月別アーカイブ:2012年10月

gumbo(ガンボ) 後編/怪物の丘

『前編を読む』 店先にも飲食スペースがあった。そこを通り抜けて、店内へ。 髪の長い色白の女性が、水やおしぼりを持ってきてくれる。 メニューは、4種のみ。日替わりの「お肉ランチ」「お魚ランチ」それから「ココナッツカレー」と「フォー」である。 <俺はアジア好きで麺好きなんだ・・・!この局面は・・・もちろん当初からの目的だった"フォー"・・・!フォーで勝負するしかな・・・!いや・・・しかし・・・!> カレーは、"おムシ"に任せて、"お竜"はフォーの一点勝負だと全世界が信じていたであろう、gumbo決戦。 ところ ...

gumbo(ガンボ) 前編/抗えぬ風

十年ほど前。ハタチぐらいの頃に、"たかのてるこ"の「ガンジス川でバタフライ」という本を読んだ。 その頃の私と同じぐらいの年齢だった"たかの氏"が、女一人で東南アジアを旅する話である。 それを読んで以来、それまで海外になんかちっとも興味が無くて、一生日本から一歩も出なくてもまったく構わないし、ましてや東南アジアみたいな治安の悪そうなところへ絶対に行きたくない! ・・・と思っていたのが、一変。東南アジアを旅せずに死ねるか!と夜な夜な枕を涙で濡らすまでに至った。 しかし、十年ものあいだ、ずっと行きたいと思いなが ...

駐車場うどん 秋の陣2012 がっちゃがちゃ無双編

うどん・・・食べ放題・・・!お酒・・・飲み放題・・・! 人々は疑うかもしれないが・・・!本当に・・・そんな夢みたいな世界がこの世に存在するっ・・・! 「あぁっ・・・ここはまるで・・・!うどん界のディズニーランド・・・!」 高知県内各所より・・・!うどんが好き過ぎて・・・うどんのおかげで・・・!結構人生狂っちゃった人たちが・・・秋の夜長に一堂に会す・・・! 酒とうどんの王国・・・!夢の駐車場っ・・・! その夜、私はいつものように、幻の裏麺師・山雀さんと共に、"高級な荷台付きツーシーター(白)"に乗って、夢の ...

【高知】北川村「いごっそらーめん店長」塩バターラーメン

私はうどん野郎である。 うどんのために片道数時間はあっても、 ラーメンのために遠くまで行くことは、これまでに無かった。 それでも、そのラーメンには一度逢ってみたかった。 なにせ、近年、稀に見る評判なのだ。 <まるで"三里うどん本舗"のラーメン版・・・! コイツは是が非でも食べておきたい・・・!> だが、そのラーメン店がある場所は、 高知県東部に位置する緑豊かな、北川村。 躊躇するに充分な距離だった。 窓の外から雨音が聞こえていた。 心の迷いを握りつぶすように、私は自分を鼓舞した。 <思い出せ・・・! うど ...

土佐の豊穣祭 2012 音楽と食の芸術祭

いざ・・・!二日酔いになってたまるか戦線へ・・・! 生姜の収穫開始直前。作業を終えた私は夜の高知市繁華街へ急ぎ、車を走らせていた。 上品なお店(ココ重要らしい)「ラストチャンス」で知り合った、セイヤさんやマキさんたちは、早い時間から先に飲んでいると聞いた。もうすでに、お腹一杯だとも聞いた。 <えぇっ・・・!俺お腹ペコペコやのに・・・!> 『土佐の豊穣祭・10月22日中央公園・音楽と食の芸術祭』 (上記のスクリーンショットは、こちらのサイト様からの転載です。→ http://www.kochi-syoku. ...

手打うどん 吉川 武蔵野風肉汁うどん(ぶっかけスタイル)

オープン当初に一度行ってから、数年間ロクに行きもしなかった「吉川」に定期的に通うようになったのは、去年の夏ごろから始めた「武蔵野風肉汁うどん」という新メニューが・・・愉快。 そう、ダイヤモンド・愉快(ユカイ)だったからだ。 これまで高知の他のうどん屋さんには、ああいったメニューが無くて、衝撃的でもあった。 <初めて肉汁うどんを食べてから一年・・・!また・・・!食べたいな・・・!> "あの"吉川インパクトを、もう一度・・・。 『手打うどん 吉川』 直前にオジサンが入った。そのオジサンに続いて、私も入る。 お ...

和楽路屋(わらじや) 天ぷらうどん エビ天は尻尾まで食べる編

『和楽路屋(わらじや)』 「おっ・・・今日も飲みよったかねっ・・・!」 私の顔を見るなり、いつものように笑って声をかけてくれる、大将。 『天ぷらうどん(大盛)』 少し肌寒くなってきた10月の高知。日付けも変わった深夜の空気がユラユラと漂う。 軽少な椅子に腰を下ろして食べる、「天ぷらうどん」アルコールが充満した胃に、流れるように麺が落ちてゆく。 <五臓六腑に染み渡る出汁・・・!悦んでるっ・・・胃がっ・・・骨がっ・・・悦んでるっ・・・!> ※ いつもより多めに持ち上げておりますっ・・・!(ドンブリからログアウ ...

