行きたくても、なかなか行けない店があった。 その店は、「探す気でいないと通り過ぎてしまう」と聞いた。 それだけ難解な場所にあると言うのだ。 <ククク・・・そういう店ほど面白い・・・! 生姜の収穫前・・・ポッカリと空いた雨の休日・・・! 今こそ行こう・・・!未知なる麺線に夢を見にっ・・・!> 雨の中を一路、北上。 大豊町方面を目指す。 ウォータースクリーンの中を突き抜け、 デカ盛りの聖地、『ひばり食堂』前を通過。 暫く進んで、フッと窓越し、 右横を見て、叫んだ。 「あぁっ・・・! アレや・・・あった・・・! ...