月別アーカイブ:2012年06月

高知大丸 横浜・中華街展 後編/刀削麺

『前編を読む』 私は、腹を括った。 "待つ"と決めた。 それは、"待てない高知県人"にとって、 壮大な覚悟と決意だった。 ところが、だ。 待ち時間は拍子抜けするほど短かった。 簡易的な衝立に仕切られて中が見えない、 イートインコーナーの入口。 そこで舌代を前払いで支払って、 舌代と引き換えに食券を貰って中に入ったときに初めて、 やけに待ち時間が短かった理由がわかった。 行列を見て、無意識の条件反射で、 満席だと信じきっていたイートインコーナーの中は満席ではなく、 わずかではあるが、まだ空席があったのだ。 ...

高知大丸 横浜・中華街展 前編/未見の大陸麺

なんという名だったか忘れてしまったが、「高知大丸」で、日本中の美味しいものが集うイベントが開かれていると聞いて、私は高知市内でうどんを食べるついでに、高知大丸5階へ向かった。 しかし、そのイベントで販売されていた、見るからに美味しそうな食べ物たちは、物の価値を「たも屋のうどん○玉分」という基準で、無意識に換算してしまう私にとって、かなりツライ値段設定がなされていた。 <これがたも屋のかけうどん特大2杯・・・つまり6玉分か・・・!>そう思い始めたら、もう買えない。 元々、明確に目当ての品があったわけでもなけ ...

ファミリー喫茶 シーランド

数年ぶりの再会だと思うと、すっかり興奮して鼻息荒くイレ込んで、開店10分前に「麦庵」に到達してしまった私が、時間つぶしを兼ねて、"三里方面"で偵察していたのは、もちろん、うどん屋さんだった。 あとから調べてみると、そこは"三里"ではなく、「麦庵」があるのと同じ"仁井田"という地名で、その"うどん屋さん"も、正確には"うどん屋さん"ではなく、"喫茶店"である。 とにもかくにも、「麦庵」で"肉ぶっかけ"を食べおおした私は、早速、偵察しておいた、喫茶店みたいなうどん屋さんみたいな喫茶店へと走った。 「麦庵」から ...

健康志向。麦庵

讃岐うどんのメッカ・香川には及ばないが、 高知にもたくさんのうどん屋さんがある。 そんな高知を舞台に、うどん屋さんからうどん屋さんへ、 私は日々の農作業の合間を縫って、四国霊場88ヶ所巡りのように食べ歩いている。 思えば、こんなことを、もう7年も8年もしている。 暇さえあれば、うどん。 とにかく、うどん。 元来は、"引き篭もり農民"であるから、 うどん以外の用事で外出することなど滅多にない。 髪はうどんを食べるついでに切りに行くものだと思っているし、 服はうどんを食べるついでに買いに行くものだと思っている ...

あかおか横町ちょこっと市 後編/たいびんび前でオフ会状態

『前編を読む』 山雀さんのうどんを食べて、「たいびんび」を出た私は、なにか面白いものでもないかと辺りを見渡していた。 すると、あるブログに掲載されていた画像で見た、"ドルチェかがみまま"によく似た女性がいた。 「あっ!」と思ったけれども、とりあえず、私は一瞬合った視線をそらして知らん顔をした。 確信が持てなかったからだ。知らない人と見詰め合ったりしたら可笑しいではないか。 もう一度、顔を確認して、改めて自分の中で詳細に判別しようとしていると、私の判別が終わる前に、女性のほうから「もしや竜一ではないか」と声 ...

あかおか横町ちょこっと市 前編/幻の麺線、追いかけて

指定の駐車場に車を停めて、私は何処か懐かしい穏やかな空気が漂う赤岡の商店街を歩いていた。 ここでなんでも、「あかおか横町ちょこっと市」という名のイベントが開催されているらしいのだ。 圧倒的に独りだった。 "イベント"と呼ばれるものに独りで行くのは、友達がいないことがバレるので恥ずかしかったけれど、気心が知れている・・・はずの幻の麺師・山雀さんが出店されているということで、とりあえず、行けばなんとかなるだろうと思っていた。 ボク山雀さんと知り合いなんです、みたいな顔をしておけば、大した違和感はないだろう。 ...