しまだ製麺所 本店 釜玉うどん & 醤油うどん

タマゴ・ブームだった。「ちっ子亭」で「えび玉うどん」を食べながらも、まだタマゴが食べたかった。私はうどん野郎・・・タマゴはタマゴでもユデタマゴじゃダメ・・・うどんに絡めてなきゃ・・・。 <えび玉の次は・・・釜玉だ・・・!俺のタマゴ・ダマシイに火が付いた・・・!> 決定っ!ハシゴうどん・・・! <すでに・・・ちっ子亭で喰ってんだ・・・!重い手は要らない・・・!ここは軽い手で充分だ・・・!> 1玉の量が軽い(少ない)。金銭的な負担が軽い(安い)。 帰りに、海が見たい。 以上の条件で脳内をかける。 ・・・!HI ...

屋台処 じゅんちゃん

「ケムリ」さんから「bar ラストチャンス」へ行った夜。 途中からかなり楽しくなってしまって、ハイテンションでマキさんやラストチャンスの皆さんに別れを告げたあと、私はまた両手を広げてクルクル回りながら夜の繁華街を歩いていた。 最近、酔うと飛びたくなる。 三連休最終日。すでに日付けも変わってしまって、人通りはさらに少なくなっていた。 <お腹・・・空いた・・・!> 私は酒を飲んでいる最中に、あまり食べれない。だから飲み終えたあとは、大抵お腹が空いている。 例の"うどん・ロボット屋台"に行ったけれど、祝日という ...

うどん食堂 ちっ子亭

うどんの情報は、ほとんどインターネットのみで仕入れているが、某・裏麺師さんが出ているということで買った、地元タウン情報誌「ほっとこうち6月号」その"うどん特集"を読んでいて目に留まった一杯に、血が沸いた。 <タマゴにエビ・・・!こんな仕様のうどん・・・食べたことがない・・・!> 食べたことがないから、食べたい。 自分がパエリアを食べたことがないから・・・!というだけで、オフ会にて「パエリアコース」を発注したときと同じ気持ちだった。 <えび玉うどんというのか・・・!おぉぉ・・・それも"ちっ子亭"・・・!・・ ...

ダレヤスケ[ゴハン&オサケ] ケムリ

「ケムリさんに行ったことがない・・・?そりゃあ人生の9割損してるよ・・・!」 私は笑ってそう言いながら、またあの空気に身を委ねたいと思っていた。(初めて訪ねたときの記事はココっ・・・!) 『ダレヤスケ[ゴハン&オサケ] ケムリ』 「マスター・・・生を・・・!」 店に入って着席するや否や、私は頂いたおしぼりで手を拭きながら、「生ビール」を注文した。 マスターがサーバーのコックを倒すと、空のジョッキに黄金色した液体が、砂浜に広がる波のようにスーッと落ちる。 「マスター・・・!前に来た生姜農家ですけど・・・覚え ...

わんぱーくこうち 小動物主体観察記

「三里うどん本舗」で釜玉を食べたあとだった。動物が観たくて、高知市桟橋通にある『わんぱーくこうち』へ向かった。 空はドンヨリと曇っていた。駐車場へ車を停めて、真っ直ぐ「アニマルランド」のほうへ歩く。 <可愛いの・・・いるかなぁ・・・!> 私は、うどんを食べたあとなどに時間があると、よくココへ来る。高知市円行寺にある「岡崎牧場」にも、時々行く。両方とも、"無料で動物が観れる"というのがイイ。 昼間だ。夜行性の動物は大体寝ている。しかし寝ている姿が、また可愛い。 ココにはトラなどの猛獣もいるが、どれも寝転んで ...

【閉店】手打ちうどん とがの藤家 肉つけ

家から少し遠くても、食べに行きたいうどんがある。暇を見つけて、私はそれを食べに行く。 いつもは須崎市から入るところを、日高村から入った佐川町。 そこに大した理由はない。ただただ、なんとなく日高村を通って行ってみるのも悪くない気がしただけだ。 穏やかに広がる田園。風に揺れる緑。 アクセルを踏んで目指す、タコ。 通称「タコ公園」前の交差点を左折して、私は何度目かの場所へ達した。 『とがの藤家』 14時を回ろうとしていた。木の戸を横に引いて中へ入る。 綺麗なお姉さん店員さんがいた。目が合った。キュンキュンした。 ...

