うどんの検索結果 1262 件

手打うどん 吉川 冷かけ

8月・・・!朝から蒸し暑くて・・・!畑で生姜が煮えてしまいそうな日だった・・・。 ボクは強烈に射す夏の太陽から逃れるようにして・・・暖簾をくぐったんだ・・・。 『手打うどん 吉川』 「武蔵野風肉汁うどん」、「肉ぶっかけ」、「ピリ辛鳥ぶっかけうどん」で、『吉川・肉の3冠』を華々しく達成。 さらに「武蔵野風肉汁うどん(ぶっかけスタイル)」にて、ついに『4冠・肉王』の称号を手にした私は、この夏の局面で声高々に言い放った。 「もう肉は、いらんっ・・・!」 それは事実上の「脱・肉宣言」だった。 <ダメなんだよ・・・ ...

うどん処 ゆたか 後編/キレた鳥

『前編を読む』 リズム良くドモリながら「とり天うどん」を注文した私に、女将さんは優しく微笑みながら言う。 「温かいのでいいですか・・・?」 <温かいの・・・!?> 再度、壁に張り巡らされたメニューの記載を見てみると、「とり天」と書かれた下に、"(温・冷)"と書かれている。 ゆたかの「とり天うどん」は・・・!2種類ある・・・!! それに気が付いて、どうしたものか、と思考が入り乱れた。けれども、とにかく忙しそうな店側のリズムを乱すことだけはしたくない。 私が迷ってしまうことで、"流れ"を止めてはいけない。 私 ...

うどん処 ゆたか 前編/連携力

「本日、人手不足で迷惑をおかけするかもしれません」そのような旨を記した張り紙が店先にあった。 (※ 店舗画像は、いつものように使い回しです) 『うどん処 ゆたか』 土曜日の昼どき。ほぼ満席。わずかに空いていた席に腰を下ろす。 壁にはメニューを記した紙が、無数に、壁を埋め尽くすように貼られている。 <どれにする・・・どれにっ・・・!> こういうとき、迷い始めたら2時間は迷える優柔不断な性格を、自分が一番よく理解している。 満席の客を相手に、2人だけで奮闘する店主夫妻。 女将さんが、水を持って足早に寄ってくる ...

手打ちうどん 文吉 モーニングうどん

高知のうどん屋さんで最も多い開店時刻は、午前11時。 うどんのメッカ・讃岐、香川県ならまだしも、 高知において朝から営業するうどん屋さんは少ない。 それでも朝からうどんが食べたい。 目覚めた瞬間から・・・! 血が・・・!骨がっ・・・! 白いアルデンテを渇望している・・・! <はやく・・・! はやく・・・うどんを体内に取り込まなければ・・・! 俺は・・・!俺は・・・!> 私は車を走らせた。 貴重な「高知・モーニングうどん」を求めて。 『手打ちうどん 文吉』 陽が眩しい朝だった。 <また来たよ・・・文吉さん・ ...

手打ちうどん まるしん 天ぷらうどん & ひやかけ2012

平日。木曜日。14時すぎ。香美市、国道194号線、歩道橋の下にある「手打ちうどん・まるしん」へ達す。 駐車場に車を入れようと試みたが、満車。店の窓越しに見える店内も、満席。 待たない。正確には、"店の前では"待たない。 ひとりで店の前で待つのは、なんだか恥ずかしいし、まるしんのうどんを必死で食べようとしている感が店側に伝わって、その後の展開が店側優位に運ぶ恐れがあるのでイヤだ。 うどんを食べるのは、簡単なことじゃない。 将棋、あるいはオセロのように、常に相手・・・つまり店側の数手先を読まなければならない。 ...

てづくりうどん 麦笑 ふたつの冷

※ これからするのは、数ヶ月前の話です。話の中で登場するメニューは、おそらく夏期限定で、現在は提供されていないと思われますので、ご了承ください。 お腹の虫は、いつも突然襲ってくる。「ぐぅーーーぐぅーーーーー」 私は高知市内にあった用事を済ませて、帰路に着こうと、車を停めた有料パーキングへ向けて歩いていた。 <それにしてもお腹が空いた・・・!> "おびさんロード"と"中の橋通り"が交わる辺りで立ち止まり、"線のない電話"を取り出して時間を確認すると、12時を少し過ぎたころだった。 いつもなら田舎料理の老舗、 ...