和楽路屋(わらじや) うどん・そば・ロボット屋台

『土佐魚彩処 にしや』 → 『活貝・海老料理 満潮(みちしお)』 → 『Bar Optimista(バル・オプティミスタ )』→ 「和楽路屋(わらじや) うどん・そば・ロボット屋台」 「Bar Optimista(バル・オプティミスタ )」を出た私は、雨から逃げるようにして、すぐ北側にあるアーケードへ走った。 すると「高知大丸」の前に、高知では有名な、通称「ロボット屋台」と呼ばれる「和楽路屋(わらじや)」が店を開いていた。 「和楽路屋」の営業は22時からだと聞いたことがあるが、私が「バル・オプティミスタ」 ...

Bar Optimista (バル・オプティミスタ )

『土佐魚彩処 にしや』 → 『活貝・海老料理 満潮(みちしお)』 → 「Bar Optimista(バル・オプティミスタ )」→ 『和楽路屋(わらじや) うどん・そば・ロボット屋台』 「満潮(みちしお)」を出てもなお、雨は同じように全力で、アスファルトの上に叩きつけて跳ね返っていた。 一軒目に立ち寄った「にしや」がある、屋台が数軒建ち並ぶ通りに一旦戻る。そこでは「にしや」を出たときに見たのと同じように、顔を赤らめた人々が、談笑しながらラーメンをすすっていた。 それが、なにか、めくるめく夜の妖艶からの生還者 ...

活貝・海老料理 満潮(みちしお)

『土佐魚彩処 にしや』 → 「活貝・海老料理 満潮(みちしお)」 → 『Bar Optimista (バル・オプティミスタ )』→ 『和楽路屋(わらじや) うどん・そば・ロボット屋台』 雨は一向に弱まる気配がなく、激しく降り続いていた。 けれども、そんな雨を物ともせず、「にしや」の前の、広いブルーシートを宙に張った屋台では、顔を赤らめた、たくさんの飲み客たちが、談笑しながらラーメンをすすっている。 ここはたしか「豚骨ラーメン」が有名な屋台だったか・・・。 それを横目に見ながら、私は、このすぐ近くにあるとい ...

土佐魚彩処 にしや

「土佐魚彩処 にしや」 → 『活貝・海老料理 満潮(みちしお)』 → 『Bar Optimista (バル・オプティミスタ )』→ 『和楽路屋(わらじや) うどん・そば・ロボット屋台』 バケツを引っくり返したどころではない。滝壺を引っくり返したみたいに、怒涛の豪雨がアスファルトの上に叩きつけて跳ね返っていた。 それでも、暫く前から自分の中にあった、"「チャンバラ貝」が食べたい"という衝動が雨に勝って、私は、いたるところに大きな水溜りができた高知市中心部の繁華街を歩いていた。 もちろん傘はさしている。さして ...

手打ちうどん まるしん 冷山肉しょうゆ(特盛)

4月のある日。私は、今や高知でも指折りの人気店となった、香美市の「まるしん」にいた。 平日でも、昼時には容赦なく出来る行列。それを避けるために、11時過ぎに入店。 すでに店内には数名の先客がいたが、難なく座れた。 けれども、うどんを注文して待っているあいだに、次から次へと客が来て、アッと言う間に満席。外で空席を待つ客も出始める状況。さすがである。 注文したうどんは、かなり奮発した一杯だった。 人の心というのは面白いもので、同じ私という人間でも、「シンプルなうどんが食べたい」と思うときもあれば、「たくさん具 ...

手打ちうどん たも屋 南国店 モーニングひやひや

外で酒を飲むと、大抵の場合は飲みすぎてしまうので、おそらく、きっと、いつものように全身を襲う苦しみに悶える朝を迎えるのだろうと覚悟していたが、無理をしないで早めにお茶に切り替えたのが功を奏したのか、起床した身体は石のように重かったけれども、二日酔いなどは無かった。 カーテンの隙間から入る光は青みがかっている。時刻を確認すると、まだ5時を過ぎたばかり。 この時間に起きる必要はなかったのだけれど、いつも起きている時間を、身体が覚えていて起きたみたいだ。 それにしても、ゆうべ飲んだ多量の水分は、一体どこへ行って ...

