高知市の『帯屋町チェントロ』に来ていた。うどんを食べるためだ。一階の『金高堂書店』には入ったことがあるが、二階に上がるのは初めて。 エレベーターのドアが開くと長い通路が伸びていた。外のアーケード街の喧騒とは裏腹に静まり返っている。どこにあるんだろう。不安に駆られながら、てくてく歩いた。 すると通路の一番奥にあった。『一汁三菜食堂』と書かれた自動ドア。高知に数店舗ある、セルフスタイルの食堂だ。 中に入ると、左側に長いセルフレーンが伸びていた。通路といい、セルフレーンといい、チェントロはなんでも長い。長過ぎて ...