竜一

高知生まれ高知在住 / グルメブログ歴15年以上 / これまでに数千軒を食べ歩き / 飲食店が好き / 飲食にたずさわる人が好き / 大好きなお店を知ってほしくて書いています。

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活貝・海老料理 満潮(みちしお)

『土佐魚彩処 にしや』 → 「活貝・海老料理 満潮(みちしお)」 → 『Bar Optimista (バル・オプティミスタ )』→ 『和楽路屋(わらじや) うどん・そば・ロボット屋台』 雨は一向に弱まる気配がなく、激しく降り続いていた。 けれども、そんな雨を物ともせず、「にしや」の前の、広いブルーシートを宙に張った屋台では、顔を赤らめた、たくさんの飲み客たちが、談笑しながらラーメンをすすっている。 ここはたしか「豚骨ラーメン」が有名な屋台だったか・・・。 それを横目に見ながら、私は、このすぐ近くにあるとい ...

土佐魚彩処 にしや

「土佐魚彩処 にしや」 → 『活貝・海老料理 満潮(みちしお)』 → 『Bar Optimista (バル・オプティミスタ )』→ 『和楽路屋(わらじや) うどん・そば・ロボット屋台』 バケツを引っくり返したどころではない。滝壺を引っくり返したみたいに、怒涛の豪雨がアスファルトの上に叩きつけて跳ね返っていた。 それでも、暫く前から自分の中にあった、"「チャンバラ貝」が食べたい"という衝動が雨に勝って、私は、いたるところに大きな水溜りができた高知市中心部の繁華街を歩いていた。 もちろん傘はさしている。さして ...

手打ちうどん まるしん 冷山肉しょうゆ(特盛)

4月のある日。私は、今や高知でも指折りの人気店となった、香美市の「まるしん」にいた。 平日でも、昼時には容赦なく出来る行列。それを避けるために、11時過ぎに入店。 すでに店内には数名の先客がいたが、難なく座れた。 けれども、うどんを注文して待っているあいだに、次から次へと客が来て、アッと言う間に満席。外で空席を待つ客も出始める状況。さすがである。 注文したうどんは、かなり奮発した一杯だった。 人の心というのは面白いもので、同じ私という人間でも、「シンプルなうどんが食べたい」と思うときもあれば、「たくさん具 ...

手打ちうどん たも屋 南国店 モーニングひやひや

外で酒を飲むと、大抵の場合は飲みすぎてしまうので、おそらく、きっと、いつものように全身を襲う苦しみに悶える朝を迎えるのだろうと覚悟していたが、無理をしないで早めにお茶に切り替えたのが功を奏したのか、起床した身体は石のように重かったけれども、二日酔いなどは無かった。 カーテンの隙間から入る光は青みがかっている。時刻を確認すると、まだ5時を過ぎたばかり。 この時間に起きる必要はなかったのだけれど、いつも起きている時間を、身体が覚えていて起きたみたいだ。 それにしても、ゆうべ飲んだ多量の水分は、一体どこへ行って ...

駐車場うどん ~ダンナちゃん個人レッスンに紛れ込む竜一先生~ 後編/未知なる麺線

『前編を読む』 夏子さんちの「ばあば」が作った「チラシ寿司」に舌鼓を打って、さらに焼酎を煽りながら誰かしらと話していると、その「ばあば」の息子さん、「ダンナちゃん」が打ったうどんが釜揚げされ始めた。 ダンナちゃんが最近うどんを打っていることは、夏子さんのブログで読んで知っていたのだけれど、実際に食べてみたことは一度も無い。 未知なる麺線、香り、食感、味。 彼が打ったうどんの中には、間違いなく知らない世界が広がっているのだ。 初めて行った店のうどんを食べるみたいに、期待、不安、嬉々、躊躇、心に様々な感情を入 ...

駐車場うどん ~ダンナちゃん個人レッスンに紛れ込む竜一先生~ 前編/美味連打

「F1」みたいに力強く加速する、本当の高級車。圧倒的な馬力を体感しながら、私はまた山雀さんと共に、"あの"駐車場を目指していた。 着くと、すでに夏子さん一家が到着していて、山雀さん竜一コンビ、優勝を逃す、2位。 敗因は、明らかに、私が支度に手間取ったことによる、スタートの出遅れ。 <申し訳ない・・・これで選手権の行方がまたわからなくなってしまった・・・> などと思いながら車を降りると、とうやくさんが現れた。いつもと違う、「働く男」の服装で、なんだかカッコイイ。 早速、私は、まだ誰も飲んでいない中で、味がわ ...

