うどんの検索結果 1262 件

Deer Land Farm 岡崎牧場 春風の章 後編/ムギュムギュウサギ

前編はコチラッ・・・!『Deer Land Farm 岡崎牧場 春風の章 前編/骨肉の争い』 弱肉強食、自然界の掟は、たとえ家族のあいだでも適用されるのだ、ということを体現して見せてくれたヤギ一家の隣にはウサギがいた。 最初、ウサギにもニンジン本体をあげようとしていたのだけれど、なんだか岡崎牧場のウサギ達は、ニンジン本体よりもニンジンの"葉"のほうが好きな様子だったから、本体の処理はヤギ一家に任せて、ウサギ達には葉を食べていただくことにした。 ニンジンの葉をフリフリと振りかざすと、私のそばに寄って来て、「 ...

Deer Land Farm 岡崎牧場 春風の章 前編/骨肉の争い

『味里』でうどんを食べて、『麦笑』でうどんを食べて、合計3玉分のうどんを取り込んだあと、私は車で高知市北部の円行寺という地区を目指していた。 万々のTSUTAYAの脇を抜けて北へ進行すると、山が近付くに連れて急速に周囲の家々は数を減らし、唐突に田舎風味が漂い始める。 一度来て場所はバッチリ記憶しているから、迷うこともなく、余裕のよっちゃんにて、到着。 『Deer Land Farm 岡崎牧場』 到着して車を降りると、牛がいた。 牛は、私をジッと見つめたまま、視線を外さなかった。ずっとだ、ずっと私を見つめ続 ...

おむすび・たけざき・玉子焼

『cafe chang(カフェ・チャン)』でタイ料理を満喫して、身も心もタイ人になり始めていた私は、忘れ掛けていた日本人としての心を取り戻すため、『イオン高知』に出向き、高知では知らない人がいない、有名な『ショップたけざき』が運営する店にて、おむすびのセットを購入。 イオンのフードコートで食べる手立てもあったのだけれど、人がウジャウジャいたし、普段、家族以外の誰にも会わずに一日が終わったりすることもある孤独な農民にとって、そういう環境は、すこぶる居心地が悪いから、テイクアウトして家で食べる。 俺は一匹狼な ...

cafe chang (カフェ・チャン) EP3/アジアな夢

『EP1を読む』 『EP2を読む』 自分の中で最大の難関である"注文"を終えて待つあいだ、少し店内を見渡してみた。 柔らかな茶色をした木のテーブルとテーブルのあいだには、天井からアジアチックなデザインの生地が垂れ下がっていて、それが目隠しとなって、他の客を気にしなくて済む配慮がなされている。 これは私みたいな、内気でネクラで人目が気になる人には嬉しい配慮だ。 生地は壁にも掛けられていて、赤褐色の色合いの中に動物の刺繍がされていたりと、いかにもアジアな雰囲気を強く醸し出していて、思わず言葉がこぼれた。 「タ ...

cafe chang (カフェ・チャン) EP2/自然タイ

『EP1を読む』 『EP3を読む』 憧れのタイの料理が食べられると聞いて来た『cafe chang(カフェ・チャン)』は、『東印度公司(ヒガシインドコンス)』という、エスニック雑貨や服飾を扱う店に併設されていた。 <混んでなかったらいいんだけど・・・!> 常日頃、場末のうどん屋ばかりに行っているせいで、こういう、いかにもオシャレな女性達が集いそうな"カフェ"に対する免疫がまったく無くて、大抵の場合、"入りづらい"という感覚を覚えてしまうのだけれど、『チャン』は違った。 まるで我が家であるかのような自然体で ...

cafe chang (カフェ・チャン) EP1/高知のタイへ

『EP2を読む』 『EP3を読む』 二十代の内に、しておきたかったけれど出来なかったこと。それが『海外旅行』だ。 だが、一口に"海外旅行"と言っても、多くの人が想像するであろう一般的なソレと、私がしたかった海外旅行は、おそらく違っている。 私がしたかったのは、一人で、バックパックを背負って、安宿に泊まりながら、長期間、様々な国々を旅する、そういう海外旅行だ。 けれども、私もとうとう三十である。 まだまだこれからじゃないか、と声をかけてくれる心優しい人もいるかもしれないけれど、この夢を思い描き始めた十代後半 ...

