うどんの検索結果 1262 件

【閉店】お食事 だいせい EP1/うどんを食べに行くぜよ!

『EP2を読む』 『EP3を読む』 <チクショー・・・だいせいめ・・・!また俺のお腹を空かせやがって・・・!> 普段、心の中に捨てている言葉を流せるから、という理由でコッソリやっている「Twitter」 一応やっているにはやっているのだけれども、「Twitter」の何が面白いのか私にはまったくわからないから、2分に一度ぐらいしか確認していない。 なのに、たまたま偶然にも、いつもお腹が空いてくる昼11時過ぎに見てしまうのだ。 「だいせい」の呟きをっ・・・! 「だいせい」とは、高知駅の北側にある、高知トップク ...

幻の山雀うどん 釜なっとう

4月のある日。雨上がりで、ぽっかりと空いた予定。 ついに機会がやってきた!とばかりに、私は嬉々として土佐市へ向かった。 昨年の夏から想いを馳せながらも、ローテーションが上手く噛み合わず、なかなか食べることが出来なかったあの一品を食べるために・・・。 しかし、目的の店、「一蓮」シャッターが下りていて、わずかに覗く店内も薄暗い。 戸に紙が貼られていたから見てみると、休業するという旨が記載されていた。(4月14日時点での話です、現在の状況はわかりません) ここで「釜なっとう」なる、"釜揚げ麺の上に、「納豆」と「 ...

めん處 雅(みやび) ~再訪~ EP4/覚悟のうどんと愛と勝負

『EP1を読む』 『EP2を読む』 『EP3を読む』 おじさんと和やかにドモリながら会話しながらも、私は内心震えていた。 <そろそろだ・・・そろそろ・・・! 腹を括れ・・・今回は前回の"釜たま"よりもたくさんの具を乗せた・・・! つまりこれは挑戦・・・今回は俺のうどん人生を賭けた大勝負になる・・・!> 時間の経過と共に高まる緊張感。 話を中断して、厨房と飲食スペースを仕切る窓へと歩んでゆくおじさん。 <来るっ・・・8ヶ月前に俺を苦しめた"アイツ"が、来るっ・・・!> 瞳孔が凄まじい勢いで開いていくのが自分 ...

【高知】セルフうどん「ひなた屋」サバの突撃

実は、「勝手にうどん振興協会」を勝手に設立している私は、 目当てのうどん屋さんに行く際に、通り道にあるうどん屋さんの状況を逐一確認している。 うどん屋さんの経営は難しいみたいで、 オープンから何年も持たずに閉店してしまううどん屋さんも少なくない。 誰が食べても美味しくないから閉店するのならわかるけれど、 光るモノが確実にあって、それが徐々に輝き始めた頃に、終了のお知らせ。 悲しいじゃないか。 「これからだったのに・・・! アンタのうどん、他の誰もが打てないようなうどんで、 うどんの常識・・・固定観念という ...

高知!土佐市のセルフ!さぬきうどん「清瀧」(きよたき)

土佐市には随分と前から大手をかけていた。 土佐市うどん主要5店の内の4店(「中乃家」「黒潮うどん」「よし乃」「一蓮」)を制覇して、残すところあと1店となっていたのだ。*一蓮はその後に閉店されました。 だが、私は元々"新規開拓"にはあまり興味が無く、むしろ気に入った店ばかりに通うタイプで、土佐市制覇なんかしなくてもいいや、と思っていたのだけれど、やはり土佐市制覇はしておかないと、そこに転がっているパズルの最後の1ピースを、はめないまま放置しているみたいでスッキリしない。 だから、なんとかやる気を出して土佐市 ...

さぬきのセルフうどん 愉楽家(ゆらくや) 高須店

頬を伝う涙を覆い隠すように厚い雲が蔓延って、空は大粒の雨を降らせた。 <俺の分まで・・・泣いてくれてるんだね・・・> 泣いていた。空が私と共に泣いていた。 <こんなに沈んだ気分を晴らすには・・・そうだ、うどんしかない・・・!香川だ・・・アルデンテのメッカ・讃岐に行けば、きっと俺の空を晴らすことが出来る・・・!> 私は車を走らせた。100万ドルの価値があるとされる私の笑顔を取り戻すためには、讃岐に行くしかないのだ。 愛媛県経由で讃岐に行こうと、雨の大津バイパスをひた走る。すると、一軒のうどん屋が目に入った。 ...

