旬が8月下旬~9月下旬と短く、幻の魚と呼ばれる「メジカの新子(しんこ)」。 「メジカ」とは、ソウダガツオのことで、生後1年未満の幼魚を「新子」と呼ぶ。 鮮度の落ちが早いため、旬の時季がきても、どこでも食べられる魚ではない。まさに「幻の魚」である。 メジカの新子のメッカ・高知でも、たとえば20年前には、漁師町でのみ食べられる知る人ぞ知る魚だったはずが、近年インターネットの宣伝力も手伝って、県外からわざわざ食べにくる人もいるほどの人気魚となっている。 今年は潮の関係で、例年より水揚げが早かったらしく、私も7月 ...