手打ちうどん たも屋南国店 肉しょうゆ(特大)

『手打ちうどん たも屋 南国店』 『肉しょうゆ(特大) & 丸天』 (時間が無いので、圧倒的画像のみ・・・!) ◆ 手打ちうどん たも屋 南国店(高知県南国市明見958-1)営業時間/8時~15時定休日/無営業形態/セルフ駐車場/有(かけ、ひやひや、しょうゆ、釜たま、釜バターなど)『手打ちうどんたも屋南国店』の場所はココ・・・!

南国市に!うどんの新店!登場!

南国市久礼田に、うどんの新店が作られ始めているという情報を得た。 <新店・・・?なるほどねぇ・・・!> いつもならば、その程度にしか思わない。うどんに溺れ始めたばかりの数年前なら、まだしもだ。 田舎県として有名な高知だが、それでも近年、年間にいくつかのうどん屋さんが出来た。 しかし同時に、いくつかのうどん屋さんが暖簾を下ろされる光景も、すべて目の当たりにしてきた。 新店ができたと聞いて行ったものの、うどんを食べる前から、<このお店・・・長く続かないかもな・・・>味以前に、どこか客の側として満たされないナニ ...

うどん 鹿水庵(かすいあん)

あのころ、まだ私はハタチになるかならないかだった。あのころ、まだ私はうどんに溺れていなかった。あのころ、まだ私は生姜農家ではなかった。 おそらくは、十年ぶりの再会だった。 鮭が川を上るように、再び私は「鹿水庵」に帰ってきた。 けれども、私はそこで産卵しない。 『うどん 鹿水庵(かすいあん)』 <こんな感じのお店だったか・・・!> 店内の記憶は、完全に消失していた。うどんの記憶についても同じで、何を食べたのか、どんな味だったのか、もうまったく思い出せない。 何度か来た記憶だけが、溶けて消えてしまいそうなほど ...

駐車場うどん 秋の陣2012 がっちゃがちゃ無双編

うどん・・・食べ放題・・・!お酒・・・飲み放題・・・! 人々は疑うかもしれないが・・・!本当に・・・そんな夢みたいな世界がこの世に存在するっ・・・! 「あぁっ・・・ここはまるで・・・!うどん界のディズニーランド・・・!」 高知県内各所より・・・!うどんが好き過ぎて・・・うどんのおかげで・・・!結構人生狂っちゃった人たちが・・・秋の夜長に一堂に会す・・・! 酒とうどんの王国・・・!夢の駐車場っ・・・! その夜、私はいつものように、幻の裏麺師・山雀さんと共に、"高級な荷台付きツーシーター(白)"に乗って、夢の ...

手打うどん 吉川 武蔵野風肉汁うどん(ぶっかけスタイル)

オープン当初に一度行ってから、数年間ロクに行きもしなかった「吉川」に定期的に通うようになったのは、去年の夏ごろから始めた「武蔵野風肉汁うどん」という新メニューが・・・愉快。 そう、ダイヤモンド・愉快(ユカイ)だったからだ。 これまで高知の他のうどん屋さんには、ああいったメニューが無くて、衝撃的でもあった。 <初めて肉汁うどんを食べてから一年・・・!また・・・!食べたいな・・・!> "あの"吉川インパクトを、もう一度・・・。 『手打うどん 吉川』 直前にオジサンが入った。そのオジサンに続いて、私も入る。 お ...

和楽路屋(わらじや) 天ぷらうどん エビ天は尻尾まで食べる編

『和楽路屋(わらじや)』 「おっ・・・今日も飲みよったかねっ・・・!」 私の顔を見るなり、いつものように笑って声をかけてくれる、大将。 『天ぷらうどん(大盛)』 少し肌寒くなってきた10月の高知。日付けも変わった深夜の空気がユラユラと漂う。 軽少な椅子に腰を下ろして食べる、「天ぷらうどん」アルコールが充満した胃に、流れるように麺が落ちてゆく。 <五臓六腑に染み渡る出汁・・・!悦んでるっ・・・胃がっ・・・骨がっ・・・悦んでるっ・・・!> ※ いつもより多めに持ち上げておりますっ・・・!(ドンブリからログアウ ...