本手打ち讃岐うどん さかえ 素の力

<この店さえ・・・!この店さえ無かったら・・・!俺はうどんに人生を狂わせられることなんて無かったのに・・・!> 20代前半の頃、当時、駈け出しのうどん中毒だった私に、うどんの美味しさを教えてくれてしまって、重度のうどん中毒にしてくれやがった店、それが今も高知中東部の人気店として君臨する香美市土佐山田町の『さかえ』である。 前にも同じようなことを書いた気がするけれど、『さかえ』にはうどんの麺の美味しさを教えてもらった。 醤油でもかけときゃ喰える麺は、世界中にいろんな麺がある中でもうどんぐらいしかないんじゃな ...

さぬき 結 みそカツうどん

<ラーメンの上にトンカツが乗っている・・・!ラーメンの上にトンカツだぞ・・・!いいのかよ・・・こんな贅沢っ・・・!> 子供の頃、オカンに連れられて行った『豚太郎』そこで受けた衝撃は、未だに忘れることができない。 あれから20年。 私は自分で働いて得たお金で、『セレブの食べ物・味噌カツラーメン』を食べられるようになった。 毎日食べたらさすがに懐具合が苦しくなるけれど、時々だったら食べられるようになった。 そんな味噌カツラーメンが、近年、全国どこでも食べられる物ではなくて、高知特有の食べ物であると知ったときに ...

手打うどん 吉川 復活の章

オープンした当初は「麺が細いうどん屋さんだなぁ」ぐらいにしか思わなかったのに、『武蔵野肉汁うどん』を食べて「おぉ!この店面白いことになってきたぞ!」と、急速に興味を持ち始めていた矢先であった昨年12月のある日。 突然長期休業に入った、香南市野市町の『吉川』その吉川が、3月16日、ついに復活。 <待ってたぜ、吉川ちゃん・・・!キミには早速ボクの胃袋に入っていただくよ・・・!> 元来の人混み嫌いで、祭りやイベントなんかあんまり好きじゃないし、新規店や、今回の吉川みたいに、営業再開直後で、いかにも混んでいそうな ...

セルフうどん 麦笑(むぎわら) 後編/新星キラリ

前編はコチラっ・・・! 『セルフうどん 麦笑(むぎわら) 前編/進め!うどん農民!』 噂の新店。 対峙。 <看板の字体・・・! 尖ってる・・・!> ドアノブをギュッと握って引く。 店の奥へと向かった私を、 口髭を生やした男性が呼び止める。 「あぁっ・・・コチラで注文お願いします・・・!」 <しまった・・・行き過ぎた・・・! セルフ店だということは事前に知っていたのに、思わず奥に行ってしまった・・・! 恥ずかしい・・・百戦錬磨のこの俺が・・・トーシロレベルの失策っ・・・!> 予めセルフだと知っていてのオーバ ...

セルフうどん麦笑の外観

セルフうどん 麦笑(むぎわら) 前編/進め!うどん農民!

ドキドキ、ワクワク。 遊園地に着く直前の子供みたいに、気分が高揚していた。 久し振りに高知に新しいうどん屋さんが誕生したのだ。 記憶が正しければ、去年の秋以来で、もちろん今年初の新規出店。 しかも、それは『味里』の直線上にあり、徒歩1分。 最初からそのつもりだった。 新進気鋭の店に、逢いに行くつもりだった。 味里を並盛でやり過ごしたのだって、全部作戦。 新店はセルフ。 そういう情報は事前に掴んでいたから、 "セルフの店は大抵1玉の量が少ない"というセオリーから、味里に先に行き、 その後、腹の張り具合に合わ ...

【高知】うどん・そば処「味里」アルデンテの独奏

讃岐ほどでは無いにしても、 土佐にもたくさんのうどん屋さんがある。 「行きたくても、なかなか行けない店」は多い。 切望する小麦から成りし麺線。 日々の農業との兼ね合いさえ付けば、 スグにでもアクセルを踏み込んで逢いに行きたかった。 コインパーキングに車を停めて、 高知市中心部の静かな裏通りを歩く。 穏やかに吹く風からは、 畑でいる時みたいに土や草の香りはしてこないけれど、 それでも、ゆったりと時が流れる週末のこの界隈の空気感は素敵だ。 「カツカツ」とアスファルトの上で靴を鳴らしながら、のんびりと歩いて到着 ...