駐車場うどん ~ダンナちゃん個人レッスンに紛れ込む竜一先生~ 後編/未知なる麺線

『前編を読む』 夏子さんちの「ばあば」が作った「チラシ寿司」に舌鼓を打って、さらに焼酎を煽りながら誰かしらと話していると、その「ばあば」の息子さん、「ダンナちゃん」が打ったうどんが釜揚げされ始めた。 ダンナちゃんが最近うどんを打っていることは、夏子さんのブログで読んで知っていたのだけれど、実際に食べてみたことは一度も無い。 未知なる麺線、香り、食感、味。 彼が打ったうどんの中には、間違いなく知らない世界が広がっているのだ。 初めて行った店のうどんを食べるみたいに、期待、不安、嬉々、躊躇、心に様々な感情を入 ...

駐車場うどん ~ダンナちゃん個人レッスンに紛れ込む竜一先生~ 前編/美味連打

「F1」みたいに力強く加速する、本当の高級車。圧倒的な馬力を体感しながら、私はまた山雀さんと共に、"あの"駐車場を目指していた。 着くと、すでに夏子さん一家が到着していて、山雀さん竜一コンビ、優勝を逃す、2位。 敗因は、明らかに、私が支度に手間取ったことによる、スタートの出遅れ。 <申し訳ない・・・これで選手権の行方がまたわからなくなってしまった・・・> などと思いながら車を降りると、とうやくさんが現れた。いつもと違う、「働く男」の服装で、なんだかカッコイイ。 早速、私は、まだ誰も飲んでいない中で、味がわ ...

2012!四万十ぶらり旅!~番外編・道の駅めぐり~

2012!春の四万十ぶらり旅!『手打ちうどん たも屋 春野店』 → 『四万十へ、新風追いかけて』 → 『UDON KUA'AINA (うどん・クアアイナ)』→ 『西の西、足摺岬へ』 → 『道の駅 めじかの里・土佐清水』 → 『足摺海洋館』 → 『竜串海岸』 →『グッバイ!土佐清水!』 → 『いろりや 肉醤油うどん & 力豚のカレーうどん』 → 「番外編」 「完結です!」と書きながら「番外編」・・・!行き帰りに立ち寄った道の駅の話を書き留めておく! 四万十市方面を目指す中、出すものを出す必要が出てきた私は、 ...

いろりや 肉醤油うどん & 力豚のカレーうどん

2012!春の四万十ぶらり旅!『手打ちうどん たも屋 春野店』 → 『四万十へ、新風追いかけて』 → 『UDON KUA'AINA (うどん・クアアイナ)』→ 『西の西、足摺岬へ』 → 『道の駅 めじかの里・土佐清水』 → 『足摺海洋館』 → 『竜串海岸』 →『グッバイ!土佐清水!』 → 「いろりや 肉醤油うどん & 力豚のカレーうどん」 → 『番外編』 うどん屋には珍しい、靴を脱いで上がる形式の「いろりや」入口で、サーファー風の若い男性数人とすれ違った。 <そういえば、去年の夏に訪ねたときも、同じように ...

グッバイ!土佐清水!

2012!春の四万十ぶらり旅!『手打ちうどん たも屋 春野店』 → 『四万十へ、新風追いかけて』 → 『UDON KUA'AINA (うどん・クアアイナ)』→ 『西の西、足摺岬へ』 → 『道の駅 めじかの里・土佐清水』 → 『足摺海洋館』 → 『竜串海岸』 →「グッバイ!土佐清水!」 → 『いろりや 肉醤油うどん & 力豚のカレーうどん』 → 『番外編』 「クアアイナ」でうどんを食べたあと、四万十市内をフラフラと走っていて、たまたま見かけた道路標識に触発されて「足摺岬」を目指したわけなのだけれど、「竜串海 ...

竜串海岸

2012!春の四万十ぶらり旅!『手打ちうどん たも屋 春野店』 → 『四万十へ、新風追いかけて』 → 『UDON KUA'AINA (うどん・クアアイナ)』→ 『西の西、足摺岬へ』 → 『道の駅 めじかの里・土佐清水』 → 『足摺海洋館』 → 「竜串海岸」 →『グッバイ!土佐清水!』 → 『いろりや 肉醤油うどん & 力豚のカレーうどん』 → 『番外編』 怪岩奇岩の名勝「竜串海岸(たつくしかいがん)」へは、「足摺海洋館」から車で1分。 歩いたとしても、簡単に行けるような距離だった。 広い駐車場。停まってい ...

