前に、どこか客の側として満たされないナニ ...

うどん 鹿水庵(かすいあん)

あのころ、まだ私はハタチになるかならないかだった。あのころ、まだ私はうどんに溺れていなかった。あのころ、まだ私は生姜農家ではなかった。 おそらくは、十年ぶりの再会だった。 鮭が川を上るように、再び私は「鹿水庵」に帰ってきた。 けれども、私はそこで産卵しない。 『うどん 鹿水庵(かすいあん)』 <こんな感じのお店だったか・・・!> 店内の記憶は、完全に消失していた。うどんの記憶についても同じで、何を食べたのか、どんな味だったのか、もうまったく思い出せない。 何度か来た記憶だけが、溶けて消えてしまいそうなほど ...

マクドナルド

タリナイヨ・・・。マダマダ・・・タリナイヨ・・・。 うどん屋さんに行くと、メニュー表に「大」や「大盛」つまり"2玉"を指す表記しかないことが、よくある。 タリナイヨ・・・。3タマジャナキャ・・・タリナイヨ・・・。 3玉にできないか、と訊いてみれば良いのだが、そう簡単に訊けない。 <お兄ちゃんそんなに食べるの・・・?って思われたら・・・なんだか恥ずかしい・・・> 乙女心である。 2玉の表記しかなくて、2玉しか食べれなくて、お腹が張らなかったときには、うどん屋さんをハシゴするか・・・時折・・・。 マクドナルド ...

gumbo(ガンボ) 後編/怪物の丘

『前編を読む』 店先にも飲食スペースがあった。そこを通り抜けて、店内へ。 髪の長い色白の女性が、水やおしぼりを持ってきてくれる。 メニューは、4種のみ。日替わりの「お肉ランチ」「お魚ランチ」それから「ココナッツカレー」と「フォー」である。 <俺はアジア好きで麺好きなんだ・・・!この局面は・・・もちろん当初からの目的だった"フォー"・・・!フォーで勝負するしかな・・・!いや・・・しかし・・・!> カレーは、"おムシ"に任せて、"お竜"はフォーの一点勝負だと全世界が信じていたであろう、gumbo決戦。 ところ ...

gumbo(ガンボ) 前編/抗えぬ風

十年ほど前。ハタチぐらいの頃に、"たかのてるこ"の「ガンジス川でバタフライ」という本を読んだ。 その頃の私と同じぐらいの年齢だった"たかの氏"が、女一人で東南アジアを旅する話である。 それを読んで以来、それまで海外になんかちっとも興味が無くて、一生日本から一歩も出なくてもまったく構わないし、ましてや東南アジアみたいな治安の悪そうなところへ絶対に行きたくない! ・・・と思っていたのが、一変。東南アジアを旅せずに死ねるか!と夜な夜な枕を涙で濡らすまでに至った。 しかし、十年ものあいだ、ずっと行きたいと思いなが ...