うどんの検索結果 1262 件

神社うどん 「田村神社 日曜市」 【おとうさんといっしょ 第2話-2】

『第2話-1を読む』 少し奥に進んだところに数人のおばちゃんがいて、麺が入った器をテーブルの上にたくさん並べている。 そのさらに奥に、大きな釜があった。 釜からは白い湯気が温泉みたいに濛々と立ち昇っている。 「すごいねぇ…」 ご家庭ではなかなか見れない、迫力の光景に圧倒される竜一。 なんか香川っぽい…! 「竜ちゃん……!」 嫁の声で我に帰った。 眼下のテーブルを見ると、すでにうどんに出汁が注がれた器が4つ用意されていた。 先にテーブルを確保してくれていたお父さんとお母さんの元へ、4つのうどんを載せた盆を持 ...

神社うどん 「田村神社 日曜市」 【おとうさんといっしょ 第2話-1】

『第1話-2を読む』 週に1度。日曜日だけ、うどんが食べられる神社。 その駐車場に車を停めた。 例の攻略本によると、『田村神社』という神社らしい。 誰が見ても、いたって神社だ。 当たり前だ。神社なのだから。 しかし、それにしても、 すこぶる神社だ。 「どこで、うどん食べれるがやろねぇ?」 「どこやろねー?」うどんコーナーを探す竜一に嫁が答えた。 「どこやろねー?」 お母さんも嫁と同じことを言って、辺りを見回した。 田村神社。想像していたよりも、ずっと広い。 うどんを食べられないという、不測の事態に陥る覚悟 ...

みんなでうどんを食べに行こうよ、香川まで 【おとうさんといっしょ 第1話-2】

『第1話-1を読む』 ――翌日10時すぎ、香川県高松市。 朝、予定よりも家でまったりしすぎて、遅い出発となったため、焦った。 けれども結局高知から所要時間1時間と少しで、高松入り。 「高松ってこんなに近かったっけ?」 地殻変動かなにかで、高松と高知の距離が短縮されているのではないか、とも思った。 運転手、竜一。助手席に嫁。 後部座席に嫁の両親という陣形で、高松市内をズンズン進む。 今日は迷わない。僕、買ったんです! 『さぬきうどん全店制覇攻略本!』 香川県内708店のうどん屋が掲載されている恐ろしい本。 ...

みんなでうどんを食べに行こうよ、香川まで 【おとうさんといっしょ 第1話-1】

――2015年2月。嫁の実家にて。 「明日、香川にうどん食べに行くが」 コタツ机を挟んだ正面にいるお父さんに、満面の笑みを浮かべ、そう言う嫁。 「行きやー」 お父さんの隣で聞いていた、お母さんが言った。 「へぇー」 と、お父さんは微笑を浮かべている。 両親とも、明らかに娘と婿、2人で行くものだと思っている。 そのとき竜一。 嫁の耳元に顔を近づけ、小声で囁いた。 「一緒に行こう!って言って!」 「お父さんとお母さんも一緒に行く?」 猫なで声で誘う嫁。 するとお父さん。 「んー。まぁ行ってもえいけんど」 キタ ...

進化系釜玉についての考察 「うどんの庄 真田」

うどんに生卵を落とし、出汁や醤油をかけて食べる、『釜玉うどん』 子供の頃、そんなうどんの食べ方があるなんて知らなかった。 『醤油うどん』を知ったときも衝撃的だったけれど、『釜玉うどん』にも度肝を抜かれた。 「卵かけご飯のうどん版…!?」 元来、卵かけご飯が大好きで、このエントリーを書いている前日の晩にも卵かけご飯を茶碗に2杯食べたほどである私は(コレ実話)、たちまち『釜玉うどん』に魅了されてしまった。 その『釜玉うどん』の上位進化版が食べられる店が、高知でも徐々に増えてきた。 『うどんの庄 真田』(店舗画 ...