2012!四万十ぶらり旅!~番外編・道の駅めぐり~

2012!春の四万十ぶらり旅!『手打ちうどん たも屋 春野店』 → 『四万十へ、新風追いかけて』 → 『UDON KUA'AINA (うどん・クアアイナ)』→ 『西の西、足摺岬へ』 → 『道の駅 めじかの里・土佐清水』 → 『足摺海洋館』 → 『竜串海岸』 →『グッバイ!土佐清水!』 → 『いろりや 肉醤油うどん & 力豚のカレーうどん』 → 「番外編」 「完結です!」と書きながら「番外編」・・・!行き帰りに立ち寄った道の駅の話を書き留めておく! 四万十市方面を目指す中、出すものを出す必要が出てきた私は、 ...

いろりや 肉醤油うどん & 力豚のカレーうどん

2012!春の四万十ぶらり旅!『手打ちうどん たも屋 春野店』 → 『四万十へ、新風追いかけて』 → 『UDON KUA'AINA (うどん・クアアイナ)』→ 『西の西、足摺岬へ』 → 『道の駅 めじかの里・土佐清水』 → 『足摺海洋館』 → 『竜串海岸』 →『グッバイ!土佐清水!』 → 「いろりや 肉醤油うどん & 力豚のカレーうどん」 → 『番外編』 うどん屋には珍しい、靴を脱いで上がる形式の「いろりや」入口で、サーファー風の若い男性数人とすれ違った。 <そういえば、去年の夏に訪ねたときも、同じように ...

グッバイ!土佐清水!

2012!春の四万十ぶらり旅!『手打ちうどん たも屋 春野店』 → 『四万十へ、新風追いかけて』 → 『UDON KUA'AINA (うどん・クアアイナ)』→ 『西の西、足摺岬へ』 → 『道の駅 めじかの里・土佐清水』 → 『足摺海洋館』 → 『竜串海岸』 →「グッバイ!土佐清水!」 → 『いろりや 肉醤油うどん & 力豚のカレーうどん』 → 『番外編』 「クアアイナ」でうどんを食べたあと、四万十市内をフラフラと走っていて、たまたま見かけた道路標識に触発されて「足摺岬」を目指したわけなのだけれど、「竜串海 ...

竜串海岸

2012!春の四万十ぶらり旅!『手打ちうどん たも屋 春野店』 → 『四万十へ、新風追いかけて』 → 『UDON KUA'AINA (うどん・クアアイナ)』→ 『西の西、足摺岬へ』 → 『道の駅 めじかの里・土佐清水』 → 『足摺海洋館』 → 「竜串海岸」 →『グッバイ!土佐清水!』 → 『いろりや 肉醤油うどん & 力豚のカレーうどん』 → 『番外編』 怪岩奇岩の名勝「竜串海岸(たつくしかいがん)」へは、「足摺海洋館」から車で1分。 歩いたとしても、簡単に行けるような距離だった。 広い駐車場。停まってい ...

足摺海洋館

2012!春の四万十ぶらり旅!『手打ちうどん たも屋 春野店』 → 『四万十へ、新風追いかけて』 → 『UDON KUA'AINA (うどん・クアアイナ)』→ 『西の西、足摺岬へ』 → 『道の駅 めじかの里・土佐清水』 → 「足摺海洋館」 → 『竜串海岸』 →『グッバイ!土佐清水!』 → 『いろりや 肉醤油うどん & 力豚のカレーうどん』 → 『番外編』 高知県民でありながら、「ご自由にお取りください」という状態になっていた土佐清水市の観光パンフレットを、わざわざ貰ったのには理由があった。 元々、新店「ク ...

道の駅 めじかの里・土佐清水

2012!春の四万十ぶらり旅!『手打ちうどん たも屋 春野店』 → 『四万十へ、新風追いかけて』 → 『UDON KUA'AINA (うどん・クアアイナ)』→ 『西の西、足摺岬へ』 → 「道の駅 めじかの里・土佐清水」 → 『足摺海洋館』 → 『竜串海岸』 →『グッバイ!土佐清水!』 → 『いろりや 肉醤油うどん & 力豚のカレーうどん』 → 『番外編』 「足摺サニーロード」・・・。 道路標識に書かれた道の名称が目に入ったとき、フッと私の中にあった幼少の記憶が蘇ってきた。 <この道を、昔・・・オカンが運転 ...