足摺海洋館

2012!春の四万十ぶらり旅!『手打ちうどん たも屋 春野店』 → 『四万十へ、新風追いかけて』 → 『UDON KUA'AINA (うどん・クアアイナ)』→ 『西の西、足摺岬へ』 → 『道の駅 めじかの里・土佐清水』 → 「足摺海洋館」 → 『竜串海岸』 →『グッバイ!土佐清水!』 → 『いろりや 肉醤油うどん & 力豚のカレーうどん』 → 『番外編』 高知県民でありながら、「ご自由にお取りください」という状態になっていた土佐清水市の観光パンフレットを、わざわざ貰ったのには理由があった。 元々、新店「ク ...

道の駅 めじかの里・土佐清水

2012!春の四万十ぶらり旅!『手打ちうどん たも屋 春野店』 → 『四万十へ、新風追いかけて』 → 『UDON KUA'AINA (うどん・クアアイナ)』→ 『西の西、足摺岬へ』 → 「道の駅 めじかの里・土佐清水」 → 『足摺海洋館』 → 『竜串海岸』 →『グッバイ!土佐清水!』 → 『いろりや 肉醤油うどん & 力豚のカレーうどん』 → 『番外編』 「足摺サニーロード」・・・。 道路標識に書かれた道の名称が目に入ったとき、フッと私の中にあった幼少の記憶が蘇ってきた。 <この道を、昔・・・オカンが運転 ...

西の西、足摺岬へ

2012!春の四万十ぶらり旅!『手打ちうどん たも屋 春野店』 → 『四万十へ、新風追いかけて』 → 『UDON KUA'AINA (うどん・クアアイナ)』→ 「西の西、足摺岬へ」 → 『道の駅 めじかの里・土佐清水』 → 『足摺海洋館』 → 『竜串海岸』 →『グッバイ!土佐清水!』 → 『いろりや 肉醤油うどん & 力豚のカレーうどん』 → 『番外編』 クアアイナを出た私は、クアアイナのすぐ北東辺りに位置する四万十川沿いに車をとめて、ウグイスなどの野鳥の鳴き声に耳を澄ませていた。 日常、私も田舎で農業を ...

UDON KUA'AINA (うどん・クアアイナ)

2012!春の四万十ぶらり旅! 『手打ちうどん たも屋 春野店』 → 『四万十へ、新風追いかけて』 → 「UDON KUA'AINA (うどん・クアアイナ)」 → 『西の西、足摺岬へ』 → 『道の駅 めじかの里・土佐清水』 → 『足摺海洋館』 → 『竜串海岸』 → 『グッバイ!土佐清水!』 → 『いろりや 肉醤油うどん & 力豚のカレーうどん』 → 『番外編』 <やっと辿り着いた・・・クアアイナ・・・!> 開店勝負は失敗した。 道に迷ったことが最大の要因だった。 11時の開店には間に合わず、 結局、11時 ...

四万十へ、新風追いかけて

2012!春の四万十ぶらり旅!『手打ちうどん たも屋 春野店』 → 「四万十へ、新風追いかけて」→ 『UDON KUA'AINA (うどん・クアアイナ)』→ 『西の西、足摺岬へ』 → 『道の駅 めじかの里・土佐清水』 → 『足摺海洋館』 → 『竜串海岸』 →『グッバイ!土佐清水!』 → 『いろりや 肉醤油うどん & 力豚のカレーうどん』 → 『番外編』 四万十市を目指す過程で、高速道路は一切使わなかった。 使ったとしても、高知県西部の高速道路は中土佐町までしか延びていないため、短縮できる時間が僅かである、 ...

手打ちうどん たも屋 春野店

2012!春の四万十ぶらり旅!「手打ちうどん たも屋 春野店」 → 『四万十へ、新風追いかけて』 → 『UDON KUA'AINA (うどん・クアアイナ)』→ 『西の西、足摺岬へ』 → 『道の駅 めじかの里・土佐清水』 → 『足摺海洋館』 → 『竜串海岸』 →『グッバイ!土佐清水!』 → 『いろりや 肉醤油うどん & 力豚のカレーうどん』 → 『番外編』 うどん屋からうどん屋へ。長く様々なうどんを食べ歩いていると、ますますわからなくなってくる。 なにが私をうどん屋へと向かわせているのか。 美味しいうどんに ...

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