【高知】「草や」古民家を改装した市街地の名店のランチは絶品

  <俺いつから草やさんのこと知ってるんだろ・・・! んん・・・考えてみれば・・・ほとんどオープン当初の頃から知っているかもしれねぇ・・・! オニヨメさんがブログにコメントをくれたのがきっかけで知った気がする・・・!> 車で走る、電車通り。 ドンドンと高知市中心部へと進入して行きながら、 竜一のドキはムネムネと高鳴っていた。 <うぅぅ・・・実際に会ったことはないと言っても・・・! ネット上で知っている人のお店に行く・・・それは文通相手に会いに行く感じに酷似・・・! いささか緊張するぜっ・・・!> ...

中国家常菜 鳳龍菜館 エピソード3/カキあんかけ麺

『エピソード1を読む』 『エピソード2を読む』 一面に広がるあんかけの湖と対峙して、言い聞かせる。 <イケる・・・今の俺なら十中八九イケる・・・!水だけは飲むなよ・・・!水だけは・・・!飲んだら最後・・・一気に形勢逆転・・・コッチが潰されるっ・・・!> 水・・・それはお腹が張ってくると、ついつい手を伸ばしたくなるものだけれど、実は罠。 飲むと急激にお腹が張り、すぐさま満腹状態に陥る、フードファイトをする上では、非常に危険な存在、言うなれば・・・。 悪魔の水・・・! いざ食べるべく箸を構えた竜一は、この一杯 ...

中国家常菜 鳳龍菜館 エピソード1/ほっとこうちの誘い

『エピソード2を読む』 『エピソード3を読む』 次々と新しいモノが生み出される世の中。そんな世の中で常に新鮮な刺激を受けていたいという、いわゆる、"あたらし物好き"な人もいれば、逆に変化を好まない人もいる。 大量の傷が付きルックスが大幅に劣化してしまったこと以外、使う分にはなにも不自由が無いからと、5年も同じ携帯電話を使っている竜一、 この度、ついに、「アナタいい加減に機種変更しなはれ!その携帯7月から通信できなくなりますよ^^;」と、auさんから最後通告にも聞こえる、お達しを受けた。(シーディーエムエー ...

m's factory(エムズファクトリー) 後編/特製の意味

前編はコチラっ・・・!『m's factory(エムズファクトリー) 前編/連投の勝負』 半セルフ方式の『m's factory』カウンターにて、先に注文をする。 <何を食べるかは・・・!あらかじめ決めてある・・・!> 醤油さ・・・! <元々・・・今度エムズに行くことがあったら・・・!醤油にしようと思ってたんだ・・・カレーとは真逆に思える品だからこそね・・・!> 食べる品は決まっているが、確認のため、一応メニューを見た竜一、混乱。 醤油は・・・!ぶっかけより100円高い・・・! <ナゼだ・・・醤油がぶっか ...

m's factory(エムズファクトリー) 前編/連投の勝負

足りねぇ・・・!まだまだ全然足りねぇ・・・! アルデンテタンクの貯水量・・・!まだ半分ってとこだぜぇ・・・!! 『おおつ製麺』でうどん2玉を取り込んだ竜一だったが、「特大」や「特盛」などの、いわゆる"3玉設定"のメニューが無かった事は致命的で、実は、お腹が張っていなかった。 <聞けば案外・・・特大可能だったのかなぁ・・・!だが・・・そんな度胸は持ち合わせちゃあいねぇ・・・!醤油うどんがあるかどうか・・・それを確認するのが限界だったさ・・・!> 大変に高級な軽自動車に乗り、アテもなく市内方面へとフラフラ。 ...

おおつ製麺 エピソード3/襲い掛かるエビ天

『エピソード1を読む』 『エピソード2を読む』 『しょうゆうどん(大) & エビ天』 エビ天に、太め感あり。 <このサイズは・・・!セルフ店ではなかなか見ない・・・!> マッチ棒と比較してみると、一目瞭然。 <太い・・・マッチ棒の数十倍っ・・・!圧倒的・・・!圧倒的太さっ・・・!!> セルフ店ならではの利点で、取り放題となっているネギ、生姜、大根おろし、レモンを乗せて完成した醤油うどんは、冬の北国の原風景みたいに、どこか凛とした雰囲気漂う、白き光景。 普段は柚子やレモンなどの柑橘系の酸味を、うどんに入れる ...