祝!オープン!南国に続く2号店! 「セルフ 讃岐うどん屋 卸団地店」

大きな新年会の準備で猛烈に忙しかった年末年始。 そんな中、耳に入ってきたうどんの新店情報。 2012年12月15日にオープンした、南国市の『セルフ 讃岐うどん屋』 その2号店だという。 しかしオープン日は、1月10日。 大きな新年会の前日にして、ウチのオカンの誕生日。(実話) 大きな新年会で使う小道具の調達に忙しい。 故に、オープン日に行くことは不可能。実際のところ、うどんどころの騒ぎではなかった。 だが私は忘れていない。 うどんへの愛を、情熱を。 1月17日。オープンから丁度1週間が経ったその日。 未知 ...

温、冷、釜揚げでまったく違う!「手打ちうどん さかえ」

「顎が疲れた……!」 十年ほど前、初めて食べたときは、その固さに驚いた。 「こんなにも固いうどんがあるとはね」 固すぎるな………。 最初はそう思った。でもその数日後から襲ってくる、不思議な感覚。 「固い…固いよ……でも…また食べたい……」 なにかの中毒症状のような感覚だった。 むしろ、このときすでに私は魅了され、狂い始めていたのかもしれない。 白いアルデンテの世界に…。 香美市土佐山田町。『手打ちうどん さかえ』 気が付けば約1年ぶりだった。 相変わらず太い………。 相変わらず固い………。 相変わらず…… ...

テイクアウトうどん! 「なか卯 32号高知葛島店」

ある店にカレーラーメンを食べに行こうとしていた。 カレーラーメンだ。 どこでも食べられるものではない。 私自身、店では食べたことすらない。 カップヌードルシリーズの、カレーヌードルならまだしもだ。 車のステアリングを握り、 目的の店を目指す道中もワクワクしていた。 「カレーラーメン食べたいなー♪」 赤信号で停車。 ふと、車内の時計を見た。 「あれ……」 私は言葉を失った。 「時間が……」 いったいどういうわけだろう。 「すでに午後2時が近付いている…!」 じつは3時くらいから別の予定があった。 目的の店に ...

撮れたてほやほや!12月26日朝の「手打ちうどん たも屋南国店 」 かまかけ小!

「かけの小!」注文したそのとき、ちょうど麺が茹で上がる。 この局面…掴んだ…!遇機の『釜かけ』……! 水で締めていない麺が生み出す…!上品な餅感っ……!! たも屋………!「出汁のおかわりは自由」 それを知っていたからこそ……!俺はあえて『小』にした……! 今日は飲んでやる……!出汁を数十リッター………! 大量にっ………!! てなわけで………!当然おかわりしおおす…! 麺や薬味が載っているときと……!出汁の味がまた違って……一杯で二度楽しめる……! たも屋は………!二度楽しめるっ……!!

三里うどん本舗 あつあつ・ひやあつ 【麺屋100店行脚・11店目】

「おぉー寒い寒い!」駐車場に停めた車から降りると、上着を羽織った。 12月も下旬。はや2014年も終わろうとしている。 そんな中。降り立った高知市十津(とうづ)。 坂の下から見えた。 『三里うどん本舗』 「久しぶりだな……」店の戸を開けると中には先客多数。空席はわずか。 カウンター越し、注文する。 「か……かけを………」 外は極寒。『かけ』にするのは当然の選択だった。 空席に腰を下ろして待っていると、背後から話し声が聞こえてきた。 「生姜農家の……」 瞬間、私、感激。<覚えていてくれたんだ……!> じつは ...

一両うどん 【麺屋100店行脚・6店目】

「ぐぇぇぇえええ…」 日付けも変わった深夜。高知市はりまや町にある『一両うどん』の前で、私とブランは待ち合わせていた。 「待ったか、ブラン」私が訊くとブランは苦々しい表情を浮かべた。 「だいぶ飲んだみたいだね」 酔っていることは自覚していたので、「ぐへへ」と笑って誤魔化した。 元々、犬であるブランが人間の姿でいられるのは、1日24時間の内の1時間まで。 それでは店で長時間酒を飲むのは不可能だったし、はなから彼は酒が飲めなかった。 シラフのブランと2人で店に入ると、店主が声をかけてくれた。なんと私が以前に来 ...