西の西、足摺岬へ

2012!春の四万十ぶらり旅!『手打ちうどん たも屋 春野店』 → 『四万十へ、新風追いかけて』 → 『UDON KUA'AINA (うどん・クアアイナ)』→ 「西の西、足摺岬へ」 → 『道の駅 めじかの里・土佐清水』 → 『足摺海洋館』 → 『竜串海岸』 →『グッバイ!土佐清水!』 → 『いろりや 肉醤油うどん & 力豚のカレーうどん』 → 『番外編』 クアアイナを出た私は、クアアイナのすぐ北東辺りに位置する四万十川沿いに車をとめて、ウグイスなどの野鳥の鳴き声に耳を澄ませていた。 日常、私も田舎で農業を ...

UDON KUA'AINA (うどん・クアアイナ)

2012!春の四万十ぶらり旅! 『手打ちうどん たも屋 春野店』 → 『四万十へ、新風追いかけて』 → 「UDON KUA'AINA (うどん・クアアイナ)」 → 『西の西、足摺岬へ』 → 『道の駅 めじかの里・土佐清水』 → 『足摺海洋館』 → 『竜串海岸』 → 『グッバイ!土佐清水!』 → 『いろりや 肉醤油うどん & 力豚のカレーうどん』 → 『番外編』 <やっと辿り着いた・・・クアアイナ・・・!> 開店勝負は失敗した。 道に迷ったことが最大の要因だった。 11時の開店には間に合わず、 結局、11時 ...

四万十へ、新風追いかけて

2012!春の四万十ぶらり旅!『手打ちうどん たも屋 春野店』 → 「四万十へ、新風追いかけて」→ 『UDON KUA'AINA (うどん・クアアイナ)』→ 『西の西、足摺岬へ』 → 『道の駅 めじかの里・土佐清水』 → 『足摺海洋館』 → 『竜串海岸』 →『グッバイ!土佐清水!』 → 『いろりや 肉醤油うどん & 力豚のカレーうどん』 → 『番外編』 四万十市を目指す過程で、高速道路は一切使わなかった。 使ったとしても、高知県西部の高速道路は中土佐町までしか延びていないため、短縮できる時間が僅かである、 ...

手打ちうどん たも屋 春野店

2012!春の四万十ぶらり旅!「手打ちうどん たも屋 春野店」 → 『四万十へ、新風追いかけて』 → 『UDON KUA'AINA (うどん・クアアイナ)』→ 『西の西、足摺岬へ』 → 『道の駅 めじかの里・土佐清水』 → 『足摺海洋館』 → 『竜串海岸』 →『グッバイ!土佐清水!』 → 『いろりや 肉醤油うどん & 力豚のカレーうどん』 → 『番外編』 うどん屋からうどん屋へ。長く様々なうどんを食べ歩いていると、ますますわからなくなってくる。 なにが私をうどん屋へと向かわせているのか。 美味しいうどんに ...

うどん処 大名庵 後編/大名うどん

『前編を読む』 テーブルの配置がどうであったか、ほとんど忘れていた大名庵の店内の壁に沿って設けられたカウンター席に、私は一人でポツンと座ってメニューを眺める。 目当てのシャモ肉が入ったうどんは、「大名シャモ鍋うどん」という名だと、事前にネットで調べて知っていて、合致するメニュー名を探したが、そのようなものは無かった。 念のため、店内の壁を360度すべて見渡して、「大名シャモ鍋うどん」に関する張り紙が無いかも確認したが、やはり無い。 かなりの欲求を持ってして、それを食べに来たわけだから、この局面をどうしたも ...

うどん処 大名庵 前編/豪雨のシャモ

凄まじい豪雨だった。車を運転していても、天から叩きつける水のしぶきで前が見えないほどだった。 それでも私は行きたかった。うどんを食べに行きたかった。 晴れて畑の土が乾いた日には、自分が生きるために、絶対に生姜の定植をしなければならなかった4月の上旬。 私には畑が乾いていない日、もしくは雨の日しかなかったのである。 うどんを食べに行ける日が。 南国市を貫く国道55号線の車道脇には、"池"と言えなくも無いほどの大きな水溜りが出来ていて、それに乗ってしまわないように注意しながら西進した。 「サニーアクシス」とい ...