手打ちうどん たも屋南国店 釜玉ラプソティー

お家へ帰ろう。うどんを食べよう。 <たも屋へ帰って・・・!俺はうどんを食べる・・・!> どこのうどん屋でうどんを食べようか、迷ったらたも屋。悩んだらたも屋。そういう局面、非常に多い。 <たも屋は・・・もはや俺の家・・・!> お家へ帰ろう。たも屋へ帰ろう。 私にとって、たも屋は、お家へ帰るみたいに気軽に行けるうどん屋さんなのである。 『手打ちうどん たも屋 南国店』 おれんち・・・おれんじ・・・。 縁が赤い黒い盆を取って、コップを取る。給水機から水を汲む。 そして褐色のカウンターに、盆ごと手を突き、か細い声 ...

生姜農家の野望オフライン(竜一会・笑) 3次会/オプティミスタ ~ シメ/和楽路屋

『2次会・シェルターを読む』 3次会・・・! 『Bar Optimista』・・・!(バル・オプティミスタ) いくぜっ・・・! もう・・・俺の記憶は途切れ途切れ・・・。なんだろう・・・これは・・・俺は何を飲んだんだろう・・・。 ジントニックかな・・・。どうだろう・・・俺は時々・・・何も考えずにジントニック・・・!と言うときがあるから・・・たぶんジントニックじゃないかと思う・・・違うかな・・・。 付き出しの味の記憶は鮮明に残っている・・・。美味しかったんだよ・・・これ・・・。 これを食べて・・・さっきの透明 ...

生姜農家の野望オフライン(竜一会・笑) 2次会/シェルター

『ス・ルラクセ後編を読む』 「ス・ルラクセ」をあとにして二次会へ向かう。 会場・・・。 『Cafe Bar SHELTER』・・・!(カフェ・バー・シェルター) ※竜一は再訪なので店舗画像は恒例の使い回しです! <では・・・さっそく・・・!> かんぱぁーいっ・・・! 乾杯を・・・!すればするほど・・・! 酒が旨くなるっ・・・! そして乾杯直後から・・・!眠り始めるがちゃさん・・・。 盛り上がる美人2人をよそに・・・。 大盛り上がりの2人をよそに・・・。 がちゃは眠る。 夏子さんの肘置きにされても・・・。 ...

生姜農家の野望オフライン(竜一会・笑) ス・ルラクセ/後編

『ス・ルラクセ前編を読む』 "唐突に始まった自己紹介・・・!誰がどう考えても絶対に必要な自己紹介・・・!" このとき、私は早くビールを体に入れないと大変なことになりそうだった。お手手プルプルだった。依存症的な意味で。 だから、あまり写真を撮っていなかったみたいだけれど、それでもフュージョン仲間の写真だけはシッカリ残していた。 <一気にいくぜ・・・!自己紹介からフィニッシュまでっ・・・!> なんだか可愛い・・・!モンチャンこと景福宮・てんちょー門田氏・・・! 150cmちょいから見た世界、なずなさん♪ ※ ...

生姜農家の野望オフライン(竜一会なの?笑)2012 ス・ルラクセ/前編

イングホームのyuki☆さんが主催した、伝説のフュージョンオフ会から一年余り。 <あの日・・・楽しかったな・・・またブロガーオフ会とか息巻いて・・・みんなで飲みたいな・・・でも・・・でも・・・!全然お声がかからない・・・くっ・・・!またyukiさんがやると言ってくれないと・・・集まる機会がない・・・> yukiさん・・・!やると言ってくれよ・・・yukiさん・・・ オフ会を・・・ 圧倒的っ・・・!オフ会を・・・! 私は思案した。どうすればyukiさんを焚きつけて、また幹事に仕立て上げることができるのかと思 ...

三里うどん本舗 後編/釜玉の湾曲

『前編を読む』 『三里うどん本舗』 歩いて坂を上がると、 店の前の飲食スペースで、大将や奥さんたちが談笑していた。 私に気付いて、「どうぞどうぞ」と中へ案内してくれる。 食べるものは事前に決めていた。 "釜玉"だ。 <ゆで卵に・・・! ベーコンエッグに玉子焼・・・!> 朝といえば、卵だろうっ・・・! 注文を受けてから湯掻いてくれるため、 前回同様、待ち時間は長かったけれど、うどんのためなら待つ。 これが恋人だったらどうだろう。 待つか?微妙だ。 私は壁に沿って作られたカウンター席に座って、 ずっとスマホで ...

三里うどん本舗 再訪の章 前編/考察の麺線

「魔性の麺は変化するのではないか」 ネットで見て鮮烈な印象を受けた画像と、 前回に自分が「三里うどん本舗」で実際に見たものは少し違った。 具体的に言うと、エッジが違った。 エッジとは、つまり麺のカドのことだけれど、 それがネットで見た画像ほど立ってはいなかった。 味や食感については、 これまで高知の他店には無かったような個性的な麺で、なるほどと思った。 けれども、とにかく私はエッジの立ち方が違ったことが気になっていた。 一説には、三里うどん本舗のうどんは、 大将が打っている場合と、お弟子さんが打っている場 ...

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