セルフうどん さぬきや 【麺屋100店行脚・4店目(2)】

『(1)を読む』 店内は賑わっていたが、セルフレーンに列はできていなかった。来たタイミングが良かったようだ。 「『かけ』もいいけど、『釜玉』が食べたいんだよなー」私は頭上にあるメニューが書かれた木札を見ながら呟いた。 「組織からの指示は『かけ』だよ。『釜玉』はまた今度ね」と言ってブランは微笑んだ。丸い頬が犬の姿のときの面影を残している。 「ちょっと待ってくれ…」私は両手を広げて豪語した。 『釜玉』を食べたいのは、いつかまた今度じゃない…! 今日なんだっ………! 「組織の指示通りにやってもらわないと、100 ...

セルフうどん さぬきや 【麺屋100店行脚・4店目(1)】

高知市神田の細い路地を、高級な軽自動車で突っ走っていた。 「そろそろ着くよ」私はアクセルをゴンゴン踏み込みながら、助手席に乗るブランに言った。 「こんなところに、うどん屋があるんだねぇ」そう言うブランは、なんだか楽しそうに見えた。 「はい、到着!」辿り着いた『セルフ さぬきや』の駐車場には、たくさんの車が停まっていた。 「じゃ、早く行って早く食べてこなきゃ」と言って、ブランは助手席のドアを開けた。 そのときには、ブランは若い男性の姿になっていた。今の彼は、誰が見ても人間だ。 「今回からブランも調査に同行さ ...

【閉店】麺処やすきや かすうどん(大盛り)

駐車場に停めた車の中で雨が小降りになるのを待っていた。土砂降りの雨だった。 世界中を涙で埋め尽くすように雨は降っていた。空は何が悲しいのだろう。悲しいときは、うどんを食べればいいのにね。 <止まないなぁ…>しばらく待っても状況は変わらない。 私は電柱の陰から飛び出す子猫ちゃんのように、車のドアを開けて走った。 五、六年ぶりに、『肉入りしょうゆ』で有名な『やすきや』の暖簾をくぐった。 相変わらず、お客さんが入っていて店内には活気がある。甲子園球場で行われる「阪神×巨人」戦みたいだ。甲子園といえば「青リンゴ酎 ...

【閉店】手打ちうどん とがの藤家 「親戚のお小さい方々、ごきげんよう」

雨が降ったり止んだりを繰り返す夏の日だった。県外から来た親戚たちを含めた総勢九名で、佐川町にある手打ちうどん店『とがの藤家』に行った。九名の内、五名はお小さい方々(子供)だ。 一台に乗り切れないので、二台の車に分乗して行った。険しい山道を全速で攻めたが、私の運転する車のほうが遅れて到着。待たせて申し訳ないと急いで車から降りる。 すると、そこに幻の麺師・山雀さんが立っていた。 <ええっ…!山雀さん…!>圧倒的驚愕。一瞬何が起きたのかわからなかった。(山雀さんのブログはコチラっ!) いま目の前に見ている山雀さ ...

はなまるうどん 高知インター日の出店 「カレーセット・温玉ぶっかけ」

(店舗画像は昨年のものの使い回しです!) カウンター越し、店のおばちゃんにダメ元で訊いてみた。「カレーセットで…冷かけってできます?」 「カレーセット」とは、「カレーライス」と「うどん」がセットになったものだ。 「麺を冷たくすることはできますけど、出汁は温かいのをかけるようになります」 <それだと、ひやあつだな……> 冷たい出汁は用意されていないらしい。通常通り、メニューに記載されている三百円のうどんから選ぶことにした。 冷かけが食べたくて目指した店に達したのが、十四時ごろ。臨時休業だった。 他のうどん屋 ...

喰いもんや うどん屋と二階

ゆっくりとカレーの香りが漂ってきた。 <そろそろ出来上がる頃かな……> 私は鼻から思いっきり息を吸い、その香りをクンカクンカと嗅いだ。 <やっぱりカレーの香りはいいなぁ、ヨダレが出る!> 『喰いもんや うどんと二階』 という変わった名前のこの店には、何度か来たことがあった。 酒を飲んだ帰りに千鳥足で暖簾をくぐって注文するのは、いつも「カレーうどん」だ。一度だけ「ぶっかけうどん」を注文したこともあるけれど、その後はまた「カレーうどん」ばかり注文している。 店の奥まで縦に伸びる肌色した木のカウンターの向こう側 ...