おおつ製麺 エピソード2/綴る愛

『エピソード1を読む』 『エピソード3を読む』 トッピングコーナー、高火力。 玉子焼き・・・!玉子焼きがあるっ・・・! この存在を予想することなんて出来なかった・・・! <玉子焼きのことが・・・!中越典子と中越典子を足して・・・中越典子で割ったぐらい好きな俺に対して・・・!> 初球から玉子焼きストレートでのインコース攻め・・・! <しかもコイツ・・・見るからにフワフワっ・・・!360度どの角度から見ても・・・とどのつまりは美味しそうっ・・・!> グッ・・・グッ・・・! 投げ放つ軌道が明らかに・・・!俺を・ ...

おおつ製麺 エピソード1/醤油の捜索

『エピソード2を読む』 『エピソード3を読む』 昨年の秋頃だったか。開店したうどん屋があった。 交通量が多い国道に面した場所柄の為か、その店は、開店前から随分と話題になっていた。 けれど、オープン当初の状態を、竜一はあえて避けていた。 が、明けた2012年。機、熟した。 『おおつ製麺』 <ついに来たぜ・・・!大津の新星っ・・・!> 早速、自前のスカウターで計測。 <ふむ・・・なるほど・・・セルフ店か・・・!> 入ってスグ正面に注文カウンター。そばにホワイトボードに手書きで記載されたメニュー。 歩み寄って竜 ...

ステーキガスト 高知潮新町店 前編/異形の決断

以前は数週間単位だったのが、今や余裕の数ヶ月単位、という激しいタイムラグでお届けしている『生姜農家の野望Online』 昨年、11月のことである。 野良仕事を終えて、夜、先日記した『中華料理・鳳来』の前まで達した竜一。 しかし、鳳来、真っ暗、定休日。 鳳来にはその半月後にまた出向いて、天津メンやら半チャーハンやらを喰らう運命にあるのだけれど、とにかく、この日は定休日だったのである。 「鳳来定休日だったから、もう今日はご飯いらねぇや!」 というわけにもいかない。 <何かを食べてないことには・・・!「ギュルギ ...

日清のレンジ専用どん兵衛 鴨だし & マルちゃん正麺 醤油味

カップうどん界の怪物・どん兵衛と、闇に舞い降りた農民・竜一の戦いは、いよいよ第二局に入ろうとしていた。 ここで一気に、どん兵衛、攻めの気配、強める。 『日清のレンジ専用どん兵衛 鴨だし』 <グッ・・・ここでレンジ専用機・・・!凌げぇ・・・凌ぎきれぇ・・・!> しかし、どん兵衛。レンジ専用機になると、竜一の急所を外してしまう。 <やはりレンジ専用どん兵衛・・・麺の食感が悪い・・・!この麺の感じはあんまり好きじゃねぇなぁ・・・!!> 瞬間、竜一。ふと思い出す。 <そういえば・・・戸棚の中にアイツが居る・・・! ...

日清のどん兵衛という名の怪物

カップうどん界の怪物・どん兵衛と、農業界のうどん野郎・竜一。 ついに、あいまみえることとなった二人。 伝説の戦いが、いま幕を開けようとしていた・・・。 蓋を開けた瞬間から、どちらかというと、"キツネ"といった様相のどん兵衛に対して、竜一は、箸を持ってして対抗。それもマイ箸。 独特の香りを漂い散らせながら襲い掛かる、どん兵衛。立ち昇る湯気の中を掻き分けて一矢報いようとする、竜一。 「竜一よぉ・・・!風船も膨らませられないキミにワシは倒せんさ・・・!」 「怪物と謳われるどん兵衛にも必ずあるハズ・・・!付け入る ...

高知市のラーメン屋さん鈴木食堂の外観

こってり味噌ラーメン 鈴木食堂

鈴木食堂の最新記事一覧へ 霜っ・・・霜っ・・・! 霜っ・・・!! 毎朝・・・!大地を凍りつかせ・・・! 実力・・・真価を見せ付ける・・・!冬将軍っ・・・! <いやぁ・・・!ありがたいなぁ・・・! 身体の芯からキンキンに冷やしていただけてっ・・・!> ありがたいなぁ・・・! <これまで・・・冬とは思えないほど暖かかったのに・・・だよ・・・! 冬将軍ってば・・・!ここに来て・・・!突然の本気モード・・・!!> いやぁ・・・ありがたいなぁぁぁ・・・! ぼかぁ・・・旬の寒波を体感しているよっ・・・! "この時、竜 ...