鍋焼きラーメン千秋(高知駅裏)

鍋焼きラーメン「千秋」高知駅近くで須崎名物ご当地グルメを食べる!

現在、全国区であるかどうかまでは知るところではない。 少なくとも私が幼少の頃には、高知に住んでいても、あまり聞くことが無かったように思うそれは、 今や高知でも五指に入る"ご当地グルメ"となった。 それが高知県須崎市の「鍋焼きラーメン」である。 けれども、私は「麺が好きだ」とは言っても、 元来"ラーメン派"ではなく、完全なる"うどん派"であり、 よく冷えたビールのように、わりとクールな一面を持ち合わせていて、 鍋焼きラーメンについても、 アサヒスーパーなんとかみたいに、ドライな一面を見せていた。 <鍋焼きラ ...

ああ、憧れの甲子園 鷲の章 完結編/六甲おろせず

『前編を読む』 『後編を読む』 初めて甲子園を肉眼で見たときから、甲子園は何かに似ている気がしていたが、それが何であるか、どうしても連想が辿り着かなかった。 けれども今回で三度、生の甲子園を見て、"何か"が何であるかの答えを、ようやく私は導き出した。 わかったのだ。 前回の外野席から見ても、今回のアルプス席から見ても、どこからどう見ても、どのような角度から見ても、甲子園の形状は、"うどんのドンブリ"なのである。 ただひとつ違うのは、入っているのが「麺」ではなく「観客」だということだ。 伝説の"星野フィーバ ...

ああ、憧れの甲子園 鷲の章 後編/球児のうどん

前編はコチラっ・・・!『ああ、憧れの甲子園 鷲の章 前編/聖地への再訪』 有名人も見て、マスコットキャラクターたちも見て、"竜一"として絶対にやらなければならなかったこともやった私は、こうてん氏と共に甲子園球場の入口を目指した。 3度目で大体は把握したのだけれど、球場の入口は購入した座席の位置によって異なるようだ。 自分たちは1塁側アルプススタンドで観戦することになっていたから、"1塁側アルプススタンドにはここから入りなさい"とされている入口に向けて歩いた。 1塁側のアルプススタンドとは、内野席と外野席の ...

ああ、憧れの甲子園 鷲の章 前編/聖地への再訪

高知を経ったのは午前中だった。圧倒的な速度で高速道路をひた走るバス。 行き先は兵庫県。「阪神甲子園球場」 今年もまたプロ野球のシーズンが始まったのだ。「中日ドラゴンズ」の大ファンである私は、当然今年も「阪神タイガース」の応援をしに行く。 昨年は二度「甲子園」を目指し、一度目は球場内に入って生ビールまで飲みながら、雨天中止。 長靴を履けば試合は出来ていたはずだし、気合と根性さえあればやれたはずである。それにも関わらずの中止で、今思い出してもまったく納得がいかない。 二度目は、定期的に行われている「甲子園ツア ...

手打ちうどん たも屋 南国店 朝たも

職場が山の中だから、「お昼にちょっとうどんでも・・・」と町まで食べに走っていたら仕事にならないから、当然、うどんを食べに行くのは、いつも仕事を休んだ日である。 丸一日休みでなくても、例えば、昼から雨が降って「午後から休もうか」となった日にも行ったりはする。 でも逆に、朝起きて雨が降っているけれども、昼からは止みそうだから、「午後からは働かないとなぁ」という日に、うどんを食べに行くことは、なかなか出来ない。 高知には朝から開いているうどん屋さんが少ないからだ。 多くのうどん屋さんの開店時間は、申し合わせたよ ...

手づくりイタリアンジェラート専門店 ドルチェかがみ ~6周年に再来~

とにかく東へ走ったあと、とにかく西へ走った。 よもやの激闘となった室戸の「十兵衛」そこで出逢った「ジャンボ十兵衛」なる琵琶湖。 やたらと大きなドンブリにナミナミと注がれた"かけ出汁"による、リッター単位の攻撃で、私の体重は確実に2キロは増えていた。 増した2キロが愛車である「ポルシェ」の燃費にどう影響するかが、ガソリン代が無いので大変に気がかりだったけれど、<気合でナントカなるだろう>というわけで、元来た道を帰る。 途中、立ち寄った芸西村の「琴ヶ浜かっぱ市」しかし愛しの「かっぱバーガー」は売り切れ。 仕方 ...