1月25日発売、ほっとこうち2月号。美女に囲まれ緊張のあまり、爆笑ものの固い表情で写真に収まる男がそこにいた。 「好きなうどん」それを訊かれて男は答えた。 「幻の山雀うどんです…!」 寒い日が続いていた、2013年末。洋間の暖炉に薪をくべていると、電話がかかってきた。 「麺状にした白い粉…極秘ルートで流そうか?」電話の主は、あの幻の麺師・山雀さんだった。 私は声を、おっぱいみたいに弾ませた。 「ありがたいっ…!いま俺…白い粉が切れてて…幻覚が見えたり…禁断症状が出てたんです…!」 数分後、白い粉が届いた。 ...