手打ちうどん たも屋 南国店 ~醤油かけときゃ喰えちゃう麺~

高知インター店で、たも屋の既存メニューで、最も亜種系だと思われる『釜バター』を食べた竜一は、それから4~5日後、"いつもの"南国店に姿を現していた。 <釜バターを体感した今だからこそ・・・あえての原点回帰・・・!考えてみれば・・・俺・・・!たも屋の醤油うどんは一度しか食べたことがねぇんだ・・・!> 『手打ちうどん たも屋 南国店』 勝手知ったる我が家、南国店。ピーク時を外すいつもの戦法で、11時台。 入り慣れた自動ドアを潜って、取り慣れた盆を取り、その上にコップを置いて、見慣れた給水機から水を入れる。 醸 ...

うどんのみなみ

足りねぇ・・・!まだまだ・・・!もっと欲しいっ・・・! 南国市の『一六八』を後にした竜一。 よもやのハシゴ・・・! 「酒もうどんも・・・!二次会からが本番やっ・・・!」 『うどんのみなみ』 <数年ぶり・・・!久し振りだね・・・みなみちゃん・・・!> 高知市中心部、繁華街にある『みなみ』深夜まで営業していることから、一時期飲み歩いていた頃の竜一は、飲んだあとの締めの一杯に、よく『みなみ』を利用していた。 だから、『みなみ』には何度も来たことがあったりするのだけれど、昼間の『みなみ』は、初めて。 入店した竜一 ...

うどん小屋 一六八 エピソード3/感涙

『エピソード1を読む』 『エピソード2を読む』 いつになく自己主張をしてしまい、ちょっぴり凹む竜一の前に現れたのは、ゴージャス! 『しょうゆ天ぷら(大盛)』(※ 醤油に天ぷらの組み合わせは、通常、提供されていないということなので、ご承知おき下さい) <およよよよよよよよよよ・・・!> ゴクリっ・・・! 天ぷら・・・遇期のメガ盛りっ・・・! <10種類・・・!おそらくは10種ほどあるぞっ・・・!これは・・・大変なことになった・・・初動から高名に違わぬ全速戦っ・・・!> エビ・・・!2尾っ・・・2尾っっっ・・ ...

うどん小屋 一六八 エピソード2/特注

『エピソード1を読む』 『エピソード3を読む』 かくして竜一は、『一六八』と書いて"いろは"と読む、南国市は岡豊町にある、未訪のうどん屋さんに到着した。 『うどん小屋 一六八』 駐車場に敷き詰められた・・・! 石・・・石・・・!イシッ・・・! <すこぶる大量・・・!その数・・・数十万・・・!いや数百万はあっても・・・なんら不思議は無いっ・・・!> 圧倒的っ・・・!石のお出迎え・・・! <車のタイヤで石を踏みしめる・・・!この感覚・・・!たまんねぇ・・・!> ステアリングを通して・・・! ジャリジャリ来るっ ...

うどん小屋 一六八 エピソード1/解読

『エピソード2を読む』 『エピソード3を読む』 数年前から存在を知りながらも、一度も行ったことが無かったうどん屋さんに行ってみた。 所は、南国市岡豊町。名を『一六八』というらしい。 だが、竜一先生。この時、読めず。 ネットで検索して初めて、『一六八』と書いて、"いろは"と読むのだと解った。 ちなみに、竜一先生は、いつも上記の体勢でキーボードを打っている。 座右の銘は、 「キーボードは、寝て打てっ・・・!」 (エピソード2へ続く・・・!)『エピソード2を読む』 『エピソード3を読む』

手打ちうどん「たも屋」高知インター店「釜バターうどん」

うどんを食べに行きたい。だが、特にコレ言って行きたい店がない場合、そんな場合、よくこの結論に達す。 「あぁっ・・・もうたも屋でええかっ・・・!」 そう言うと聞こえは悪いけれど、それは『たも屋』が"それだけ気軽に食べに行けるうどん屋さん"ということの裏返しなのである。 <そういや、最近『たも屋』!新メニューをドシドシ投入しているらしいじゃねぇか・・・!> 投入されている新メニューをインターネットで調べていると、あるメニューに目が留まる。 <しっぽくうどん!これも新メニューか!?そういうのは食べたことがない! ...