ラーメンの ほうれんそう

普段、「醤油」や「ぶっかけ」などの冷たいうどんを食べる事が多い私の中では、 "うどんは温かいものである"というイメージは無く、 むしろ、"冷たいものである"という感覚が強い。 日頃、麺が好きだと言っても、完全うどん派な私も、 寒い冬の夜なんかには、うどん屋に行く予定を変更してでも食べたくなる・・・。 ラーメン・・・☆ 「これからの季節・・・温まるラーメン・・・! いいよねぇぇぇ・・・!」 などと、"冬と言えばラーメン!"的な色合いで書いてはみたが、 実際に行ったのは、10月の上旬。 その頃の南国高知は、ま ...

キラメッセ室戸

『あおぎ』で「ツガニうどん」を食べた翌日・・・!前日に降りしきった雨の影響で・・・畑は泥んこ・・・! 迎えた・・・!よもやの2日連続休み・・・! 竜一の脳内は・・・ツガニ・・・!ツガニで埋め尽くされていた・・・! <あぁっ・・・!食べたいっ・・・!もっと・・・もっと・・・!> ツガニうどんを食べたい・・・! タガが外れた・・・! 堰を切ったみたいにして・・・流れ出る想い・・・!それが竜一の深部を刺すっ・・・! 「行こう・・・!もう一杯・・・!2日連続での・・・ツガニうどん・・・倍プッシュ・・・!」 がっ・ ...

【閉店】Petite glace (プチ・グラス)

紆余曲折を経て行った『楓』で、重量級のアルデンテを確認した私は、高知市朝倉にあるショッピングモール、『フジグラン高知』に参上していた。 週末、土曜日とあって、駐車場は満員御礼。屋上に僅かに空いたスペースに車を停め、エスカレーターで降りる。 「ドキッ・・・ドキッ・・・!」 下の階へ降りるに従って、高鳴る胸の鼓動。 <うわぁっ・・・なんか緊張する・・・!> そして辿り着いた1階。 目指す・・・!フードコート・・・! <おおぅっ・・・めっちゃ人おる・・・!てゆーか・・・どこやっ・・・どの店がそうやっ・・・!・・ ...

??? 肉の章 エピソード1/喰わせろ、肉!

『エピソード2を読む』 『エピソード3を読む』 「よう麺のことを書いちゅうけんど、 他のもんは食べにいかんかえ・・・?」 ブログを読んで下さっている方にお会いすると、よくそう聞かれる。 決まって、私は答える。 「どうせ外食するがやったら、 家では食べれんもんを食べたいがですよね・・・!」 「え・・・!? うどんは家でも食べれるやん・・・!」 「いや・・・でも・・・! ま・・・まぁ・・・!」 などと言いながら適当に笑って誤魔化して、 よくある質問に対する、私の"よくある答え"は終了するのだけれど、 この時、 ...

九州 筑豊ラーメン 山小屋 フジグラン野市店 エピソード1/新進の再来

『エピソード2を読む』 『エピソード3を読む』 私の中で、外食と言えば、うどん。 時間があれば、うどん。 隙さえあれば、うどん。 いくら食べても飽きない魔性の食べ物、 それが、「うどん」なのである。 しかし、ある日。 私は夢を見た。 夢の中で、うどんで全身をグルグル巻きにされている私。 巻き付いている、その白い麺をなんとか振り解き、自由を手に入れようとしたが、 敵わず、四苦八苦している最中に目が覚めた。 悪夢から現実世界に戻ってきた私の全身には、 うどんではなく、掛け布団が、ギュッと固く巻き付いていた。 ...

吉野家 32号線高知高須東店

外食と言えば、うどん。さもなければ気分次第で、ラーメン。 麺類以外ならば、家でオバ=アが田舎料理を毎日振舞ってくれる。 オバ=アの料理暦は50年以上。生半可なキャリアではない。 「美味しくない」とハッキリとは言わないが、美味しくないと思ったら、傍から見てスグに分かるほど、明らかに箸の進み方が落ちる、意外と食に厳しい亭主・オビ=ワンに、50年以上もの間、毎日暗黙の批評され続けながらやって来たのだ。 オバ=アは日進月歩で進化した。今や料理の腕は、間違いなく達者だと断言できる。 しかし、そんなオバ=アも、さすが ...