しまだ製麺所 本店 釜玉うどん & 醤油うどん

タマゴ・ブームだった。「ちっ子亭」で「えび玉うどん」を食べながらも、まだタマゴが食べたかった。私はうどん野郎・・・タマゴはタマゴでもユデタマゴじゃダメ・・・うどんに絡めてなきゃ・・・。 <えび玉の次は・・・釜玉だ・・・!俺のタマゴ・ダマシイに火が付いた・・・!> 決定っ!ハシゴうどん・・・! <すでに・・・ちっ子亭で喰ってんだ・・・!重い手は要らない・・・!ここは軽い手で充分だ・・・!> 1玉の量が軽い(少ない)。金銭的な負担が軽い(安い)。 帰りに、海が見たい。 以上の条件で脳内をかける。 ・・・!HI ...

うどん食堂 ちっ子亭

うどんの情報は、ほとんどインターネットのみで仕入れているが、某・裏麺師さんが出ているということで買った、地元タウン情報誌「ほっとこうち6月号」その"うどん特集"を読んでいて目に留まった一杯に、血が沸いた。 <タマゴにエビ・・・!こんな仕様のうどん・・・食べたことがない・・・!> 食べたことがないから、食べたい。 自分がパエリアを食べたことがないから・・・!というだけで、オフ会にて「パエリアコース」を発注したときと同じ気持ちだった。 <えび玉うどんというのか・・・!おぉぉ・・・それも"ちっ子亭"・・・!・・ ...

【閉店】手打ちうどん とがの藤家 肉つけ

家から少し遠くても、食べに行きたいうどんがある。暇を見つけて、私はそれを食べに行く。 いつもは須崎市から入るところを、日高村から入った佐川町。 そこに大した理由はない。ただただ、なんとなく日高村を通って行ってみるのも悪くない気がしただけだ。 穏やかに広がる田園。風に揺れる緑。 アクセルを踏んで目指す、タコ。 通称「タコ公園」前の交差点を左折して、私は何度目かの場所へ達した。 『とがの藤家』 14時を回ろうとしていた。木の戸を横に引いて中へ入る。 綺麗なお姉さん店員さんがいた。目が合った。キュンキュンした。 ...

手打ちうどん たも屋南国店 釜玉ラプソティー

お家へ帰ろう。うどんを食べよう。 <たも屋へ帰って・・・!俺はうどんを食べる・・・!> どこのうどん屋でうどんを食べようか、迷ったらたも屋。悩んだらたも屋。そういう局面、非常に多い。 <たも屋は・・・もはや俺の家・・・!> お家へ帰ろう。たも屋へ帰ろう。 私にとって、たも屋は、お家へ帰るみたいに気軽に行けるうどん屋さんなのである。 『手打ちうどん たも屋 南国店』 おれんち・・・おれんじ・・・。 縁が赤い黒い盆を取って、コップを取る。給水機から水を汲む。 そして褐色のカウンターに、盆ごと手を突き、か細い声 ...

三里うどん本舗 後編/釜玉の湾曲

『前編を読む』 『三里うどん本舗』 歩いて坂を上がると、 店の前の飲食スペースで、大将や奥さんたちが談笑していた。 私に気付いて、「どうぞどうぞ」と中へ案内してくれる。 食べるものは事前に決めていた。 "釜玉"だ。 <ゆで卵に・・・! ベーコンエッグに玉子焼・・・!> 朝といえば、卵だろうっ・・・! 注文を受けてから湯掻いてくれるため、 前回同様、待ち時間は長かったけれど、うどんのためなら待つ。 これが恋人だったらどうだろう。 待つか?微妙だ。 私は壁に沿って作られたカウンター席に座って、 ずっとスマホで ...

三里うどん本舗 再訪の章 前編/考察の麺線

「魔性の麺は変化するのではないか」 ネットで見て鮮烈な印象を受けた画像と、 前回に自分が「三里うどん本舗」で実際に見たものは少し違った。 具体的に言うと、エッジが違った。 エッジとは、つまり麺のカドのことだけれど、 それがネットで見た画像ほど立ってはいなかった。 味や食感については、 これまで高知の他店には無かったような個性的な麺で、なるほどと思った。 けれども、とにかく私はエッジの立ち方が違ったことが気になっていた。 一説には、三里うどん本舗のうどんは、 大将が打っている場合と、お弟子さんが打っている場 ...