【閉店】手打ちうどん とがの藤家 本域の章 エピソード3/本生醤油うどん

『エピソード1を読む』 『エピソード2を読む』 とがの藤家での待ち時間は、本当に短く感じる。 『藤家ノート』を読んだり、店内の和の空気感に浸ってみたり、窓から見える外の田んぼの状況を確認したりしていると、すこぶる一瞬。 『生しょうゆ・冷(大盛) & かき揚げ & ちく天』 注文した『生しょうゆ・冷』は、特盛。しかし、実際に来たのは、大盛。 だが・・・この時・・・!竜一・・・気付かない・・・! <前回より麺量が少なくなった気がするが・・・気のせいか・・・!いや・・・トッピングが乗っていないからそう見えるだけ ...

【閉店】手打ちうどん とがの藤家 本域の章 エピソード2/名物!藤家ノート!

『エピソード1を読む』 『エピソード3を読む』 入店。1階、空き気味。 ある意味、座り放題と言ったこの状況で、1階の大きなテーブルで片付けをしていたお姉さんに確認。 「二階空いてますか・・・!?」 「はい・・・!いま片付けてますので・・・少しお待ちください・・・!」 通常ならば、恥ずかしいから出来ればしたくない、「店員さんとの会話」をしてまで、空いている1階をキャンセル、2階へ上がりたがる竜一。 <俺は・・・2階じゃなきゃ・・・!2階じゃなきゃダメなんだっ・・・!> でっ。ねんがんのお2階。 「わーい ♪ ...

【閉店】手打ちうどん とがの藤家 本域の章 エピソード1/情熱の交錯

『エピソード2を読む』 『エピソード3を読む』 昨年末の話。佐川町にある『とがの藤家』に行った。 竜一の中で、とがの藤家は、他のうどん屋と少し違う。 <遊園地に行く子供の気分というか・・・!うどんを"食べに"行くというより・・・むしろ"楽しむ"・・・!雰囲気やうどんを"楽しみに"行く・・・!そんな感覚・・・!> 他の店に行く際には、あまり無い感覚である。 家を出た竜一。桂浜から宇佐方面に続く海沿いの道を通って、西へ進出。 途中、太平洋、えらく綺麗。 <これは・・・!一枚撮っておくか・・・!> 記念撮影・・ ...

手打うどん 吉川 醤油うどん(特大)

※ これから書くのは、昨年11月に 『手打うどん吉川』 に行った際の話です。 実は、吉川は昨年末から長期休業に入られているようで、私が実際に吉川に出向いて確認したのは1月8日頃が最後。その時はまだ休業されていました。 再開されたという話は聞きませんので、おそらく現在も休業されている可能性が高いです。その点をご承知おきの上でお読み頂けると幸いです。(再開していたら教えてネ☆) オープン当初は、自分の好きなタイプのうどんではないと感じていた。しかし、新登場の『武蔵野風肉汁うどん』を食べて以来、二人の距離は急速 ...

幻の山雀うどん ごっくん釜揚げ村の章 後編/アルデンテの中心で愛をさけぶ

前編はコチラっ・・・!『幻の山雀うどん ごっくん釜揚げ村の章 前編/UDONスーパーフード』 2011年末、伝書鳩の活躍によって入手に成功した、幻の山雀うどん。その第二局が幕を開けようとしていた。 『ごっくん釜揚げ村』を食べおおした竜一。続けざまに次順の盛り付けを開始。 自分の発想次第で幻のうどんを、いかなる食べ方にでも出来てしまう、この夢としか云えぬ状況で竜一が目指したもの、それは・・・! 『ごっくんぶっかけ村』 ごっくんぶっかけ村、それを彩る住人は、スーパーの惣菜コーナーにて、半額で買ってきたエビ天、 ...

幻の山雀うどん ごっくん釜揚げ村の章 前編/UDONスーパーフード

師走も残り数日という時期に到った、昨年末のある夜。私は、某・裏麺師さんのブログにコメントを書いていた。 「釜揚げうどんに柚子の皮っスか・・・!いいっスねぇ・・・ごっくん釜揚げ村じゃないですかぁ・・・!」 パソコンのモニターに映し出された白き麺に、いささか興奮しながらコメントを書き込むこと、30分。 圧倒的長文が完成した。 <あぁっ・・・!それにしても・・・!我ながら超大作を書いてしまったものだ・・・!> 感慨に耽りながら、送信ボタンを押した。 翌日。事態は急転直下。 山の畑の畦ぶちに立つ柳の下で、そよそよ ...