おおつ製麺 ~うどん復活!~

梅雨の合間の蒸し暑い日だった。車を降りた瞬間から降り注いでくる太陽光線に、私は顔をしかめ、声を漏らした。 「暑い………」 「おおつ製麺」に来るのは、セルフうどん屋としてオープンした当初以来、数年ぶりだった。 <いま…どういう風になってるんだろう……> 一時期、休店や再開を繰り返し、ラーメン屋になったり弁当屋になったりしていた大津製麺。 その間も興味はあったけれど、業態の変更があまりにも頻繁で、なんだか行きづらかった。 しかし、このところ、またうどんを主体に営業されているようだ、という話を聞いていた。 <前 ...

「エミフルMASAKI」 うどんのめんた & リンガーハット

愛媛県にある「エミフルMASAKI」に来たのは2度目だった。 <相変わらず迷える……店内で……!> 「エミフルMASAKI」は、高知でいう「イオン高知」みたいな大型ショッピングセンターで、中にはたくさんのテナントが軒を連ねている。 <広いなぁ……って……あれ……ここさっきも通った気が……!> イオンと違い、若干、迷路っぽくつくられたエミフル。 とにかく迷える。迷えるから面白い。田舎から出てきた田舎っぺには堪らないものがある。 エミフル、そこは最先端のラビリンス。 とくに何を買うわけでもなく、モール内をブラ ...

本格手打 うどん処 楓 ネバネバーエンディングストーリー

<これは良さそう…すっごく粘りそう……> 春が短く、夏になるのが早い高知。6月現在の時点で、すでに半袖でも汗ばむ陽気となってきた。 そんな中、うどん界でも各店の夏限定メニューが続々登場。 『本格手打 うどん処 楓』 数年ぶりの「楓」「山のとろとろ」というものがメニューにあった。「夏限定」とも書かれている。 <限定とか言われると食べたくなっちゃうんだよなぁ……> 創作うどんが多い店ほど、メニューを見ただけでは、どんなうどんが出て来るのか見当も付かないことが多い。 「山のとろとろ」だって、それだけでは何がなん ...

手打ちうどん たも屋南国店 ひやひや(ジンジャーランド・ライスランド・コラボ)

さすが、梅雨。 ここ数日、よく雨が降った。おかげで、畑仕事があんまりできなかった。 でも梅雨の中休みなのか、週末は天気が良さそう。畑が乾いたら、また鶏のうんこを撒こうかな。 『手打ちうどん たも屋 南国店』 暇さえあれば、うどん屋に行く人。南国のたも屋に降臨。 畜生………!蒸し暑いっ………! この局面………!"ひやひや"で凌ぎ切るっ…! トッピングコーナーの中でも……!一番大きく見えたゲソ天を載せ……! さらに………!ひやひやによく合う天カス……! そして………!忘れてはいけない……! おろし生姜を載せお ...

うどんの庄 真田

うどん屋さんの新規出店……!どこの店以来か…思い出せないっ……!! 香南市野市町に……!うどんの新店…………! 誕生っ…!! 圧倒的っ……!新麺…降臨っ……!! 『うどんの庄・真田(さなだ)』 出来たばかりの店に行く……!そのパティーン……激レア………! なぜなら………!出来たばかりの店というのは……! オープン当初ならではの………!ドタバタ感や…店側の緊張感が……!コチラにまで伝わってくる………!! それがイヤっ……! でも今回は………!やるっ…………!! 開店ハンター……!やりおおすっ………!! 噂で ...

うどんの庄 真田(行ってきた報告編)

うどん新店……!野市の『真田』に行って……! き た! (今日も総理大臣並みに忙しいので、詳細は明日以降にレポートします!笑)

うどん倶楽部 秀 しょうゆ(大)

しょうゆうどん……!大………400円………!! 駐車場代を加算しても……!500円……………! ワンコインじゃないかっ…!! 『うどん倶楽部 秀』 記録を辿れば………!2012年末以来………!通算2度目のうどん倶楽部……! 思えば長い休部期間だった…! 顧問の先生……いや…お店の方も……!俺のことなんか忘れているに違いない…! オドオドしながら、入店。 うぐっ……うぐっ………!今日は…なんだか暑い………! 月9ドラマの恋のように……!灼熱っ…………!! だから………!だからこそ………! 食べたい………! ...