はなまるうどん 高知インター日の出店

初めての『文吉』で、初めてのうどんを食べた。初体験に触発されたのか、自分の身体の奥底から、魂の沸き立つ音が聞こえた。 店を出て、駐車場に停めた車のエンジンをかける。それよりも先に響かせていた。 私の魂、"うどんエンジン"が、甲高いエキゾーストノートを響かせていた。 <文吉で食べたうどんは大盛・・・つまりおそらくは2玉・・・!俺のデフォは3玉・・・逆算的にまだまだいける・・・あと1玉・・・それでも標準っ・・・!> 高級な軽自動車を、高知市南部から中心部へ走らせる。各所へ寄り道していると、時刻は16時になろう ...

手打ちうどん 文吉(ぶんきち)

私は、初めて食べに来たうどん屋で、初めて食べる食べ方で、初めて食べるうどんを食べていた。 店の名は「文吉」と書かれていた。うどんの名は「ドライカレーうどん」と書かれていた。似た感じの店を挙げられない、独創的な麺だった。 『手打ちうどん 文吉(ぶんきち)』 店の横にあった駐車場に車を停めて中に入った。"うどん屋"というよりも完全に"喫茶店"という雰囲気だった。雨が降っていたせいか少し暗めの店内。 印象的だったのは、そこに張り巡らされた木の壁の茶色。 <バンガローみたいな茶色だっ・・・!> 椅子に腰を下ろして ...

くいしんぼ如月 うどん & のり弁アラカルト(ナンバン)大盛

高知が誇る"お弁当&コンビニエンス" 「くいしんぼ如月」で「うどん」を買ってきた。 如月のうどんは多少のことではブチまけないように、 ラップと輪ゴムにより厳重に梱包されている。 最終局面で惨事を招かないように、慎重に外す。 すると広がるは、出汁の香りとパラダイス。 YHAAAAAAAAA...!! 褐色の出汁。 これが如月の出汁本来の色、言うなれば"如月色"! 私は白い麺を探りながら、 恐ろしく低い声で発した。 <すぐに食べてあげるからね・・・!> 衝撃は、ヘタなうどん屋さんより美味しいという事実・・・。 ...

ささ家 うどん

<どれほど多いんだろう・・・!勝てるかな・・・あるいは・・・ソイツは俺を潰すのか・・・!> 2012、夏。にわかに熱くなってきた仁井田~三里界隈にできた、うどんの新店「ささ家」 先行したうどん好きの皆様の感想に共通していたのは、「量が多い」ということだった。 燃えていた。"重量級うどんハンター"の血が、燃えるようにグラグラと煮えたぎっていた。 <潰せっ・・・!俺を潰せっ・・・!> 並でも他店の大盛ぐらいある、とも聞いた。 <まるで山田の"さかえ"みたいだ・・・!しかもうどんの値段まで・・・さかえと同価格ら ...

三里うどん本舗 後編/噂のムニュンムニュン

「前編を読む」 駐車場から坂をテクテク。 少し歩いて入口へ達す。 外の車庫のようなところに、 大きな木のテーブルがひとつ「デン!」とある。 そして周りにいくつかの椅子が並べられていた。 <ここで食べることもできるのかな・・・!> 戸を開けて中へ入る。 左手に厨房があって、 私の気配に気が付いた店の人たちが一斉に振り向いて、笑顔で声をかけてくれる。 何を食べるかはネット情報を頼りに、 あらかじめ決めてきていたので、迷わずカウンター越しに注文。 「牛すじぶっかけ・・・大でっ・・・!」 注文を受けてくれたのは女 ...

三里うどん本舗 前編/ジェダイの勘

近年、稀に見る評判である。 高知で最も有名な裏うどんの麺師にして、 辛口のコメントが多いことで知られる"あの"山雀さんが絶賛したことに端を発し、 「なに!そんなに旨いのか!」と、高知のうどん好きの皆様が続々と出撃。 そして一戦交えた皆様は、 「本当だ!本当に美味しかった!」と、 やはり山雀さんと同じように、絶賛していた。 近年、稀に見る評判である。 少なくとも、ここ数年、 みんなの心をこれほどまでに沸かせた店は記憶に無い。 <これは・・・この店は・・・! 瞬く間に高知の有名店になってしまうのかもしれない・ ...